いよいよ緊急事態宣言の全国的な解除があと一週間程となり、気は緩めてはいけないものの、ビジネス再起動に向けた動きが活発化しています。そうした中で、外資系大手ホテル系列の新規開業と営業再開をまとめてみました。
緊急事態宣言の全国的解除は3月7日か
首都圏以外の府県は3月1日から宣言が解除されますが、関心点は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)が3月7日に解除されるかという点であります。
東京都の動きを見ると都立公園での規制強化をしているのを見ると、やはりオリンピックを開催するために感染者を何が何でも撲滅するようにも感じます。
そうした中では延長も考えられますが、経済的な側面での圧力も高まり、努力した結果として解除は予定通りするのかもしれません。
衛星放送ネタが長引くことの関係がどう触れるかわかりませんが、解除するにしても、延長するにしても説明は必要でしょう。
解除しても気を引き締めることを国民にお願いは必要であり、逆に延長の場合はどうして延長が必要かを説明する必要はあり、7日はターニングポイントと言えます。
新規開業のホテル
新規開業(一部はリブランドによる新装開店)についてまとめてみました。
マリオット系
W 大阪
3月16日チェックイン分から予約可能となっており、会員プロモーションレートは税サ込み97,750円/泊で、残りわずかとなっていました。
外資系ホテルでは2021年で一番の鳴り物入りのホテルであり、海外では滞在したことがあるWホテルがついに日本に上陸と言ったところです。
Wブランドできたての頃、ニューヨークやシカゴに滞在したのですが、狭く、素っ気なく感じたのですが、競合とともに洗練されて、現在は一泊でスマートフォンが一台買えてしまうようなレートとなっています。
アロフト大阪堂島
こちらはまだ1か月以上あるのか、4月30日チェックインでもレートは出てきませんが、4月開業予定とのことです。
銀座に対抗の堂島なのか不明ですが、レートは大阪らしく安くしてほしいころです。
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光
3月22日チェックイン分から予約可能となっており、オープニング記念キャンペーンレートは税サ込み14,520円/泊となっていました。
場所的には日光東照宮は遠くなく、近くには日帰り温泉もある場所であります。日光駅からは2.5km程であり、タクシーが必要となりそうです。栃木の他のフェアフィールドと比較すると車使わない派にも重宝かもしれません。
フェアフィールド・バイ・マリオット三重おおだい
3月8日チェックイン分から予約可能であり、会員価格は税サ込み9,801円/泊となっていました。
三重県としてはマリオット系列2店目であります。いずれもフェアフィールドブランドとなります。
場所は紀勢本線の三瀬谷駅が最寄りとなります。1日4本の特急ワイドビュー南紀は全列車停車となっています。特急では名古屋から2時間かからない場所でもあります。 www.marriott.co.jp
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ
3月12日チェックイン分から予約可能であり、会員価格は税サ込み14,157円/泊となっていました。
道の駅 お茶の京都みなみやましろ村に隣接しており、関西本線の月ケ瀬口駅が最寄りとなります。
京都というと市内より北をイメージしてしまいますが、奈良市や伊賀市の方が近い場所でもあります。個人的にはちょっとそそられる場所でもあります。
ハイアット系
ハイアット リージェンシー 東京ベイ
こちらはもともとハイアットプレイス東京ベイとして千葉県浦安市にオープンしたのですが、わずかの間にリブランドしてハイアット リージェンシー東京ベイとなります。
フルサービスのホテルブランドであるハイアット リージェンシーであるので、サービスがどうなるか気になるところですが、ディズニー需要がやはりメインなのでしょうか。
営業再開
マリオット系
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
銀座3並びホテルの一つであり、同じ東武グループのACホテルにゆだねる形で休業していましたが、3月1日チェックイン分から予約が可能であります。
ACホテルとアロフトと比較するとクラシカルな感じはありますが、バスタブはあり、部屋の広さもあります。
フルサービスのホテルとしては問題ないので、レートを考えると逆に穴場なのかもしれません。
ハイアット系
ハイアット セントリック 銀座
同ホテルは緊急事態宣言直後に休業していましたが、3月1日より再開するとのことです。
パークハイアットやアンダーズよりもレート的には魅力であり、グローバリスト修行に活用したかったのですが、期限かなわずとなってしまいました。セントリックのエスプリを感じてみたいホテルであります。
ハイアットリージエンシー箱根リゾート&スパ
こちらも3月1日からの再開であります。こちらも温泉があり、是非行きたいところであり、夏場は大雨の影響が結構あり、冬場の寒い時期に温泉に浸かりたいと思っていたのですが、来年までお預けのようです。
IHGにしても箱根は高いため、ポイントでどこまで攻められるか考えてしまいます。
ハイアット リージェンシー 京都
ハイアット リージェンシーでありますが、カテゴリーは高めの京都も3月1日からの再開であります。どんどん高額化する京都のホテルの中では場所もありますが、落ち着けるレートかもしれません。
パークハイアット京都
こちらも3月1日のチェックイン分から予約が可能であります。レートはパークハイアット東京とアンダーズ東京を合算したようなレートであり、極上のおもてなしが受けられることでしょう。
いつかは滞在してみたいですが、最後に取っておきたいと思うくらいであります。
まとめ
マリオット系列の日本進出が今年も勢いが止まらずといったところであり、これから日本人が動き出すタイミングに合わせて開業をどんどん投入している感があります。
マリオットは全国の緊急事態宣言が明けるタイミングで開業するところが多いのが特徴的と言えます。
一方で、ハイアットは緊急事態宣言に合わせて休業したホテルが多く、関西圏の宣言解除に合わせて全国(北海道は除く)の休業していたホテルを再開させるようであり、休業は相当厳しかったのかもしれません。
ワクチンができるまではこれまでの防御態勢は緩めずにホテルライフを楽しむのがベストと言えます。 お初なステイも楽しそうです。