誰もが行きたい。ホノルルでありますが、意外とホノルル発券が興味深いのでまとめてみました。
ホノルル発券シンガポール・プレミアムエコノミー片道
ホノルルからシンガポールに行くとなれば、東京を次の目的地にするのが合理的ではありますが、敢えてサンフランシスコ経由とすると、マイル数が飛躍的に稼げると言うことになります。
しかも、米国内線であるUA便はまさかのエコノミーBクラスであるため、プレミアムエコノミー区間のよりも積算率が良くなります。
どうせ、日本に戻る際に、陰性証明が必要であれば、アメリカ内をぐるぐる回ってマイルとプレミアムポイントとライフタイムマイルを遠回りして稼いだ方がいいと言う算段であります。
ある意味、獲得したマイルでPCR検査費用を補填するとも言えます。
今回はHNLからSFOを経由してHNDまでが、ピュアなユナイテッド便であります。ユナイテッドのプレミアムエコノミーは最近、定義化されているため、結構快適かもしれません。
そして、東京からシンガポールまではANAであります。そのため、路線倍率が効くのも良いところであります。
ちなみに、ビジネスクラスへのUGはクラス的にはホノルル=サンフランシスコ間がBクラスのみであり、対象と言う望まないアップグレードであります。
太平洋区間は最初で最後のユナイテッドのプレミアムエコノミー経験となるかもしれません。
機材はユナイテッド区間がB777であり、ANA区間がB787となります。
アジア区間はダイヤモンド会員であれば2倍のアップグレードポイントを活用してもいいですし、プレミアムポイントに資することがないので敢えて、Bid My Priceと言う手もありそうです。
運賃・予約クラス、プレミアムポイント
運賃は下記のとおりです。
運賃 134,090円
税及び、サービス料が低いのはオイルが採れるUSのユナイテッド主体だからでしょうか。単純なHND-SINよりも安く感じてしまいます。
プレミアムポイントは下記のとおりです。
HNL-SFO Bクラス(100%+400PP) 2,799PP
SFO-HND Rクラス(70%) 3,612PP
HND-SIN Nクラス(70%+400PP) 3,877PP
合計 10,288PP
プレミアムポイント単価は13.03円/PPと片道としてはなかなか良い単価と言えます。ちなみに、ライフタイムマイルは10,847LTマイルであり、国内線では実現できないほどの万単位が一気に積算します。もっとも、青タグ狙い向けではありますが。
最後に
今回のルートは人生にも似ており、短絡的なルートを選択するよりも時間はかかるものの、遠回りの方が得られるものが多い旅程であります。
時間がないと時短やショートカットと考えてしまいますが、遠回りや経由便の意味は何か考えると色々と見えてくるものがあります。
今回はホノルルからシンガポールに行くのに一度逆方向の東に向かってから北上してなんかと言うルートでありまずが、人流の大動脈に沿うからこそ、単価が抑えられているとも言えます。
短絡よりも遠回りに蜜があるのがマイル修行であり、蜜に対する感度を高めることが持続可能なマイル修行には必要と言えます。