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【ラウンジレポート】羽田空港 ANA SUITE LOUNGE(国内線)

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ラウンジ

羽田空港第二ターミナルにあるANAの国内線のフラッグシップラウンジであるANA SUITE LOUNGEを利用しましたので、お伝えします。

基本情報

オープン時間

5:15~最終便出発まで

サービス内容

シャワーブース(3ブース)/ファックス/コピー機/ブロードバンド無線LANサービス/プリントサービス/携帯電話充電サービス/トイレ/マッサージチェア/喫煙スペース

ラウンジ入室基準

ANA「ダイヤモンドサービス会員」および同行者1名

ANAミリオンマイラープログラム「Lounge Access Card」保持者および同行者1名

2人目以降の同行者については、一人あたり2,000マイルまたはアップグレードポイント2ポイント(ダイヤ会員のみ)にて4人目まで利用可能

ANA SUITE LOUNGEご利用券

場所

第2ターミナル 本館南側4階

搭乗口では62番、63番が最も近いです。50番台や66~73番ゲートは遠いので、早めに機内に行きたい場合は、ラウンジ内のアナウンスされる搭乗案内よりも早く、ゲートに向かった方がよいです。

下記の地図の通りです (ANAホームページより) 

地図

毒吐レポート

羽田空港は昇りっぱなし

suite lounge入口

羽田空港第二ターミナルへアクセスは公共交通機関で行く場合、モノレールか京急線かリムジンバスが代表的でありますが、飛行機に搭乗するまで昇りっぱなしです。例えば、浜松町駅でモノレールに乗り換えの場合、山手線/京浜東北線のホームから階段またはエスカレーターで昇り、乗り換え改札通過後、モノレールホームまで昇ります。モノレールで羽田空港第二ターミナル到着後、改札口までまた昇り、出発階までエスカレーターまたはエレベータで昇ります。手荷物検査を通過後、沖止めに向かうフライト用のバスラウンジへ行く以外はフロアを降りることなく、全国各地まで行くこととなります。こうした中で、ANAラウンジはさらに昇ります。ANA LOUNGEに行く場合にはエスカレーターまたはエレベータで1フロア昇り、エスカレーターの場合、ANA SUITE LOUNGEはさらにもう1フロア昇ります。

SUITE CHECK IN

suite checkin

ダイヤモンド会員がアクセスできる入口で特別感があります。扉をあけるとSKIP利用の場合はそのまま手荷物検査を受けてラウンジに向かいます。国際線発券の国内線利用の場合などは、カウンターに行き搭乗券を発券してもらったり、アップグレード申請したりします。 

ラウンジ全景

ラウンジ全景

国内線フラッグシップラウンジだけあり、広さは国内随一です。国際線のSUITE LOUNGEと比較しても一番大きいと思います。

デザイン

パーク

ラウンジは大きく3つに分かれています。北側から植栽で囲まれた区画、ワークデスクや複合機がある区画、そして、ソファ主体でかつテーブルとチェアで複数人が寛げる区画におおむね分かれています。 

ファシリティ

デスク席

デスク席

窓側で滑走路を望むデスクスペースがあります。各デスクスペースにはコンセントとデスクライトがついています。結構利用率が高く、日中行くと利用できないケースもあります。今回は土曜日早朝であったため、誰も利用していません。 

電源・Wi-Fi

電源はソファおよびカウンターデスク一席ごとに1つ設置されているため、電源のある席を探す必要はありません。Wi-Fiについては、各地にあるANAラウンジと共通で接続先名「ana」を選択すれば、パスワードは不要で接続し、同意画面にて内容に同意の上、接続できます。回線品質はとても快適です。

複合機

複合機

FAXも利用できます。ここからですとデルタ航空のニッポン500マイルボーナス申請が最速でできるかもしれません。

マッサージチェア

マッサージチェア

ラウンジの南端に設置されています。日中は結構利用している人がおり、待たされることもあります。 

新聞・雑誌

新聞・雑誌

各紙が取り揃えられています。このほか、WiFiを接続するとデジタルコンテンツが利用できるサイトにアクセスできるため、そちらからも雑誌などが楽しめます。当ラウンジを利用する人はITスキルが高いのか新しいものが好きなのかわかりませんが、タブレットを利用している人が多く、紙の媒体の利用は少ないようです。 

トイレ

トイレについてはラウンジ内にあります。ウォッシュレットは日本式のタイプで、マッサージ機能付きです。トイレはゆったりしたつくりとなっており、ANA特製のアロマの香りがします。また、清掃も頻繁に実施されており、いつ行っても清潔と言うイメージがあります。

シャワールーム

シャワールーム

国内線のラウンジとしてはANAでは唯一シャワールームがあります。日本国内線でシャワールームがあるラウンジは結構珍しいと思います。普段はあまり利用しませんが、今回は利用してみました。

呼び出し器
鍵

土曜日早朝から誰もシャワーなど利用する人はいないかと思い受付カウンターに行くと、いきなり、利用待ちとなり、バイブの呼び出し器を渡されます。結構待たされ30分後ぐらいに利用できました。そして、カギを渡されます。シャワールーム番号の記載されたタブに飛行機マークが記載されているのはなかなかです。

シャワー通路
シャワー扉

シャワールームはいきなり、シャワールームがあるわけでなく、一つ扉を超えた後に3室シャワールームがあります。シャワーの音がラウンジ内に漏れるのを防止している配慮なのかわかりませんが、どんどん奥に行くワクワク感があります。

ルーム全景
シャワーヘッド

シャワールームは3室あり、それぞれ解錠して入ります。室内は思いのほか豪華なつくりとなっています。大理石尽くしではありませんが、浴室向けの素材としては高級材を利用しているようで、日系の高級ホテルのような感じがします。シャワーはホースタイプとレインフォールタイプがついており、マッサージ機能もあります。

アメニティ
資生堂

アメニティについても十分すぎるぐらいです。日本らしくメーカーは資生堂です。ドライヤーもパナソニック製でナノイー付きです。また、ダイソン製と思われる扇風機つき空気清浄機もついており、シャワー後に暑い場合は涼めます。 

ダイソン
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食事

おにぎり
パン

国内線はフライト時間も短く、全国各地到着してからうまいものも多いので、ラウンジでガッツリ食べる需要がないのか、スナックやお菓子が主体ですが、SUITE LOUNGEではおにぎりやみそ汁もあります。洋食派にはパンとスープ(ミネストローネなど)もあります。肉や野菜の惣菜系はありません。 

ANA SUITE LOUNGEは、新千歳、羽田、伊丹、那覇の4か所にありますが、各ラウンジでしか提供していないスイーツがあり、羽田の場合は、クリスピー・クリーム・ドーナツのオリジナルグレーズドが提供されています。年齢のせいか2つも食べると胸焼けしてしまいますが、ついついあるとたくさん食べてしまいます。 

ドリンク

青汁

ソフトドリンクでは、ファミレスのドリンクバーのようなマシーンがあるほか、青汁もあります。

エビス
プレミアムモルツ

アルコールでは、プレミアムモルツとエビスのビールサーバーがあるほか、ワインや日本酒、ウィスキーもあります。

ワイン

白ワインについては、以前はワインクーラーに入れてありましたが、現在は冷蔵庫に入っています。個人的には冷たいのが好きなので、現在の方が良いです。

スタッフの対応

国内線のフラッグシップラウンジだけあり、スタッフも多く、対応も随一です。国内線だとあまり利用することはありませんが、空席待ちや搭乗便変更などの対応をしてくれるカウンターの対応もスムーズです。 

食レポ

ワイン

シャワーを浴びたあともあり、冷たい白ワインを早朝からいただきました。結構、酔いが回り、この後の搭乗記など写真がブレブレになってしまいました。 

勝手に星評価

今回も独断と偏見で勝手に星評価をしてみたいと思います。

設備の充実度

★★★★★★★★★★

清潔度

★★★★★★★★★★

広さ・寛ぎ度

★★★★★★★★★☆

ラウンジ内の雰囲気

★★★★★★★★★☆

係員の対応

★★★★★★★★★★

フードの充実度

★★★★★★★★☆☆

ドリンクの充実度

★★★★★★★★★☆

独自性

★★★★★★★★★☆

国内線ラウンジということで食事の面では星少なめですが、それ以外は十分な設備と言えます。清潔さは随一で日本らしくてとても良いと思います。100点評価では92点です。

最後に

羽田空港は世界的に見ても多くの乗客が出発する空港でかなり混雑しますが、そんな空港で静かな時間を過ごせる場所であり、ダイヤモンド会員であり、良かったと感じる場所でもあります。これから東京オリンピックに向けて外国人も日本国内を巡る機会がさらに増加し、第二ターミナルの改装などもあり、今後このラウンジがどのように変化していくか楽しみです。 

デコレーション


 

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