佐賀県佐賀市にあるホテル「GARDEN TERRACE SAGA HOTEL & MARITOPIA(ガーデンテラス佐賀 ホテル&マリトピア)」に滞在しましたので、お伝えします。
アクセス
最寄りの鉄道駅はJR鍋島駅であり、そこから徒歩10分はかかります。鍋島駅は佐賀駅から長崎方面一駅目の駅であります。
10分も歩けない場合は佐賀駅に隣接する佐賀バスステーションから佐賀市営バスが出ています。58系統 中折・クレオパーク鍋島行きに乗り、新栄小前で下車し、100mのところにあります。所要は15分弱です。佐賀市営バスは交通系ICカードが利用できます。
ちなみに佐賀駅から歩くと30分はかかります。
同ホテルはホテル棟とレストランやバンケットホールのあるホール棟と別れています。バス停のある新栄通りに面しているのがホール棟であり、ホテルへはその中を抜けていきます。
人が渡れる橋を渡るとホテルが見えてきます。
直角三角形の独特な外観であります。ホテル棟の一階はフロントと会議室とラウンジがあり、コンパクトな設計となっています。
チェックインとチェックアウトは着席して行うタイプとなっています。
エレベーターホールや廊下は独特なデザインとなっています。夢に出てくるような無限に続く城のようです。
宿泊記
ルーム全景
今回はスタンダードツインに宿泊します。デラックスだともう少し横幅が広いのですが、一人利用だとこれぐらいで十分です。全体の印象としてはコートヤード的な印象を受けます。
振り返るとエントランスであり、目の前に大きなミラーがあります。そして、反対にはクローゼットがあります。部屋全体としてはウッディーな感じでありますが、和にも洋にも、自然風にも寄っておらず、個人的には丁度良い感じでした。
室内アメニティ
テレビは木製のスライドドアの中にあります。テレビを見ない人も多いので、閉じておくとまた別な雰囲気もあります。テレビ自体はソニーブラビアとホテルではあまり見かけない機種であります。
BOSEのサウンドシステムがあります。接続はBluetoothのようであります。ベッドサイドのコンソールはシンプルですが、コンセントとUSBポートがきちんと備えられています。
デスクは小学校の机プラスアルファと言ったところであり、パソコンを置いて作業するには机の上のものを横の棚に置く必要があります。椅子も背もたれが低く、長時間の作業というわけにはいきません。
机にもコンセントとUSBポートがあります。Wi-Fiは結構快適でした。
お土産の案内もあります。嬉野茶と肥前びーどろが惹かれるところであります。
茶器やグラスもオリジナリティーがあります。コーヒーメーカーとポットもあります。
冷蔵庫は小ぶりですが、かなり冷えます。そして、ミニバーが完備されています。ソフトドリンクは無料でアルコールは有料でした。
セーフティーボックス、スリッパもそろっています。大手系列のホテルと同等かそれ以上です。
ナイトウエアとしてはパジャマとガウンがあります。
テラスと景色
小さいですが、ウッドデッキのテラスもあります。テーブルとイスとキャンドル入れがあります。
窓からの景色はプールのようなライトアップされたウォーターガーデンが見えます。低層階でも景色を楽しむことができる演出が施されています。
お風呂まわり
続いて、水回りです。洗面はシンプルですが、高品質を醸し出しています。グラスはガラス製でした。
バスルームはバスタブ付きであり、割と深めなバスタブでした。バスルームはセパレートされていますが、バスタブには念のためか、オーバーフローがついていました。
バスアメニティについては一通り揃っています。ボディタオルもあります。
トイレについてはトイレ用のボールがついており、シルバーのリモコン付きのシャワートイレでした。この辺りもハイアットリージェンシーなどと変わらないくらいです。
クラブラウンジ
ホテル棟一階のフロント後方にはクラブラウンジがあります。宿泊者は利用でき、チェックインの際に案内がありました。ただし、座席は予約制でありますが、テラス席の利用はアポなしでも良いとのことでした。
入口の花がきれいでした。終了近くに行ったためか、座席は空いており、特に何も言われることなく過ごせました。
それほど広くありませんが写真右側の扉の向こうで片づけるような音がしていたので、ピークには拡張しているのかもしれません。
食べ物はスナックとチーズ等に限られていました。終わり近くに行った影響かもしれません。ドリンクについてはワイン、ウィスキー、日本酒のほか、ビールもあり、飲むものには困りませんでした。
屋内の座席だけではなく、テラス席もあります。ウォーターガーデンに面したソファ席もあります。真夏は虫と暑さが気になることが想定されます。
赤ワインとスナックです。クローズ間際だとちょっと落ち着きません。
朝食
朝食付きのコースの場合、チェックインの際に洋食か和食かを選択し、さらにメインの品を選択します。チェックイン時間が20時を過ぎると朝食を利用できない旨のメールが届き、20時ちょっと過ぎにホテルに着いたのですが、何とか予約することができました。
会場はホール棟1階の中華レストランのシャンリーとなります。
内部は高級中華であり、円卓がカーテンと簾で仕切られています。
ドリンクはソフトドリンクとアルコールがあり、朝からスパークリングワインをいただいてしまいました。この日はのべつ幕無しのお酒の日となってしまいました。
最初はポトフから始まり、メインコースは鮭とアボカドのガレット(鮭とアボカドは前夜に選択)となります。何度オーダーしても良いアラカルトにはミニステーキ、カレーライス、パンケーキなどがあり、ミニステーキを頼んでみると本当にミニでした。。。
最後は佐賀ミルン牧場のヨーグルトで〆となります。
最後に
佐賀市内で宿となると佐賀駅近くか、ちょっと離れた温泉でありますが、ガーデンテラス佐賀 ホテル&マリトピアは新しいだけでなく、設備も充実しており、ラウンジも利用できるため、大手系列のホテルに滞在したような雰囲気を味わえます。三角形の建物は印象的であり、一度行くと記憶に残ると思います。
立地は中心部からは少し離れていますが、鉄道+徒歩またはバスでのアクセスも可能であります。
これで佐賀県でも宿泊したこととなり、残り3県に泊まれば全国宿泊制覇となりました。