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ファーストクラス片道37,500マイル特典も。Virgin Atlantic「フライング・クラブ」

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VS

Virgin Atlanticホームページより

先日、海外でアメックスのMembership Rewards PointsをVirgin Atlantic航空のマイレージプログラムへのマイルの移行を30%増量しているキャンペーンを目にして、同社のマイレージプログラム「フライング・クラブ」を調べてみました。

フライング・クラブ概要

フライング・クラブ

Virgin Atlanticホームページより

概要

フライング・クラブはイギリスに本拠地を置く、航空会社の「Virgin Atlantic」のマイレージプログラムです。「Virgin Atlantic」は2015年2月1日までに成田に就航していましたが、諸事情により撤退しています。

「Virgin Atlantic」は航空会社連合加盟していないため、マイレージの提携は航空連合加盟にとらわれず、デルタやANA、シンガポール航空、ハワイアン航空、ジェットエアウェイズなど様々です。ただし、マイルを加算するだけのエアラインもあれば、加算も利用できる航空会社に分かれるので注意が必要です。 

マイルの購入も可能

バイマイル

Virgin Atlanticホームページより

1,000マイルを15ポンド(日本円約2,235円)で買うことができます。1回の購入の際に手数料15ポンド(日本円約2,235円)が必要となりますので、まとめて購入した方がお得です。また、年間で購入できる上限は10万マイル(約23万円必要)です。

また、キャンペーンを実施しているようで、10月末までボーナスマイルがつくようです。 後述しますが、ビジネスやファーストクラスであれば、バイマイルで購入した方が有償で購入するより安そうです。(特典チケット枠に空席がある事が前提ですが)

フライト以外でのマイル加算

クレジットカード

クレジットカードではアメリカンエキスプレスのMembership Rewards Pointsをマイルに移行が可能です。ゴールドやプラチナカードの比率は、メンバーシップリワードプラス(年会費がしますが、交換比率がアップするオプションサービス)を利用してAMEXポイント1,250ポイントに対して1,000マイルとなっています。

SPG

スターポイント対フライング・クラブの比率は1:1であり、1度に2万ポイントを移行する際、ボーナスポイント5千ポイントが付与されます。

エア・チャイナのファーストクラス片道が37,500マイル

エアチャイナ特典

Virgin Atlanticホームページより

エア・チャイナの北京=ロンドン線のみですが、フライング・クラブの特典では、ビジネスクラスが往復63,000マイル、ファーストクラスが75,000マイルです。片道の場合は、その半分となるため、ファーストクラス片道は37,500で引き換えが可能です。エア・チャイナというとプレミアムポイント加算するというイメージが強いですが、このマイル数であれば、片道利用というのも検討に値します。 

ANA以外は片道での予約も可能

ANAは往復しか予約できませんが、他の航空会社では、片道で特典航空券を予約できるエアラインもあり、ヨーロッパまでビジネス片道で行き、帰りはヨーロッパや中東発券のお得でアップグレード可能なエコノミーチケットを購入し、ビジネスクラスへアップグレードするということも可能です。

片道の場合、チャートの半分のマイル数が必要となります。片道で特典利用が可能なスターアライアンス加盟のエアラインは以下の通りです。

シンガポール航空

エア・ニュージーランド

エア・チャイナ(ロンドン=北京線のみ)

南アフリカ航空

ANA便特典

必要マイル数

フライングクラブ特典

Virgin Atlanticホームページより

年末年始やゴールデンウイーク、お盆と言ったシーズン設定はありません。単純にマイル数で比較するとファースト以外はメリットはありませんが、海外で実施しているような30%移行ボーナスキャンペーンを適用すると北米・欧州のビジネス・ファーストクラスがお得になります。こうしたキャンペーンがもし到来したらチャンスとも言えます。

また、ANA自社マイレージ上級会員を優遇しているので、人気路線は厳しいと言えます。逆に、あまり人気のない路線が狙い目といえます。

AMC特典チャート

ANA 特典チャート(ANAホームページより)

空席があるかどうかは、有料の予約クラス別の検索ができるサイトやANAのサイトで特典チケットの空き状況を確認してから、ポイントをマイルに移行して、予約した方がいいかもしれません。日本国内線についても、往復の設定となっており、片道で利用できるANAマイレージクラブの方がメリットであると言えます。 

2日前まで予約可能

同社ホームページには以下のように記載があります。

Bookings must be made at least 48hrs before departure. Miles must be redeemed from one account.「48時間前まで予約が必要。マイルは同一アカウントから使用しなければなりません。」

ホームページ記載内容が最新のものであれば、ANAマイレージクラブで予約するよりも直前まで予約可能であり、思い立ってどこかに行きたい場合はメリットがあります。ANAのシステム改修前からの記載であれば、ANA同様、出発時間の96時間前ということになります。 

予約はコールセンター(英語)のみ

2015年2月1日に日本線が撤退してから日本支社も廃止となり、日本語のコールセンターも廃止となっています。現時点では、Virgin Atlantic便以外はコールセンターで対応のようですので、英語で対応が必要です。人によっては難易度が高くなります。 

最後に

日本でも海外でのキャンペーンがあれば、ANA便のビジネス・ファーストの特典のメリットはあると言えますが、現時点ではあまりないようです。しかしながら、スターアライアンス便を片道で利用できる特典もあり、日本への復路を海外発券と組み合わせれば、マイルを利用しながらプレミアムポイントをためることも可能です。

ファーストクラス

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