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羽田発着枠2020 フィンエアーは旅行通により選ばれる存在になるかも

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羽田空港の国際線の2020年夏ダイヤの発着枠が徐々に判明し、サプライズや成田からの移管など、かなり話題性があります。そうした中で、ワンワールド加盟でどちらかというとマイナーなフィンエアーのメリットを考えてみました。

 フィンエアーの動き

フィンエアーでは日本国内での就航について、以前よりも活発化しており、それにまとめてみました。

羽田発着枠確保しつつ、成田は維持

フィンエアーは現在、成田とヘルシンキ間を毎日1往復しています。これに加えて2020年夏ダイヤ(2019年3月末から)からは羽田とヘルシンキを結ぶ路線を就航させます。多くの航空会社が羽田新規就航と言いつつ、成田を撤退させるのとは違い、成田も維持すると言うことです。 

ヘルシンキ

ヘルシンキはフィンランドの首都であり、個人的には大好きなサウナ大国であります。ヘルシンキのホテルに泊まればサウナが設置されているホテルは多く、ジムで汗を流した後にサウナに入れば、デトックスで整いましたと言うくらい気持ちよくなります。

その後で、レストランで食事とワインを楽しめば最高の世界です。さらに、その後は時差ボケを忘れてぐっすり眠れるという贅沢な時間を過ごせます。

日本ではサウナブームであり、この余波でヘルシンキ増便と言いたいところですが、実はそうでなく、ビジネス需要が関わっていると言えます。

フィンランドにはノキアと言うメーカーがあり、以前から携帯電話の端末でよく知られているメーカーです。ノキアは端末だけでなく、携帯電話のネットワーク全体のシステムを提供している会社であります。

やっぱり5G

5G

今の時代、騒がれているのは5Gであり、それが東名阪だけでなく、全国各地の地方でも活用できることが肝となっています。

5Gのコア設備を提供するメーカーは海外では、サムスン、ハーウェイ、シスコ、エリクソン、そして、ノキアなどがあります。

ANAがストックホルムに就航するのと同様に、こうした通信機器関連の需要が期待できるため、5G関連の需要で羽田と成田のバイネットワークを確保したとも言えます。

もちろん、東京オリンピックの需要はあると言えますが、2020年の下期を考えるとやはりビジネス需要の期待が高いと言えます。

札幌=ヘルシンキと継続という衝撃

札幌

フィンエアーでは2019年12月15日からヘルシンキ=札幌線を解説します。週2往復と慎重な開設でありますが、開設する前から夏ダイヤでも継続すると言うアナウンスがされています。

これは単純に考えると東京オリンピックのマラソンと競歩が札幌に決定したことが主な要因ですが、意外と北日本需要が多いのかもしれないと見えます。

時刻表

時刻表は下記のとおりです。

AY65 HEL 17:05→CTS9:00+1

AY66 CTS11:35→HEL14:10

ヘルシンキ発木金、札幌発月金、機材A330

札幌とヘルシンキ間は4,487マイルであり、札幌からのアウトバンドの飛行時間は10時間切りの9:35であります。ヘルシンキからのインバウンドの飛行時間は8:55とエコノミーでも堪えられる時間であります。

ビジネスの方が快適ではありますが、距離的にエコノミーでも十分な距離であります。

マイル数を考えてみる

ワンワールド加盟のマイレージプログラムでは特典航空券において、フライトマイル数に応じてマイル数が適用される航空会社があります。

代表としてはブリティッシュエアウェイズであり、今回の件では片道5,500マイルがターニングポイントとなりそうです。

新千歳から5,500マイル以内で収まりそうなルートは下記のとおりです。ドイツからロシアまで確保しています。東欧が好きな人には少ないマイルで利用できるため、便利と言えます。千歳から5,500マイル

西はアムステルダム、東はモスクワ、南はブタペスト、北はオスロまでが対応しており、東欧好きの人にはたまらないネットワークであります。

特典利用でも空きがあれば新千歳は魅力的な都市であります。

そのマイル数の区界を理解し、できるだけ、少ないマイルで発券するのは楽しいかもしれません。

新千歳は北日本の希望のハブ空港

千歳ネットワーク

フィンエアーが千歳から通年運航となれば北海道各地や東北北部からのヨーロッパへのアクセスは劇的に良くなります。

肝心なJAL系は道内からの乗り継ぎは丘珠がほとんどで札幌市内へのアクセスが中心であり、新千歳乗り継ぎは前提でないため、少々不便です。

ANA系の場合は新千歳に集約しているので、スターアライアンス系のキャリア(SKやLH)

が就航すると驚異であります。

しかし、これまで羽田に行き、人ごみに我慢して鉄道やバスに乗り換えに成田に向かっていたのが、羽田で乗り継ぎだけ、もしくは、千歳の場合は混雑知らずで、ヘルシンキまで向かえます。

こうしたことを考えると羽田確保と新千歳通年運航は同社の英断と言えます。

最後に

サンタ

フィンエアーのネットワーク開設を見ると堅持であり、確実な収益確保が伺え、継続性を重視していることが伺えます。

こうしたことからヘルシンキ=新千歳便は継続される気配もあり、北日本からアクセスにおいて、フィンエアーは有力であると感じます。

オンリーな新千歳から欧州のフライトを継続していただければ、マイラーなどを含めて固定客が増えるのでないかと思います。 

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