ソウル・永登浦にあるフェアフィールド・バイ・マリオット・ソウルに滞在しましたので、お伝えします。
永登浦ど真ん中
日本の歌舞伎町や渋谷がネオンの街だったのは過去と思うくらいソウル市内の各駅はネオン街とも言える繁華街が多くあります。ホテルでやることがなくても外に出れば飲む、打つ、買う(後者ふたつは法令上問題有りですが)が出来そうです。
ソウルは駅近の場所に必ずと言っても良いくらい歓楽街があり、食べ物と飲むには困ることは有りません。コンビニも東京都心なみに林立しており、不便さはありません。そして、深夜でもこの賑わいであり、賑やかなところが好きにはベストと言えます。


近くにはワインバーもあり、そこそこな値段で飲むことができます。円安な21世紀には良いかもしれません。近くに日本風の居酒屋もあるのですが、そちらの方が高いです。
金浦空港からどう行ったのが記憶がないのですが、文来駅から徒歩で歩いてしまいました。ここから歩くとホテルまでは15分でした。急行で金浦空港から堂山まで行き、乗り換えた模様です。であれば、紫色のラインで永登浦市場に行った方が乗り継ぎなしで良かったのかもしれません。
宿泊記
ホテルエントランスから
ホテル自体は冒頭の写真のとおり、タワータイプであり、1階から2階は商業施設となっています。スターバックスやコンビニのサインが見えます。
1階には韓国のコンビニであるCUが入っています。このコンビニはかなり面積が狭いのですが、ちょっと歩くと面積の大きいコンビニもあり、ワインなど豊富にありました。
同ホテルはアメニティがほとんどないのでコンビニで揃える手もあります。
フロントは1階であり、扉を開けてすぐです。この辺りはフェアフィールド共通のようです。ビルとしてはかなりの大きいのでもっとスペースがあっても良さそうですが。
そのせいもあってかチェックインの人があふれている感じでした。一応、自由に使えるパソコンがあったりします。あまり使用されている気配は有りませんでしたが。
そして、そのPCの横にはルームアメニティーの自販機がありました。基本的には有料であり、近くのコンビニに階に行った方が安いです。


エレベーターはカゴに乗ってからボタンを押す従来タイプではなく、専用の端末にルームキーを翳して指定のカゴに乗るタイプであり、最初は戸惑います。
最近のオフィスでは社員証を翳すと指定のカゴに乗るように案内され、ボタンを押さずに出発するパターンが増えており、それに近いタイプです。
フィットネスは途中階にあり、エレベータの操作に困惑してしまい、1階に一度行ってしまいました。
今回はフェアフィールドという万物平等の部屋ですが、高層階をアサインされました。一応、チタン会員パワーなのでしょう。タワーホテルにしては各フロアの部屋は多く、フェアフィールドの各部屋の広さとは言え、かなり大規模です。
このあたりは難波のフェアフィールドに似た感じであり、世界共通なのかもしれません。
ルーム
扉を開けていよいよ入室です。フェアフィールドのいつもらしい景色となります。前に洗面があり、その先にベッドルームです。テレビは壁掛けであり、共通しています。
寝室はフェアフィールドらしく、シンプルでデスクはなく、カウチソファとテーブルのみです。日本のフェアフィールドと冷蔵庫の配置は違います。
日本のフェアフィールドと同じく、屏風扉でベッドルームと水回りは分割できます。シャワールームの換気扇の音が気になるので扉は占めて寝るのが良いです。
フェアフィールドは世界中どこでも縦長長方形のアートがあります。日本ではほぼ墨汁みたいなものですが、ソウルの場合はデジタルアートでした。さすが、デジタル先進国と言った感じでしょうか。こうしてみると世界中のフェアフィールドを訪れてみたくなりました。


丸テーブルは健在ながらも、日本と違い、ガラステーブルであります。ベッドサイドの照明も少しこだわりがあるようで、BoConceptな感じです。


テレビは韓国だけあり、LGであります。世界中おおよそはLG比率が高いのですが、まさにLGでした。ソウルでSONYだとさすがにと言うところでしょうか。日本ではLGの方が勢力が高いようですが。
当然とも言えるほど、スマートテレビ対応でリモコンでYouTubeが利用できました。
コンセントについてはグローバル対応であり、USB-Aがありました。この辺りはスマートフォンやパソコンの出荷台数が多い国なので設置は容易なのでしょう。
枕は4つあるのもフェアフィールドの共通です。まあ、シェラトンやマリオツト直でも同じではありますが。シーツ自体の洗濯の仕上がりはそれほど差はありませんでした。


スリッパ修業はあり、ガウンもあります。日本のフェアフィールドの場合は動きやすいルームウエアがあり、この辺りは同等であります。粉末の味噌汁は有りませんでしたが。
セーフティーボックスや茶器周りはフェアフィールド共通な感じです。さすがに日本の水は置いていませんでしたが。
冷蔵庫は小ぶりですが、キンキンに冷えるので朝に冷たい飲み物を飲みたい人にも最適です。騒音も気になりませんでした。


韓国でも独自のお酒はありますが、日本酒が筆頭に来る日本とは違い、ワインが比較的多い気がします。そうした事もあってか部屋には常備でソムリエナイフがありました。
とは言え、近隣のコンビニでは180mlサイズのワインからチルドされて販売されているので、出番は有りませんでした。日本のコンビニと比較すると結構このサイズでも高くて4つも買うと3,000円程度となってしまいます。ボトル買いした方が安いかもしれませんが、冷えるまでの時間と味変を楽しむとなる複数買いとなってしまいます。
続いてはバスルームです。フェアフィールドらしくバスタブはありませんでした。ただ、素材はどうあれ、木目やタイル調とアレンジしており、工夫は感じられます。


洗面は日本のフェアフィールドと同じく、オープンであり、鏡も回転します。トイレについては韓国では比較的完備されているウォッシュレット付きではありませんでした。
面白いことにシャワールームブースとトイレブースの扉は共通となっていてトイレ側に使うか、シャワールーム側に使うか微妙でした。トイレは使用後には閉ざしたいですし、シャワールームはファンの音が気になるので閉ざしたいところです。
窓からの景色です。21階なので地上は小さく見えます。繁華街の様子が俯瞰で見えます。歌舞伎町のホテルに泊まるとこんな感じかもしれません。
向かいには同じくらいの高さのタワーホテルがあるので景色はちょっとですが、視線を左に外すと、それなりの高層階の景色です。ソウルの色々な側面が見えていいのかもしれません。
最後に
同ホテルはソウルにおいて、マリオット系のホテルでは最安値を付ける日が多く、安定のフェアフィールドと言えます。そうは言ってもソウルであり、2万円/泊が多いので、決して格安と言う事はありません。
ただ、ソウル中心部ではないものの、永登浦という金浦空港からも比較的近く、東京で言うと五反田みたいな感じであり良いのかもしれません。
ホテル自体はクラブラウンジは有りませんが、ホテルから歩いて数分のところに飲食店が数多あり、コンビニも数多あり、日本でビジホに慣れている人には最高なのではないでしょうか。