北海道恵庭市にある フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
恵庭市にあるものの、同ホテルは道の駅にあるため、鉄道で行こうとすると結構歩く羽目となります。
JR恵庭駅からだと2.6kmとなります。恵庭駅は快速エアポートが停車するため、新千歳空港から乗り継ぎなしで恵庭駅までアクセスできるメリットがあります。
というわけでかなりの雨脚の中、歩いてみました。しばらく歩いてマップを見ると反対側に進んでいることに気づきます。
どうも北海道に来ると南北が逆になってしまいます。結局3.3km歩き、傘はさしていたもののスプ濡れとなってしまいました。
ホテルから最も近い駅は恵み野駅であります。こちらは快速は停車しないため、新千歳空港側からの場合、恵庭駅で乗り換えが必要となります。
しかしながら、1.6kmであり、歩く距離が短くて済みます。
そして、ホテル付近には道と川の駅の花ロードえにわがあります。日中は人が多いですが、夜は早く閉まってしまうため寂しくなってしまいます。
ちなみにここにはコミュニティバスのバス停があり、恵み野駅、恵庭駅にアクセスしており、1時間1本程はあるので、そのタイミングをねらってチェックイン、チェックアウトするのが良いでしょう。(運賃均一200円、現金のみ)
また、恵庭シェアサイクルである「えにくる」(ちよくるみたい)が同・道の駅のはなくるのセンターハウスのところにあります。駐輪ポートはフェアフィールドからはとても近く、便利であります。
ポートは恵庭駅西口と恵み野駅東口にもあり、3つのどのポートから借りて、返却可能なので、荷物が少なければ便利かもしれません。
専用のアプリをスマホにインストールし、アカウント登録して、プランをクレジットカード決済で購入して利用します。市民でなくても利用できます。
スマホアプリと自転車をBluetoothで制御しており、利用開始と寄り道先での施錠と解錠、到着ポートでの返却時はスマホを近づけて使います。
料金はちょい乗り(1時間)220円、お気軽観光(4時間)660円などとなっています。
この日はイベントがあったのか、結構、来場者がいました。はなふるという名称も有り、花畑が結構ありました。
そんなに大規模ではありませんが、至るところに様々な花が咲いていました。
ドライブスルー付きのスターバックスも有ります。雨の日ですが、座席はほぼ夜でも埋まっていました。
ちなみに、同ホテルから最寄りのコンビニはセイコーマートであり、800m程離れています。そこからさらに200mほど行くとセブンイレブンがあり、その裏にはスーパーも有ったりします。
買い出しはこの辺りまで来ないといけません。
ホテル付近は道の駅の建物から少し離れており、公園に囲まれています。ピクニック風にお昼を食べている家族連れもいました。
漁川沿いにホテルは面しており、部屋によってはリバーサイドビューとなります。ジョギングやウォーキングをしている人も多い場所でした。
宿泊レビュー
エントランスはほぼ、日本国内のどこのフェアフィールドと同じです。植栽が少し紅葉していたのが北海道らしいところです。
館内設備
ロビー横にはくつろぎな空間が広がっています。これも日本のフェアフィールドと同じであります。
チェックインの際に既にご存知かと思いますがと館内設備を案内してくれました。私のフェアフィールド滞在歴とかわかっているのでしょうか。
コーヒーマシンにトースター、電子レンジ、製氷機も同様であります。ラップが置いてあり、道の駅の裏にある野菜直売所から購入してきた野菜をここで洗ってレンジで調理したりする人がいるのかもしれません。
他のフェアフィールドではあったアイスペールはなく、紙コップに氷を盛って部屋に戻りました。
自動販売機はコインランドリーの手前にあり、半両替機と思いきや電子マネー対応でありました。
コインランドリーには二基の洗濯機と乾燥機があります。30分300円の洗濯、30分100円の乾燥でした。洗剤は自動投入でした。
なお、この写真の裏手には両替機がありました。札幌や難波以外のフェアフィールドは基本的にフロントでは現金を扱っていないようなので、きちんと両替機が設置されているようです。ただし、1000円札専用であり、500円玉からの両替はできません。
フロント横のミニ売店の決済は電子マネーやクレジットカードとなります。
キングルーム
今回は最上階の漁川をのぞむキングルームでした。部屋にグレードのない同ホテルではチタン様へのせめてもの計らいなのかもしれません。
竹を割ったというか、金太郎飴のように全国どこでも同じ間取りであります。多少の差異はあるものの、東横インやアパよりも均一感があります。アパは立てにくい土地を安く購入して、建設するケースも有るので、形状は結構変わっていたりしますが。
いつもと変わらない景色であります。ベッドは大きく、快適なのでどうしても一番いる場所となってしまいます。
しかし、ちょっと違うのがベンチソファの位置であります。他のフェアフィールドの場合は、窓側にベンチソファがあり、冷蔵庫の扉は廊下側に向けられて設置されていますが、同ホテルは北海道の寒さのためか、ベンチソファは壁側に設置されています。
アメニティ
テレビは55インチくらいでしょうか。テレビのメーカーはパナソニックだったような気がします。4K放送も対応しています。テレビのメーカーは個々のホテルごとに意外と異なるようです。


アメニティもほぼ同じであります。冷蔵は開くと青く光ります。ANA ビジネスクラスのTHE Roomの照明のようであります。
ペット水は2本無料でありました。西日本のフェアフィールドよりは美味しく感じました。黒松内と書いているので長万部に近い山から採れた水のようです。
ハンガーは同じであります。
一方で、ツインバードのシューズ乾燥機があるのは珍しいところであります。雪国で冬場は特に靴が濡れやすいための配慮でしょうか。
実際に、雨でグチュグチュとなった靴もこのおかげですぐに乾きました。
水まわり
水回りはいたって他のフェアフィールドと同じであり、バスタブなしの2wayシャワーが設置されていました。シャンプー類は大別すると2種類に分かれますが、その1種類と同じタイプでした。
トイレも他と変わりません。タンクレスタイプで金属バー的なリモコンが設置されています。
アメニティもほぼ同じであります。使い捨てのボディタオルとかあって欲しいですが、難しいかもしれません。
窓からの景色
漁川ビューであります。雨が降り続いていたのか川は濁っていましたが、天気がいい日ですと、さわやかな朝が迎えられそうです。
反対側も公園であり、花畑が多いので、そちらはそちらで楽しめそうです。
最後に
北海道では札幌についで、フェアフィールドとしては2番目に開業したフェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわであります。
新千歳空港の空港ホテルとしての機能は鉄道の移動は近いですが、駅から遠いのが難でありますが、タクシー等を活用すれば利用価値はあると思います。
コンビニ等は最低800m程離れており、チェックインの前に事前に購入しておく方が良いかもしれません。
札幌が高い場合に、宿泊実績を加算するために利用するというケースも出てくるかもしれません。まわりは公園で空気も美味しく静かでよいところであります。