エバー航空ホームページより
エバー航空のプレミアムエコノミー、ヒューストン発券のジャカルタ往復が安いため、まとめてみました。
エバー航空のプレミアムエコノミー


エバー航空ホームページより
エバー航空のプレミアムエコノミーはボーイング777-300ER型機のみに設置され、シート配列は2-4-2、シートピッチは38インチ、シート幅は19.5インチとスターアライアンスの5スタークラスのキャリアと同等のスペックとなっています。特徴的なのは、座席数が多く、56~64席と他の航空会社と比較すると多いです。2018年からはアメニティグッズも変更となり、より洗練された感じとなっています。
プレミアムエコノミー ヒューストン=ジャカルタ往復
今回はゴールデンウィークにヒューストンからジャカルタに行き、夏季休暇シーズンの7月にジャカルタからヒューストンまで行く旅程で、検索してみました。プレミアムエコノミーとは言え、片道1万マイル超の大修行です。
旅程
往路は5月3日の未明にヒューストン・ジョージ・ブッシュ・インタコンチネンタル空港を出発し、偏西風を向かい風にしながら15時間50分のフライトの後、台北桃園空港に翌日の早朝に到着します。眠い時間帯のフライトの方が、寝ていないとなかなか時間がすぎないので、夜行便は良いかもしれません。台北では、3時間の乗り継ぎでジャカルタに出発し、午後1時過ぎに到着します。
復路はジャカルタを7月15日に午後2時過ぎに出発し、台北には夜8時過ぎに到着します。台北からは夜10時過ぎに出発し、14時間20分のフライトの後、同日の23時20分に到着します。降機する頃にはベッドで横になりたくなる気分になると思います。


運賃・予約クラス
運賃は日本円で約149,721円です。予約クラスは太平洋横断区間がPクラス、アジア区間がBクラスとなっています。アジア区間の機材はエアバスA330-300のため、プレミアムエコノミーの設定はありません。ANAマイレージクラブでは、P,Bともに100%加算であり、搭乗ポイント400ポイントも加算されます。
積算マイル・プレミアムポイント
積算マイルとプレミアムポイントは以下の通りです。
積算マイルは20,596マイル、プレミアムポイントは22,196PPとなります。PP単価は6.75円と国際線プレミアムエコノミーとしては極めて安いと言えます。
ビジネスクラスへのアップグレード
エバー航空のビジネスクラスへANAのマイルでアップグレードする場合は、予約クラスがY,B,Kとなっており、今回の旅程の長距離区間はPクラスのため。アップグレードは不可ですが、台北とジャカルタ間はBクラスのため、アップグレードできます。同区間は2,359マイルであり、片道あたり18,000マイル必要となります。台北からヒューストンまでのフライトにあたり、体力を温存するために復路で利用するか、長距離フライトの後の疲れをとるために往路で使うか、いずれも使うか考えるところであります。
最後に
国際線ではPP単価が良いほど修業らしくなり、体力を必要としますが、あとで振り替えるとこんなルートも利用したという経験にもなり、おもろしいのではないかと思います。太平洋を渡り、赤道を超え、再び北半球を半周するフライトも飛行機が発明された現代だからこそできる旅ではないか思います。
エバー航空ホームページより