東京成田発のビジネスクラス往復が14万円台という破格のものがありましたので、お伝えします。
エディハド航空ビジネスクラス 成田⇔フランクフルト
先日、マニラ発券のアフリカ・モロッコのカサブランカ往復やソウル発券の欧州往復が安い記事を書きましたが、今回はなんと東京が安くなっています。
旅程としては今年のゴールデンウィークと現実性は低いですが、今後もこのようなラストミニッツでの安い運賃が出てくる可能性もあるので、参考にしていただければと思います。
旅程
往路は5月2日発で復路は8日発となります。エティハド航空のハブであるアブダビでの乗り継ぎ時間は往路3時間50分、復路3時間5分となります。機材はボーイング787-9と10のコンビとなります。
フランクフルト到着、出発もお昼なのでちょうどよい時間帯と言えます。
運賃・予約クラス
運賃はなんと149,350円と20万円どころか15万円さえ下回っています。予約クラスはZクラスであり、ANAマイレージクラブでは125%の加算となります。
残念ながら、プレミアムポイントは積算できませんが、ライフタイムマイルは積算されるため、優雅なミリオンマイラー修業にはなりそうです。
今はそうした状況ではないのでしょうが、エティハド航空はアリタリアを引き連れて、是非、スターアライアンスに加盟してほしいところです。そうなるとプレミアムポイントが積算され、コードシェアや就航地でも便利になりそうです。
中東御三家(エミレーツ、カタール、エティハド)はアジアとヨーロッパ間の運行も多いキャリアであり、カタール航空はワンワールドに加盟し、ワンワールドも大きく変化しています。
需要が戻るまでの体力がアライアンス内でも大きく異なるため、先は読めませんが、大きく変化する可能性もあります。
最後に
日本発のビジネスクラスが往復で14万円というのは、ずいぶん前のアエロフロートや依然存在したブラジルの航空会社では大陸間を横断する運賃では存在しました。
しかし、現在はずいぶんと高くなってしまい、久々に見る運賃でもあります。世の中が落ち着くと仕事で利用する需要はおそらく減少し、以前のようなビジネスモデルは描けなくなるでしょう。今こんな安い運賃を出しているのは、体力のあるうちに次の種を植えているようにも見え、各社の動向が気になるところでもあります。