エチオピア航空のエコノミークラスに搭乗しましたので、お伝えします。
エチオピア航空のルート変更
エチオピア航空は日本に就航の際、以前は首都のアディスアベバから香港を経由し、成田に就航していましたが、2018年6月より、週3便から週4便に増便し、経由地をソウル仁川に変更しています。具体的なスケジュールは下記の通りです。
ET673便 成田 21:25 仁川 0:05月水金日
ET672便 仁川 17:55 成田 20:25 火木土日
金曜日の夜出発して、日曜日の夜に戻ってくることができ、早朝の仁川からの第三国行きへのフライトへ接続も可能です。
エチオピア航空利用のメリット
エチオピア航空利用のメリットはフルサービスキャリアでかつスターアライアンス加盟でありながら、運賃が安いことです。香港ルートの時代もかなり安く、香港の観光には適していましたが、ソウルに変更となったことにより、距離が短い分、運賃も下がっています。ソウルだとLCCが安いのですが、マイル修行をして、折角手に入れたスターアライアンスゴールドを利用できないのはもったいなく、エチオピア航空ではそれが利用でき、成田空港のANAラウンジ、仁川空港のアシアナラウンジが利用できます。
ちなみ上記運賃の予約クラスはTクラスであり、30%加算となっています。
エコノミークラス搭乗記
予想通り遅延
20時過ぎに成田エクスプレスにて第一ターミナルにて到着。エチオピア航空はIカウンターのため、到着ロビー側からエスカレータを昇って行った方がアクセスは楽です。チェックインするとほぼ予想通り、遅れが生じていました。スイートラウンジでゆっくりできると思い、シャンパンと白ワインを結構なペースで飲んでいました。
21:30になるとANAのホノルル行きが定刻通り出発したのか、ラウンジから追い出されてしまいました。ゲートに行くと飛行機は既についており、本日はボーイング787-9型機でした。
搭乗
スターアライアンスゴールドということで、一番先にエコノミーにたどり着くと、外から機体を見ているのとは違い、787-9型機の長さを実感します。以遠フライトの宿命なのか、搭乗数はそれほど多くなく、真ん中席は占拠することができました。
789の方がシートモニターは気持ち大きいような感じはします。シートピッチはソウルまでなので、ラクラクですが、アディスアベバまでとなるとちょっと厳しい感じもします。
セーフティビデオは最近のユニークなものではなく、まじめなトーンの造りでありますが、救命胴衣の使い方の部分は水泳大会のような感じでシュールです。
機内食
機内食は鶏肉か魚の選択ということで、魚を選択。サラダはシンプルなカットですが、個人的にこうした方が素材感は伝わり良いです。また、メインコースは鮭が大きく盛られており、結構食べ応えがあり、満足です。
ワインは以前にANAがエコノミー(国内線のプレミアムクラスは現在も)で提供していたようにペットの小さなボトルで提供されます。スイートラウンジで飲み過ぎたため、水をいただき、ウトウトとしてしまいました。
着陸
目を覚ますと仁川空港近くまで到達しており、出発は遅れましたが、飛行時間はほぼ遅延なく運航され、深夜1時過ぎの仁川空港に到着しました。
最後に
ソウルと香港を比較するとビジネスクラスの海外発券の運賃はソウルの方が全般に安く、且つ、日本からのアクセスする費用もソウルの方が安いのですが、ほとんどがLCCであり、スターアライアンスゴールドの利用価値がない状況でした。エチオピア航空が経由地をソウルに変更したことにより、全旅程フルサービスキャリアでのトラベルが可能となり、良いと言えます。また、仁川の方が空港で夜を明かすにしても、ホテルに宿泊するにしても安いため、メリットが有ると言えます。