キャセイパシフィック航空ホームページより
キャセイパシフィック航空とブリティッシュ・エアウェイズのモスクワ・ドモジェドヴォ空港発の羽田往復が割安のため、まとめてみました。
キャセイパシフィック航空のビジネスクラス
今回の旅程では、ロンドンから香港を経由して羽田往復をキャセイパシフィック航空とキャセイ・ドラゴン航空を利用することとなるため、ビジネスクラスのシートのスペックをまとめてみました。
キャセイパシフィック航空のボーイング777-300ERのシート
キャセイパシフィック航空ホームページより
ボーイング777-300ER型機のシートスペックは1-2-1配列であり、シートピッチは81インチ、シート幅は21インチと余裕の造りとなっています。
seatguruホームページより
キャセイ・ドラゴン航空のエアバスA330-300のシート
キャセイパシフィック航空ホームページより
同グループのキャセイ・ドラゴン航空の機材はエアバスA330-300であり、シートスペックは2-2-2配列であり、シートピッチは45インチ、シート幅は21インチと中距離仕様でありますが、今回の旅程では羽田から香港までの1回のみの搭乗であり、その後フルフラットで熟睡できるのであれば、問題ないと言えます。なお、ロンドンとモスクワ往復のフライトはブリティッシュ・エアウェイズの小型機のエアバスA320型機であり、ビジネスクラスの搭乗の場合でもシートはエコノミーと同等であり、距離が少しあるため、マイル修行と割り切るほかありません。
ビジネスクラス モスクワ=羽田往復
今回は6月22日にモスクワを出発し、7月13日に羽田からモスクワに行く旅程で検索してみました。
旅程
往路は6月22日にモスクワ・ドモジェドヴォ空港を早朝の5:40にブリティッシュ・エアウェイズのエコノミーで出発し、ロンドン・ヒースロー空港には、朝8時前に到着します。ここから羽田までは全区間ビジネスクラスであり、ヒースロー空港での乗り継ぎは約4.5時間ですが、ラウンジで過ごすことができるため、快適と言えます。昼過ぎにヒースロー空港を出発し、香港まではロングフライトであり、12時間弱の飛行時間の後、香港には翌日の早朝に到着します。香港で乗り継ぎは2時間弱であり、羽田空港には6月23日の午後2時前に到着します。
復路は7月13日の早朝6:35にキャセイ・ドラゴン航空のビジネスクラスで羽田を出発し、香港で4時間の乗り継ぎでロンドンに向けてキャセイパシフィック便のボーイング777-300ER型機で出発し、ロンドンには夜の8時半過ぎに到着し、そのまま午後10時半過ぎのブリティッシュ・エアウェイズのビジネスクラスでモスクワに向かいモスクワには早朝4:20に到着します。
往路、復路ともハードスケジュールですが、言い換えれば、宿泊費を削減しつつ、ビジネスクラスに搭乗でき、上級会員資格到達も割安で加算できます。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約221,375円です。予約クラスはモスクワ=ロンドン間はエコノミーYクラス(JALマイレージバンクでは100%加算)、その他区間はビジネスクラスは、Iクラスであり、JALマイレージバンクでは125%加算となります。
積算マイル
FLYONポイント積算マイルとFLYONポイントは下記の通りです。
積算マイルは23,066マイルであり、FLYONポイントは23,066FOPとなります。FOP単価は9.60円/FOPと遠回りのためか10円を下回っています。
最後に
モスクワ発券でありますが、日本発のマイル特典と組み合わせれば、ワールドカップの予選と決勝戦を観戦することも可能かと思います。ロシア内の移動は別途必要ですが、サッカー観戦をしつつ、FLYONポイントを積算できるのは面白い旅程でもあります。ロシアはビザが必要ですが、弾丸トラベルで計画すれば、通過ビザ(空路の場合3日以内)を活用すれば、手続きは観光ビザよりも費用も書類も少なくて済むため、観戦してすぐ帰国し、再び観戦するためには良いのではないでしょうか。