弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

帰国ラクラク 税関申告書を記載不要にする方法

スポンサーリンク

f:id:dantra:20170602004447j:plain

頻繁に海外出張される方や同じルートをマイル修行される方にとって、何かと疲れて帰国便に乗ると渡されるのが、税関申告書です。

シェンゲン協定に加盟している国(欧州)やマレーシアなどは、入国書類も必要なく、税関申告もなければ、何も書く必要なく入国できます。でも帰国時には、ホームの国である日本では、日本国民であっても、税関申告書類の記入は必要です。大抵は帰国便の機内で離陸前に渡され、几帳面な人であれば、収納棚に入れた荷物からボールペンを出して、記載する人が多いと思います。大した作業ではありませんが、帰国をラクラクにする方法を考えてみました。

 税関申告書とは

税関申告書の正式名称は「携帯品・別送品申告書」と言いまして、100万円相当額の現金等を持込む方以外は必ず提出が必要となります。

目的としては、日本国税関のホームページに以下の通り、記載されています。

税関では、テロの未然防止や国際犯罪組織等による密輸阻止の観点から、日本に入国する全ての方に、

輸入が禁止・規制されている物品

申告が必要な範囲の額の現金等の所持の有無

等について確認をしています。

以前は、免税範囲を超えている方及び別送品のある方にのみ「携帯品・別送品申告書」を提出していただき、それ以外の方は申告書を提出することなく、口頭により申告手続をしていただいたところですが、テロの未然防止や密輸阻止を図りつつ、迅速かつ適正な通関を行うため、平成19年7月からは、日本に入国(帰国)する全ての方に「携帯品・別送品申告書」を提出していただくことが必要となりました。

引用先「日本国税関のホームページ 入国時の税関手続きについて」より

簡単にいうとテロの阻止や薬物等の日本国内への氾濫防止、および、犯罪防止の観点から提出が義務化されている書類です。

入国時の税関手続 : 税関 Japan Customs

 帰国時に記載不要にする方法

上記の通り、税関申告書の提出は必要ですが、帰国時にボールペンを出して書かないためにする方法があります。日本国税関のホームページより、フォーマットをダウンロード(エクセルとPDFフォーマットがあります)し、入力して、印刷しておけば、帰国時に機内や到着空港で書く必要がありません。フォーマットは下記のサイトに掲載されています。ファイルのプロパティを見ると結構更新されていますが、申告する内容はここ10年くらい変わっていないと思うので、複数枚印刷しておいて、日付部分だけ、手書きにするとかでも大丈夫かと思います。

入国(帰国)時における「携帯品・別送品申告書」の提出 : 税関 Japan Customs

 

フリークエントフライヤー向けか?

同じ区間を短期間に往復される方にとっては、短時間で色々なことをしないといけないので、ちょっとした作業も省略できることがベストだと思います。あらかじめエクセルで入力して、入国日だけ後書きすれば、あとは何もしなくてよいので、効率化が図れると思います。また、空港の航空会社のラウンジを利用できる場合は、航空会社ラウンジ備え付けのプリンターを使い、自分のパソコンかラウンジ備え付けのパソコンからWEBメール経由で、ダウンロードして、印刷すれば、印刷代も不要になります。

他国の入国・税関書類のデジタル化対応状況は?

台湾

入国書類が必要ですが、オンラインで事前に入力すれば、パスポートコントロールで、パスポートを提出すれば、事前にオンラインで入力された内容が反映されているようで、スムースに入国できます。台湾に行った際、滞在先が決まっていなかったので、空白でオンランイン送信したところ、パスポートコントロールでどこに滞在するか聞かれましたが、そこで回答したらすんなり入国できました。税関申告については、申告するものがなければ、書類記載もなく、そのまま入国です。

台湾入国関連申請

オンライン入国サイトへ

f:id:dantra:20170602074928j:plain

米国

入国のためには、ESTAを事前にインターネット経由で取得必須ですが、税関用の書類は機内でもらうか、以下よりダウンロードしてプリントの上、記入して、持参します。

米国 税関申告書 

PDFファイル

まとめ

大きな作業時間の削減はできないかもしれませんが、事前に記載してプリントしておけば、書き損じもなく、税関係員とっても読みやすく、スムースに処理ができて、短時間で審査が済むので双方にとってメリットがあると思います。頻繁に海外に行かれる方にはちょっとした時間ではありますが、有効活用ができると思います。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.