ハワイ・ホノルルのワイキキにあるコートヤード・ワイキキビーチに滞在しましたので、お伝えします。
ワイキキの真ん中
ホテルはクヒオ通りにあり、ロイヤルハワイアン・アベニューと交差するところにあります。日本でもかなり見慣れてきたコートヤードの看板であります。
JCBプラザ ラウンジやANAマハロラウンジの入るワイキキショッピングプラザからは5分程です。
ホテルの看板がある前にはKuhio Ave + Lewers Stというバス停があります。20番が空港行きであります。キャッシュレス先進国のアメリカではありますが、このバスは独自のチャージして使う電子カードか現金のみとなります。運賃は一律3USDであります。おつりは受け付けていないので、1ドル紙幣を3枚用意する必要があります。
リッツカールトン側に進むとアイランド・カントリー・マーケットが徒歩3分くらいのところにあります。朝は6:30~夜は20:00までと早く開店し、早く閉店してしまいます。
観光者向けの小さいサイズのシャンプーやボディソープがあるほか、ワインやビールも豊富で個人的には使い勝手が良いところでした。
チェックアウトの朝には朝食の調達とバス代に紙幣を崩すために行きました。
ホテルエントランス
ホテルのエントランスはハワイらしさを強調している感じであります。ずいぶん昔に完成してからそれから手を加えられていないと言った感じです。
コンシェルジュラウンジあたりです。早く着いたのでアーリーチェックインできるかと思うと正規の16時からでした。チタンの効果はなかったようです。早めに到着した人はこの辺りで部屋が用意されるを待っている人が多かったです。
ちなみにこの奥にはプールがありましたが、ミシュランマンみたいな人が沢山いたので、撮影はしませんでした。
隣はバーカウンターです。チェックイン待ちをしている感じの人がいました。ゆったりとはしていますが、建物は古く、窓のサッシは半世紀ぐらいたっているのではないか感じました。
景色の良いコーナールーム
今回は11階の西側のコーナールームでした。二面採光なので、明るいですが、結構古さを感じます。
長期滞在と言うよりは長期出張向けにちょっとしたキッチンがあります。引き出しがあり、食器や調理器具があるかと思いきや空っぽでした。電子レンジは重宝します。
写真で見るとハワイっぽい色合いが良さげでありますが、実際はかなり古さを感じます。照明は電球色ではなく、すべて昼白色でした。自宅で勉強みたいな感じになります。
テレビは近代化されており、LG製のスマートTVであり、YouTubeが見られます。LGと言うよりはYouTubeアプリの仕様ですが、リモコンだけでも日本語検索ができるので、普段と変わらず視聴可能でした。
HDMIと書いてあるので、裏にケーブルがあると思うと有りませんでした。
テレビの下にはグラスなどがあると思いきや、こちらも空っぽでした。荷物を収納できるので、滞在中は綺麗に過ごせそうです。
デスクの上の電源はデスクライトの麓にあり、コンセントととUSB-TypeAがありました。ベッドサイドにも電源があるので、電源は分散できそうです。
バスルームはずいぶん古いです。バスタブはなく、トイレはウォッシュレットなしです。日本に最近、一気に進出した影響もありますが、日本のマリオット系ホテルの方が安くて、はるかに快適であります。ハワイなので仕方ありません。
シャワーは昔のアメリカのホテルにあるあるの天井からのシャワーのみです。水圧が普通だったのが救いでありました。アメニティはシャンプーとボディソープのみでした。近くのスーパーが小さいものを購入してしまいました。
窓からの景色
壁一面の大きな窓からは景色が期待できます。バルコニーにはチェアが見えます。
大きなガラス扉は古いためか開閉時は渋く、結構力が必要でした。建物の外観を見た際にバルコニーは建物から突き出ており、バルコニーの床下にある鉄筋のみで支えられていると想像できます。建物が古いため、ちょっと怖さも感じます。
柱がなく明るいのは良いのですが、鉄のみの柵であり、バルコニーのコーナーに行くと高所恐怖症になってしまいます。
古い設備のホテルではありますが、唯一良かったのは景色であり、日没を遮るものなく見られたのは幸いでした。出張などで仕事から解放され、部屋に戻って、ビールを飲みながら日没は最高そうです。
ちなみにこの日の夜は花火大会があり、日没方向に花火が打ちあがり、ちょっと得した気分でした。
最後に
日本でも最近は珍しくなった昔の設備のままの温泉旅館のような昭和と言うか、1980年代にタイムスリップしたようなホテルでした。テレビ以外は昔とほとんど変わっていないように感じました。
利用している人を観察すると年金暮らしの老夫婦のようなカップルやアジア・アフリカ系の大家族御一行様に、出張中なエンジニア風の人が多いように感じました。
たまたま混雑していたのかもしれませんが、アーリーチェックインもなく、あまりチタン会員の恩恵はなく、同ホテルを利用するのであれば、ハイアットセントリックの方が新しく快適そうであります。