
ケルン中心部にあるマリオットに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション

ケルン中央駅から近い(徒歩3分ぐらい)のですが、大聖堂などがある繁華街とは反対側であります。ケルン中央駅は高架化されているので地上階は自由通路であり、ストレスなく繁華街に行けます。ケルン中央駅自体がスーパーや薬局などショッピングモールでもあるので、便利です。
館内設備など

冒頭の写真のように外観はレンガ調であります。マリオットと目立つ感じではないですが、こ綺麗な建物です。入り口は回転ドアでした。

チェックインは意外と混んでいました。エリートステータス・チェックインでも10分はかかりました。まあ、レートが高いので少しでも早くチェックインして、少しでも遅くチェックアウトしたい人が多いのかもしれません。

フロントの裏にはコンビニがありました。ワインやビールもあります。そして、ATMもあります。セルフレジではなく、フロントで会計するタイプでした。ドイツはこういうタイプが多いですね。

今回は最上階の6階のエグゼクティブフロアでした。同フロアには後述するエグゼクティブラウンジもあり、滞在中はあまりエレベーターに乗らない感じで引き籠れます。

とは言っても、運動は重要であり、フィットネスは地下1階にあります。地下1階は会議室もあり、意外と利用している法人が多い感じでした。最近の東京だと超高層ビルが多くなり、会議室を自前で設けるところが多いのか、ホテルでの法人の会議や合宿や研修は少なく感じますが、ドイツの古都ではこうした需要はまだまだ多いのかもしれませんね。


フィットネスはヘルスクラブと言う名称であります。マリオットと言う事もあり、走る以外の設備も充実していました。汗をしっかり出してアルコールも一緒に噴出した感じです。

各フロアには製氷機もありました。こちらのICEはグレーで印字されてあり、鉄道ICEに似ています。アイスと言うのかICE(イーツェーエ)というのか本場のドイツで気になってしまいました。
エグゼクティブフロア

さてさて、今回はチタン会員の名誉ということで、最上階の6階のエグゼクティブフロアでした。建物は街の中心と言う事で古いですが、館内はライプチヒのマリオットと比較すると新しい感じでした。
ルーム

チタン会員ならスイートでも良いようですが、キングベッドのワンルームでした。まあ、綺麗で広いので問題ありませんでした。


照明をつけると結構新しさを感じます。ベッドもキングサイズで広く、最近取り換えられた感じでした。

窓からの景色は内庭ビューでした。ドイツの往年の建築を感じさせます。景色がないのは残念ですが、市街地で狭い街路に面していると結構、五月蠅いこともあるので、こちらの方が良いかもしれませんが。
中東やアジアのように摩天楼な景色が見られないのは残念なヨーロッパですが、まあ、これもヨーロッパ旅です。


ベッドサイドにはUSB付きの目覚まし時計があり、テレビはスマートテレビ対応でした。


アメニティはシンプルであります。ただ、ヨーロッパらしくソムリエナイフがありました。フロントのコンビニのボトルワインはスクリューキャップでしたので、必要性はなさそうですが、市内でいいワインを買う人には必須かもしれません。

ガウンもあり、マリオットらしいクローゼットです。ガウンがあると落ち着きます。

バスルームについてはバスタブなしです。うーんという感じですが、時間を考えるとお湯を張っているよりもラウンジに滞在すると感じてしまいます。


洗面はなかなかクラシックであります。市街地中心部というメリットがあるのか競合他社との競争が少ないのかもしれません。まあ、清潔さはマリオット品質という感じでした。
エグゼクティブラウンジ


エグゼクティブラウンジです。同じフロアにあるので気軽にアクセスできます。ドイツのマリオット系のラウンジは移動時間を極力少なくアクセスできるようにしているのかわかりませんが、エレベーターに乗らないのは便利です。

ラウンジ内は結構、奥に長く、色々なシートがありました。ピークは結構いそうな感じでした。結局、混んではいませんでしたが。

テラス席もあり、ヨーロッパらしい町並みが見えるのは良いところです。京都よりも景色はいいです。ただ、当日は寒いので外で日光浴と言う感じては有りませんでした。


ラウンジ飯は量は多くないですが、質は結構充実していました。まあ、コスト感はありますが、日本のマリオット系のラウンジよりはマシでした。

ホットミールもありました。


まあ、サラダはどこにでもという感じですが、肉肉しい肉もありました。まあ、人気でした。加齢とともに肉よりも魚の刺身となっていますが、分厚い肉を見るとついつい手が伸びてしまいます。


お酒についてもビールは瓶ビール、ワインは3種類ぐらいありました。ビアサーバーは有りませんでした。ルフトハンザのラウンジとかはビアサーバーが継続されていますが、なかなか敷居が高いのかもしれません。
個人的にはワイン一択なので、ドイツでもビールはよりもワインの銘柄を見てしまいます。

生っぽいベーコンもありました。酒がないと食べられない程の塩気でした。
朝食もエグゼクティブラウンジでした。移動が少ないのは良いところかもしれません。トルコとかは1階におりて、充実の朝食であり、それはそれで良いのですが、移動が少ないのも良いです。こじんまりがメリットです。
最後に

今回はケルン中心部にあるマリオットに滞在してみました。市街地と言う事で、高層や広さとは無縁でありますが、チタン会員なりのおもてなしは有り、歴史の深い国はこうなんだと感じてしまいます。
駅を挟んで反対側ではありますが、ケルン大聖堂も近いので滞在には静かでいいかもしれませんね。