キャセイパシフィック航空のバンコク発券のビジネスクラスのアジアルートで不思議なルートがありましたので、お伝えします。
キャセイパシフィック ビジネスクラス バンコク=マレ往復
今回は2021年のゴールデンウィークで試算してみました。
旅程
往路は4月29日、復路は5月5日となります。バンコクから一旦、香港まで北上するため、日を跨ぐかと思うと香港での乗り継ぎ時間は往復ともに50分であり、往路は同日、復路はマレ発が深夜発のため、香港到着前に日付が変わりますが、バンコクには午前中11時前に到着します。
機材は4区間ともすべてA330-300という、ある意味レアであり、最後の頃には何も見なくても自席にたどり着けるかもしれません。
香港から見た距離感
キャセイパシフィックは現在、混沌としている香港をハブとするキャリアであり、このままではエアチャイナやチャイナイースタンと変わらなくなってしまいそうですが、香港からのアジアの都市の距離感をチェックしてみました。
東京 | 1,808 | マニラ | 711 |
---|---|---|---|
大阪 | 1,539 | ホーチミン | 925 |
札幌 | 2,131 | バンコク | 1,049 |
福岡 | 1,272 | シンガポール | 1,587 |
沖縄 | 906 | ジャカルタ | 2,015 |
ソウル | 1,284 | デリー | 2,331 |
北京 | 1,234 | ムンバイ | 2,658 |
上海 | 779 | コロンボ | 2,494 |
台北 | 501 | マレ | 2,976 |
アジア主要都市は東京から日本国内の都市と変わらず、香港の場所の良さが理解できます。しかし、香港でもインドやモルジブは遠く、アジアではやはり修行に適していると言えます。
こうしてみると日本の位置は遠く、海外に行くには距離があるため、マイラーが生まれやすい場所なのかもしれません。
運賃・予約クラス・FLY ONポイント
運賃と予約クラス、JALのFLY ONポイントは下記のとおりです。
運賃 約125,785円
予約クラス Pクラス(125%+400FOP)
FLY ONポイント 10,062FOP
FOP単価 12.50円/FOP
70Iに見せかけてのPクラスであり、125%積算は大きい点であります。
単価的にはちょっとですが、アジア内で一気に1万FOPを積算されるため、今後の情勢下ではわかりませんが、アジア内である程度自由に動くことが出来るとなると言い稼ぎ頭になるかもしれません。
最後に
キャセイパシフィック発券なので、ある意味サービスは安定しており、機内での時間も多いため、ワンワールドの他のアジアキャリアと比較しても安心かもしれません。
香港での乗り継ぎ時間が短いのは、折角のラウンジが利用できないかもしれませんが、フライト次第では長くいることも可能そうです。
折角のマイル修行、きっちりとしたビジネスクラスがいいかもしれません。