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ビジネスクラスPP単価8.7円 シンガポール=ニューヨーク往復が激安

ニューアーク

エアチャイナのシンガポール発ニューヨーク(ニューアーク/EWR)往復が安いため、まとめてみました。

シンガポールA350-900ULRの衝撃

シンガポール航空A350-900ULR

シンガポール航空が2018年11月から運航を開始したシンガポール航空のニューアーク線(SQ11/12便)はノンストップでは世界最長のフライトであり、飛行時間は18時間を超えます。このルートは長距離専用の機材A350-900ULRで運航されることにより、実現されています。この機材により、シンガポールとニューヨークの間の移動時間は飛躍的に短縮されました。

これにより、ビジネスの需要はかなり高く、これまでSQ以外の需要がA350-900ULRに流れたとも考えられ、これまで乗り継ぎの需要があった各社は先日記事にしたエバー航空のようにシンガポール発の運賃をキャンペーンなどで下げているようです。 

今回のエアチャイナもプレミアムエコノミーの間違いではないかと思う運賃であります。 

ビジネスクラス シンガポール=ニューアーク往復

今回は9月の3連休付近で計算してみました。

往路

エアチャイナビジネスクラス往路

往路はシンガポールを18時に出発し、北京で一泊します。エアチャイナの場合、北京にて乗り継ぎ時間がある場合、一定の条件を満たせばホテルを無料で用意してくれます。ただし、グレードには限りがあるため、ホテル修行もされる方であれば、その系列のホテルに有料となりますが、滞在しても良いと言えます。

空港から歩けるくらいホテルの記事はこちらです。 

翌朝8:40にボーイング777-300ERでニューアークに向かいます。飛行時間は13時間30分と東京発とあまり変わらない飛行時間です。

復路

エアチャイナビジネスクラス復路

復路は正午過ぎに出発し、北京首都空港には翌日18時に到着します。約9時間の乗り継ぎで、日付の変わった未明にチャンギ空港に向けて出発し、6:30に到着します。北京からシンガポールヘのフライトの機材は往路と同じくA330-300です。

帰りは2日掛かりです。

運賃・プレミアムポイント

エアチャイナビジネスクラス運賃

運賃とプレミアムポイントは下記のとおりです。

運賃 222,950円

予約クラス Rクラス

(125%加算、搭乗ポイント400ポイントも付与)

プレミアムポイント合計 25,628PP

PP単価 8.70円/PP

PP単価は8円台とクアルンプール=東京のANAプレミアムエコノミーに匹敵する単価でありながら、一気に2.5万PP積算されるため、ダイヤモンド修行の折り返しをした6万から7万ポイント地点に同ルートを充てるのが良いと言えます。

アジア中心のマイル修行の場合、そのあたりが毎回同じ繰り返しの割にプレミアムポイントが積みあがらない感が強くなります。ここで一発2.5万積算すると、8合目に届き、頂上が見えてくるとも言えます。

ANAのクアルンプール発券のニューヨーク往復エコノミーをアップグレードさせる方法もありますが、スケジュールとアップグレード空席が合わない場合、搭乗ギリギリまでエコノミーかビジネスか不安になることもあります。

東京とシンガポールの接続方法

シンガポール接続ルート

CA776便はチャンギ18時発、CA975便はチャンギ6:10着であり、ANAのシンガポール線を利用すると問題なく乗り継げそうです。

さらに、クアラルンプール線もNH885/886便を利用することも可能です。クアラルンプールとシンガポール間はLCCを利用すれば、余計なコストはかかりますが、シンガポール発券のPYや日本発のシンガポール行きY運賃よりもクアラルンプール発券の方がはるかに割安であるため、LCC発生コストを呑み込んでしまうと言えます。

LCCについては、No.1のエアアジアとしたいところですが、NHと同じKLIAターミナルを利用するスクートなどを利用した方が同一ターミナル内移動のため、楽と言えます。

最後に

北京でストップオーバーできると北京=東京間のチケットを用意すれば、スケジュールに余裕もできますが、安い運賃で出てこない点と、コスト面を考えた場合に一気に修行した方がプレミアムポイントの積算感が高いため、残りの修行も一気に続けられそうです。

シンガポール発券は高いと言うイメージでしたが、改めてフォーカスしてみようかと思いました。

シンガポール マリーナベイサンズ

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