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バイマイル・ポイントは美味しいけど

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バイマイル

実は飛んだり、泊まったりしてもらえるマイルやポイントよりも買った方がお得な場合もあるバイマイル・ポイントですが、注意したい点もあるのでまとめてみました。

バイマイル・ポイントとは

日系航空会社やホテルグループではあまりなじみがありませんが、欧米では結構メジャーなプログラムと言えます。マイル・ポイントを航空会社やホテルから直接購入し、あと一歩で特典として引き出し可能なマイルに達成させるのか本質ですが、現在ではそれが変化しています。

プロモーションではかなり良いレートで販売され、フライトや宿泊で稼ぐよりもメリットが多くなることもあります。

フライトや宿泊でマイル・ポイントを貯めるというロイヤリティプログラムの基本を超え、企業側としてはプログラムの新たな活路となっています。

大手エアライン・ホテルのバイマイル・ポイントのプロモーション一覧

ユナイテッド

現在、実施されている大手のエアライン・ホテルのバイマイル・ポイントのキャンペーンは下記のとおりです。

ユナイテッド航空

期限は2月28日まで

5,000~29,000マイルまでは+40%マイル

29,000~は+85%マイル

上限は17.5万マイルまで

マイル単価は29,000マイル以上の購入ではボーナスを含めると、1マイルあたり約2.27円となります。上級会員でも実際のフライトではなかなか獲得できないレートでもあり、お得感はあります。

ユナイテッドのマイル使い先はANA国内線もあり、ステータス修行を考えないととても魅力的なプロモーションと言えます。

Avios(イベリア航空)

期限は2月28日まで

レートは+50%であり、約1.45円/マイルなので結構なお手前といえるかもしれません。

上限は10万マイルまで

2,000ポイントからボーナスマイル50%付与。

マックスの場合、20万ポイント購入では+10万ポイントのボーナスが付与され、約44万円で購入可能です。

Aviosはグループ会社のブリティッシュエアウェイズでも利用されており、同社への移行も可能であり、その方が使い勝手が良いと言えます。

ソフマップのポイントをより多くの品ぞろえがあるビックカメラのポイントに移行して活用するのに似ています。

マリオット・ボンヴォイ

期限は3月25日まで

29,000~は+85%マイルとなります。

年間の最大購入ポイントは5万ポイントですが、キャンペーン期間内は10万ポイントの購入が可能。一度のトランザクションは5万ポイントのため、ボーナス込みで15万ポイントを得るには5万×2回処理が必要となります。

多くのマイレージプログラムへのポイントの交換も可能であり、ANAには1/3(30,000ポイント→10,000マイル)比率で交換できます。さらに60,000ポイントを交換すると通常の20,000マイルに加えて、ボーナスで5,000マイル付きのトータル25,000マイルに交換できます。

今回のキャンペーンで120,000ポイント購入すると約160,727円かかります。ANAマイルに交換すると50,000マイルとなり、1マイル単価は3.21円となります。

クアラルンプール発券のプレミアムエコノミーでニューヨークを往復するよりもステイタスポイントは貯まりませんが、ダイヤモンド2年以上のマイル積算率をしても、マイル獲得単価は良いと言えます。飛べない時期に正規にマイルを手っ取り早く調達する点では良いかもしれません。

ハイアット

期限は2月29日まで

5,000ポイント以上の購入で25%のディスカウントが可能。上限は55,000ポイントとなります。

こちらもANAマイルに交換が可能であり、2.5ポイントで1マイルの交換率であり、50,000ポイント交換ごとにボーナスで5,000マイルの追加されるので、50,000→25,000マイルとなります。

今回のキャンペーンでは50,000ポイント=900USD(約100,492円)であり、単価は4.02円と良くありません。

IHG

期限は2月27日まで

IHGはインターコンチネンタルホテルズグループの略であり、最近では忖度しないことで有名になったりしています。

最もおいしいのは20,000~150,000ポイントであり、ボーナスポイントは+75%付与されます。

最大の15万ポイントを購入するとトータル26.25万ポイント付与され、1,500ドルとなります。レートは1ポイント約1.57円となります。

こちらもANAマイルに交換が可能であり、10,000ポイントで2,000マイルの交換率となります。もっとボーナスが付与されるキャンペーンの方が良いかもしれません。

マイル修行ばかり考えていると上級会員資格に資さないバイマイル・ポイントにお金をかけるのが不思議ではありますが、活路はそれなりにありそうです。

バイマイル・ポイントを提供する側から見ると

ウォール街

航空会社やホテルはバイマイル・ポイントを提供すると、顧客からキャッシュを獲得できます。本業の場合、現金を得たとしてもそれによる発生する原価があるため、売り上げ=現金とはなりません。

しかし、バイマイル・ポイントはシステム利用料やマーケティングコストは一部発生するものの、一気にキャッシュが取り込めます。

得られたキャッシュは事業資金として、原価の支払いや設備投資、債務返済などに充てることも可能であります。

一方で、顧客は購入したマイルやポイントを特典航空券や無料宿泊の利用に行使することもでき、債券であり、販売した側は債務となります。特にボーナスマイルでは通常に付与されるマイルよりもたくさんマイルが付与されるため、債務は得られる現金よりも多くなると言えます。

この辺りはマイル・ポイントの利用状況や失効率(貯めたマイルを使わずに有効期限切れしている率)などを巧みに利用し、損益、財務に影響を与えないように実施しているように思われます。

しかし、本質的には一時的にキャッシュを得ることで、キャッシュフローを良くすることに貢献するものの、債務として財務面では悪化する傾向にあります。

バイマイル・ポイントに依存するくらい、現金調達手段がない航空会社・ホテルは少ないと言え、株式、社債、借り入れ、公的資金(最終兵器かもしれませんが)など伝手はあると言え、あまり気にすることはないかもしれません。

パンデミックは予想がつかない故に財務状況に深刻な打撃

新型コロナウィルスのような流行性の疾病は現時点ではパンデミックと言えるかどうか難しいところでありますが、パンデミックとなると各国政府は人間の自由な往来の制限をはじめ、経済活動に大きな影響が発生します。

航空会社やホテルは一機数百億円もする航空機を用意し、通常の企業よりも研修にコストをかけたりします。ホテルについても一等地の調達や建設コスト、大規模開発では色々なリスクとその費用を考えながら、ようやく開業できたりします。

しかし、空気を乗客や宿泊客とすれば赤字(損失)ばかりが拡大し、初期に投入したコストも回収できない結果となってしまいます。

リモートワークを支える通信業や、外出を控えて家にいると使う電気・ガスなどのディフェンシブ銘柄について、1月後半以降株価が上昇しているのはハンデミックであることを匂わせています。

大手エアラインは世界中にネットワークを確保し、アジアだけでなくても事業継続が可能であり、ホテルについては世界5大陸に展開しており、即座に倒産はないと言えますが、長期的には注意が必要かもしれません。

バイマイル・ポイントのご利用は計画的に

勉強

以上のように航空会社・ホテルが破綻すると債券とも言えるマイル・ポイントは価値を失うことになるかもしれません。

上述した大手ではマイル・ポイントによる事業資金獲得をとても充てにしているようには見えませんが、パンデミックは想像を絶するリスクになる可能性を秘め、最悪の自体では大手のエアライン・ホテルもどうなるかわかりません。

こうしたことから、バイマイル・ポイントは利用が見える範囲で実施した方が良いと言えます。

史上最高のボーナスレートと言って、必要以上に購入しても、出口戦略がわからなければ無駄遣いで終わってしまうかもしれません。

自分で一番良いと決めた分を購入し、一番良いと決めた特典に充当できるよう計画的に利用するのがベストかもしれません。常に使い道を勉強していて、すぐにベストルートを発券でき、次のプログラムへの変換ができるようでないと、大量のバイマイル・ポイントは避けた方が良いかもしれません。

ポイントが余っていると不用意に利用したりして、結局無駄遣いになってしまうでしょう。

最後に

リゾートホテル

バイマイル・ポイントは普段ではとても良い施策であり、マイルを貯めるよりもマイルを使うことにメリットを享受する人には、なくてはならない存在と言えます。

一方で、提供する側には財務リスクもあり、観光業が最も恐れるパンデミックが起きるとそのリスクは一気に増します。

旨味のあるキャンペーンを美味しく活用するには、その利用目的を明確にする必要があり、バイマイル・ポイントを提供する航空会社やホテルの美味しい引き出し方法を理解することが先決かもしれません。

時間がある時にネットでそうして情報を把握してから、キャンペーンに乗るか乗らないか判断するのがベストかもしれません。

とは言っても、いい機会なので、大量に購入し、一気に使うのも良いかもしれません。ステータスポイント修行の仕込みとして利用するのも良いですし、ステータス修行に縛られない自由な旅を豪華にするのも良いかもしれません。 

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