那覇市内の国際通りの近くにあるJR九州ホテルブラッサム那覇に滞在しましたので、お伝えします。
ブラッサムとは
JR九州グループのJR九州ホテルズが運営するホテルブランドであり、博多に2店、大分、新宿、そして、那覇にあります。
JR九州なのに新宿にあるのは不思議ですが、西新宿1丁目交差点を代々木方面に少し歩いたところにあります。JR東日本の本社の近くにあり、JR東日本のホテルが新宿にない中であるのは珍しい存在と言えます。
さらに2019年夏にはプレミアムブランドのTHE BLOSSOMを立ち上げ、東京・日比谷にTHE BLOSSOM HIBIYAがオープンします。
位置づけとしては。グローバルブランドのホテルと比較するとエコノミーですが、ビジネスホテルよりは上質で快適と言う感じであります。
利用した感覚で言うとAloftよりは快適であり、コスパも良く、日本品質が行き届いているため、とても心地よいと言えます。飛行機で言うとプレミアムエコノミーと言った感じです。
ブラッサム那覇の場所
同ホテルは国際通りとモノレール美栄橋駅を結ぶ通りである「沖映通り」沿いにあります。モノレール駅からも徒歩5分で行けます。
近くには、国際通りに面した「ドン・キホーテ」があります。ラーメン暖暮もあります。
宿泊記
外観
モダンな外観であります。外から見ても部屋は明るいのが伺えます。
エントランスはレセプションとレストランで導線をはっきり分けています。
レセプション
天井が高く、堂々とした受付であります。横にはPCがあり、プリンターもあります。
フロア構成としては一階に食事をする場所など集中させています。2階は会議室などで利用できる多目的室/Okiei Roomがあります。
室内
扉を開けた第一印象はウッディと言ったところであり、安らぎを感じます。
ベッド周りは間接照明で演出しています。壁紙やクッションは当ホテルらしいデザインと言えます。
空気清浄機や衣服用消臭スプレーがあるところは日本品質と言えます。
Wi-Fアクセス情報はテレビに表示されています。
電源関係は日本のコンセントタイプとUSBポートがあります。海外から来た人にはちょっと戸惑うかもしれません。
日本のホテルとしては珍しくセーフティボックスもあります。
リモコンが立ててあるのか思うようなオブジェもあります。この空間は財布や鍵などを置くスペースなのでしょうか。
冷蔵庫、電気ポットやガラスのコップなどもあり、ビジネスホテル以上と言えます。
バスルーム
グローバルブランドの一流ホテルでも水回りは日本人とっては水流やバスタブの高さなど不便に感じるところがありますが、それがなく、清潔感であふれ、まさに湯水のように蛇口から注がれる水流はとても快適であります。
バスルーム専用の椅子もあり、立っているのがつらい人にも優しいと言えます。
アメニティはPOLAであります。ラウンジのシャワールームや他のホテルでよく見かけます。POLAは業務用では人気なのでしょうか。
窓は天井から足元までのパノラミックウィンドウです。今回の部屋は正面と反対側に位置しており、ビルばかりの景色です。通りに面していないため、深夜は静かです。
ライブラリーラウンジ
最上階はエステを行うリラクゼーションサロンとライブラリーラウンジがあります。名前程の図書はありませんが、ラウンジとしては良いと言えます。コーヒーメーカーが一台あり、自由に飲めます。
朝食は食べたくないけれども、部屋から出て、目を覚ましたい時にはいいかもしれません。バルコニーがあり、街並みが見え、那覇空港からの離発着も見えるかもしれません。
朝食
朝食は37Steakhouse & Barで提供されます。天井が高く、開放感の高い空間であり、朝日を浴びて目が覚めそうです。
洋食から和食まで揃っており、ついつい食べ過ぎてしまいます。即席のエッグコーナーもあり、オムレツも作っていただけます。
JR九州ホテルと言うこともあり、沖縄料理だけでなく、九州の料理もあるのは好印象です。朝に沖縄そばの汁をすするのは本当に幸せであります。
最後に
同ホテルのコスパは良いと言えます。立地も良く、高級感と不自由のないアメニティ、そして、外資系では高いサービス料が日本基準であることも好感できます。
大型クルーズ船が到着すると、日本とは思えない言葉であふれる那覇ですが、久しぶりに滞在してみると、やはり、リラックスできる場所であり、今年はもう数回、行きたいと感じました。