世界一周の最後のフライトであるシンガポール航空SQ12便・東京成田行きのビジネスクラスに搭乗しましたので、お伝えします。
SQ12便のルート
同便の最終目的地はロサンゼルスであり、成田空港を経由してロサンゼルスに向かいます。シンガポールから成田までが3,324マイル、成田からロサンゼルスまでが5,451マイルあり、合計で8,775マイルとロサンゼルスまで搭乗する人にとっては長い道のりです。シンガポールとロサンゼルスをノンストップでフライトした場合は8,770マイルでありますが、過去にはエアバスA340-500型機を使用し、ノンストップで飛んでいたこともあります。2013年に廃止して現在の成田経由となっています。今後は、現在、製造中のエアバスA350-900URLを早ければ2018年に導入し、再びシンガポールと米国間のノンストップを計画しています。そうなったら、成田便は減便となるのでしょうか。
ビジネスクラス搭乗記
最前列のNewビジネスクラスシート
今回は前方に座席のない11Fを指定し、搭乗しました。エコノミークラスと違い、ビジネスクラスでは最前列のシートは余り有難みがないように思いますが、シンガポール航空のビジネスクラスの場合、前方にシートがない分、スペースがあり、進行方法に対してまっすぐ足を延ばすことができます。
足元の広い座席を航空会社の機材別に教えてくれるシートグルでも緑色(グッドシート)として掲載されています。
窓側の座席は隣席がないため、意識はしませんが通路側は隣席がありますが、写真のような仕切りをフルに使用すると隣席は全く見えなくなります。
搭乗、そして離陸
搭乗するとウェルカムドリンクがあります。昨夜、ドバイからのフライトで飲みすぎたため、シャンパンはやめて、ジュースとしました。
2017年はシンガポール航空創設70周年ということで、特別なアメニティキットが配布されます。ニューヨークのファブリックケアのスペシャリティブランドである「The Laundress」の衣装ケアキットです。ケースがオシャレであり、他に何かに使えそうです。
離陸後、食事までの合間にドリンクを楽しめます。ジュースで回復したため、ワインを頼みます。ワインは「Wild Horse Winery and Vineyards」のシャルドネにしました。
食事までの時間があるので機内WiFiを利用しようと試みましたが、接続がうまくいかず格闘するものの結局最後まで利用できせんでした。
ビジネスクラス機内食(和食)
世界一周で和食が恋しくなったわけではありませんが、ANAのビジネスクラスの和食との比較も兼ねて、和食にしてみました。「花恋暦」と言う名称のメニューです。
シンガポール航空の場合は、前菜のあとに、メインが提供されます。
前菜は、量より質と言った感じで、日本酒か辛口の白ワインがよく合います。メインについては、会議の合間の弁当と言った感じでみそ汁もついてきます。前菜の方が粒ぞろいですが、メインはご飯が多い感じがします。
デザートは苺とカステラケーキで甘すぎず、テイストは和です。
着陸
この後、連日の移動での旅で疲れが出たのか、足元が広かったのかわかりませんが、熟睡してしまい、軽食を食べずに着陸となりました。目が覚めると紀伊半島沖を通過しており、間もなく着陸態勢にはいりました。成田空港のA滑走路に着陸し、すぐにゲートに到着。縁があるのかわかりませんが、到着ゲートは第4サテライトでした。結構な確率で第4サテライトでの到着が多く良い運動となります。
最後に
11日前は同じ成田空港からホノルルに向けて旅立ち、その後、連日の移動で結構疲れましたが、旅の締めくくりをシンガポール航空のビジネスクラス搭乗で帰国できました。大きなトラブルもなくなかなか良い道中でした。
11日間の旅行に関する記事は31記事ほど書かせていただき、当記事に至るまでほぼ毎日書きましたが、トータル1カ月以上かかりました。今回の道中の振り返りについては、後日まとめて記事にしたいと思いますので、時間がありましたら、当ブログにお越しいただければ幸いです。