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ピカピカのA320neoにおいしい機内食、ロイヤルブルネイ航空エコノミークラス搭乗記 BI873便でクアラルンプールへ

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ロイヤルブルネイ航空

ブルネイからクアラルンプールまで、ロイヤルブルネイ航空を利用しましたので、機材や機内食などを中心にお伝えします。

ロイヤルブルネイ航空とは

ロイヤルブルネイ787

ロイヤルブルネイ航空はブルネイ政府が親会社のナショナルフラッグシップキャリアです。1974年に設立され、航空会社としては老舗でも新興でもありませんが、四半世紀前に関西空港が開港した際には、関西空港にも就航したものの4年余りで休止しています。

現在はASEAN各国を中心に就航しているほか、ドバイ経由でロンドン、南半球では、オーストラリア・メルボルンに就航しています。今後、ロンドンまでの直行便も計画されており、サ-ビスに力を入れています。

機材については、短距離路線はエアバスA320シリーズ、長距離路線はボーイング787-8型機を利用しており、機材は比較的新しい機材で運用されているようです。サービスクラスはビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制をとっています。

2019年3月から成田とバンダル・スリ・ブガワン間を週3便で運航しています。機材は今回搭乗したA320となっています。

エアライン・アワードのレーティングについては、最新のスカイトラックス社のレーティングでは3スターとアジアのメガキャリアから比較すると低めのレーティングです。

機内のサービスにおいては、お国柄かアルコールドリンクの提供はないものの、エジプト航空のように持ち込みは可能のようです。

搭乗記

チッェクイン

チェックインカウンター

お金持ちの国の空港だけあり、とてもきれいで近代的な空港でパスポートを差し出して、チッェクインをすると、クアラルンプール発券の宿命のため、「マレーシアの永住権はありますか」と聞かれ、スマートフォンのANAの予約画面を提示するとスムースに手続きをしてくれました。同社の上級会員でもないため、事前に後席の窓側を指定していましたが、「非常口座席に変更しますか?」と言われ、1つ返事で「窓側でお願いします」と回答。ANAのダイヤモンド会員が効いたかわかりませんが、ラッキーでした。

とてもモダンできれいなブルネイ国際空港

ラウンジ

手荷物検査と出国手続きを終えると出発階に。上級会員でないため、上層階にあるラウンジをうらめしく思いつつ、出発ゲートに。小さいものの、とても清潔感があり、開放的で、モダンな出発ホールであり、結構気に入りました。ロンドン便の出発時間も近いのか、西洋風な乗客も多くおり、ヨーロッパの空港と錯覚を覚えるくらいでした。

出発フロア

ピカピカのA320neoに搭乗

A320-neo

ロイヤルブルネイ航空では、A320neoを2018年5月末に受領し、ブルネイとクアラルンプールから就航を開始し、運用されて3か月足らずのピカピカの機材に搭乗することができました。

ロイヤルブルネイ・ビジネスクラス

ビジネスクラスは2-2シートでリクライニングタイプのオーソドックスな配列でありながら、フルレザーとハイテクにより、シンプルになったモニターとコントローラーなど近未来の豪華さを感じます。

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エコノミーの最前列のバルクヘッドは十分な余裕があります。

そして、自分が着席する非常口席に。最前列のバルクヘッドほどの広さはありませんが、十分なスペースです。

ロイヤルブルネイ エコノミー非常口席

ロイヤルブルネイ 非常口席 シートピッチ

シートモニターはタッチパネル操作のみであり、余計なものをそぎ落としたシンプルさを感じます。モニター下にはUSBポートもあり、シンプルに見えて多機能であります。

日本語対応

また、コンテンツは多言語対応しており、日本語も対応しています。最新型機である中でひとつ、残念な点はWi-Fi設備がないくらいですが、個人的には、短距離便であれば不要な費用を発生させずにいいと感じます。

シートモニター

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シートテーブルは2つ折りタイプであり、機内誌は伝統的なフルサービスキャリアらしい高画質の写真が多い、機内誌です。

シートテーブルと機内誌

セーフティビデオは、近年の見ていて楽しいものではなく、クラシックな映像でありますが、丁寧なつくりが感じるビデオです。

ロイヤルブルネイ航空セーフティビデオ

とにかく、新車の香りがすると言っても過言ではないくらい、ピカピカのレザーシートであり、これだけでとても満足と言えます。

離陸

エアブルネイイェロー

窓から外を見ると「黄色い翼」がたくさん見えます。夕日に当たり、黄色の翼がいい感じです。

滑走路

滑走路に進むと誘導等のランプと夕方の暗さがマッチし、これまたいい感じです。離陸するとすぐに、先程までボートで遊覧した水上集落である「カンポン・アイール」を観ることができました。

離陸直後

機内食

機内食

短距離便のため、ランチボックスのような主食と水とクッキーがついてくるくらいかと想像しながら、二者択一のメニューを案内されます。「中華風のチキンかビーフカレーのどちらにしますか」と言われ、ブルネイに向かう際にマレーシア航空では、中華のチキンを食べたため、ビーフカレーにしました。

ポテトサラダ

サプライズはカレーだけでなく、きちんとサラダ(ポテトですが)がついているのは感心しました。2時間半ほどのフライトでありながら前菜もついており、なかなかであります。ヨーロッパに行くと短距離便の場合、フルサービスキャリアでもサンドイッチだけだったりする場合もあり、なかなかであります。

着陸

カラーリング

機内食の回収も終わり、まったりとした時間になると照明もムーディーなカラーになります。この辺は最新機材であるからこそ、実現できる照明であり、搭乗記にはとっておきの光景であります。暮れなずむ天空の世界を見ながらウトウトしていると飛行機は降下を始めます。クアラルンプール国際空港(KLIA)には、上空の旋回もなく、定刻通りに到着。ANAと同じサテライトターミナルに到着。降機の手続きも比較的スムースであり、大満足なフライトでした。

フライトルート

最後に

ブルネイに行く場合は、出発地によりますが、シルクエアやマレーシア航空、エアアジア、そして、ロイヤルブルネイ航空など選択肢がありますが、機材の新しさやサービスの良さでは、ロイヤルブルネイ航空は選択する価値があると思います。JGC修行であれば、マレーシア航空一択ですが、スターアライアンスの場合は、マイルやプレミアムポイントは積算されませんが、エコノミーでも上質なフライトを堪能できると思います。こうしたサプライズがまた、どこかに出掛けたくなる動機となると言えます。

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