ヨーロッパ発券のブリティッシュエアウェイズのオランダ・アムステルダムからバンコクへのビジネスクラス往復が安く、ゴールデンウィークの日本向けと夏休みの日本発に役立てそうなため、記事にしてみました。
- ブリティッシュエアウェイズ(ビジネス)のJALマイレージクラブ積算率
- アムステルダム=バンコクのマイル数
- 旅程
- 運賃
- ブリティッシュエアウェイズのビジネスクラス「Club World」
- 個人的に気になるポイント
- 最後に
ブリティッシュエアウェイズ(ビジネス)のJALマイレージクラブ積算率
ブリティッシュエアウェイズのビジネスクラスのJALマイレージクラブで積算可能な予約クラスはJ, C, D, R, Iとなります。そして、積算率は国際線では125%となります。ただし、英国国内線については、100%となります。
マイルの積算率が場所によって違うのは難しいところでありますが、覚えておいた方が良いと言えます。
アムステルダム=バンコクのマイル数
ロンドンヒースローでの乗り継ぎとなり、各区間のマイル数は下記のとおりです。
アムステルダム=ロンドン 231マイル
ロンドン=バンコク 5,958マイル
ロンドンヒースローとバンコク間は意外と遠く、ソウルよりも遠く、FOPを積算するチャンスでもあります。
旅程
今回はアムステルダムを5月4日に出発し、復路はバンコクを8月4日に出発する旅程で検索してみました。
往路は上記のとおり、昼前出発と早起きをしなくても良く、ヒースロー空港では約4時間乗り継ぎがあるため、本家のラウンジと買い物を堪能できると言えます。バンコク・スワンナプーム空港には翌日5月5日の朝9時過ぎ到着します。同期間の日本行きはかなり厳しいと言えますが、LCCが頻繁に行きかう、シンガポール、クアラルンプールまで範囲とすれば連休中に戻ることも可能かもしれません。
また、日程をずらして、連休明けにバンコクから日本に向かえば、ガクンと運賃が下がるため、バンコクでの休暇を楽しむのも有りかもしれません。
復路は8月4日と夏休み入った日にバンコクを朝出発します。ヒースローでの乗り継ぎはコンパクトであり、遅いですが、同日中にアムステルダムに到着できます。
運賃
運賃は
日本円で約182,644円
となります。
FLY ON ポイントとは
往復で15,472FOP
積算でき、
FOP単価は11.80円
と日本のピークシーズンを絡めながら、頑張ったと言える単価と言えます。
ブリティッシュエアウェイズのビジネスクラス「Club World」
JALが加盟する航空連合「ワンワールド」において、アメリカン航空とともに大きな影響力を持つブリティッシュエアウェイズは、スペインの同航空連合に加盟しているイベリア航空とも兄弟関係にあり、欧州において、スターアライアンスグループのルフトハンザグループに匹敵するエアラインと言えます。
飛行機にあまり乗らない陸マイラーでも、同社のマイルの購入やグルーポンではお世話になっている人も多いのではないでしょうか。
ビジネスクラスシート
同社のビジネスクラスのブランド名は「Club World」であり、世界中のエアラインのビジネスクラスでも興味深いシート配列をしています。
シート配列はボーイング777型機では、2-4-2配列と昨今のビジネスクラスが1-2-1配列となっている中で、窮屈さも感じますが、それぞれのシートは個室感が高くなっています。
それは、進行方向に向かって座る席と逆に座る席を交互に設置することで、シートピッチとプライバシーを確保していると言えます。
窓側の2列では離着陸時は隣席とのパーティションを使うことができないため、お見合いとなり、気まずい可能性もありますが、窓側の人は窓の外に興味が向くと言え、想像よりも気まずくはないと言えます。
また、中央のシートにはカップル席もあり、同じ方向に二人で座ることもできるため、時間があっという間に過ぎるかもしれません。
シートスペック
一座席あたりのシートスペックは下記のとおりです。
シートピッチ 72インチ(183センチ)
シート幅 20インチ(50.8センチ)
リクライニング フルフラット
と余裕のシートとなります。
個人的に気になるポイント
個人的に気になるはアメニティグッズのポーチであります。渋いブラックでシンプルながら、ブリティッシュエアウェイズのロゴがオフホワイトで刻印されているのはなかなかであります。PUレザーかもしれませんが、小物を入れるのには楽しくなりそうです。
最後に
ブリティッシュエアウェイズの日本路線で言うと海外発券ではプレミアムエコノミーはお得と言えますが、ビジネスクラスではお得なことはあまりなく、目的地がバンコクとは言え、20万円をきる運賃は珍しいと言えます。
欧州本流の同社のビジネスクラスに一度搭乗しつつ、FOPを積算するのも楽しいマイル修行と言えます。また、バンコクを経由することで欧州とタイを二度観光することもでき、リピーターとして現地を深める楽しみも出てくると言えます。