カイロ発券のビジネスクラスの東京・成田往復が安いため、まとめてみました。
アリタリアのビジネスクラス
アリタリアのビジネスクラスは長距離便ではボーイング777-200、エアバスA330を利用することとなります。
シートはフルフラットであり、B777-200ではシートピッチは46インチ、シート幅は22インチです。A330ではシートピッチは44インチ、シート幅は21インチとなります。
短距離便ではエコノミーコンフォートというクラスになり、シートピッチは35インチ、シート幅は18インチとなります。
カイロからイタリアまでは少し距離があるため、窮屈に感じるかもしれません。以下に書くとおり、単価が安いため、修行として割り切るほかないといえます。
ビジネスクラス カイロ=成田往復
往路(日本帰国)8月と復路(再び海外へ)9月で計算してみました。
旅程
8月11日の夕方5時過ぎ回路を出発し、ローマには夜8時過ぎに到着します。ローマで一泊の後、翌朝7時にミラノに向かい8時過ぎに到着してしまいます。7時間の乗り継ぎ後に成田に向かいます。ミラノ市内に出かけるには微妙な時間であります。
夕方3時過ぎにミラノを出発し、翌日朝10時過ぎに成田に到着します。
復路は9月2日に成田を午後一に出発し、ローマには19時に到着します。ローマで1泊の後、午後1時前にローマを出発します。かなりゆったりとした滞在ができそうです。カイロには夕方4時過ぎに到着します。
カイロ=イタリア間はA319、成田=ミラノはA330、成田=ローマはB772となります。
運賃・MQM
運賃・予約クラス・MQMは下記のとおりです。
運賃 145,700円
予約クラス 全区間 Iクラス(スカイマイル150%加算)
MQM 計23,139MQM
MQM単価 6.30円/MQM
MQM単価はなんと6円台であり、近年では珍しい単価といえます。
15万円以下のビジネスクラスの場合は、スターアライアンスもワンワールドも70%加算が当たり前になりつつある中、150%は非常にありがたいと言えます。
最後に
MQM単価が6円台という事とカイロ発券という事でマイル修行そのもののルートでありますが、ビジネスクラスであるため、機内ではゆったりできそうです。
また、アリタリア利用という事で前後にローマとミラノの滞在ができるため、少しはイタリア気分を味わえるかもしれません。
往復ともにストップオーバーすると総額5万円ほど高くなります(それでもMQM単価は10円切りですが)。往復は厳しいかもしれませんが、片道だけストップオーバーをつけて、イタリアを楽しむという事も出来るといえます。