秋田空港にあるカードラウンジであるロイヤルスカイラウンジを利用しましたので、お伝えします。
秋田空港のラウンジ状況
大都市の空港ではANAやJALなどの大手の航空会社のラウンジがあり、九州方面ではANAラウンジが結構あったりするため、航空会社ラウンジがあるかと思いますが、実際にはありません。
それをフォローするようにカードラウンジが存在し、「ロイヤルスカイラウンジ」がそれにあたります。
ラウンジのロケーション
カードラウンジの特徴としては、手荷物検査場の手前にあります。ラウンジへアクセスする際に搭乗券を見せたりするので、検査場の後に方が良いのですが、検査場後のフロアをどう使うか考えると誰でも利用し、お金になりやすい施設(ショップやフードコート)を置く方が良いと考えているのでしょうか。
手荷物検査後のエリアに入るための資格などの制限があり、こうしたことから、無難に手荷物検査前に設置されているのかもしれません。
ドリンクはカードラウンジらしく、ソフトドリンクのみです。
秋田空港では現在の状況もあり、混雑期を除けば、ラウンジを出てから手荷物検査を経て、ゲートまでもあっという間なので、あまり懸念はありません。
トイレはラウンジ内にはなく、ラウンジ外にあります。
ラウンジ利用にあたり
ラウンジ利用は無料で誰でも利用できるわけではありません。有料であり、下記の条件では無料で利用できます。
有料の場合
830円(1名)
無料の場合
VISA、JCB、UC、UFJ、NICOS、TS3、Orico、DC、Life、Diners、クレディセゾン、楽天カード、アメリカン・エキス プレス、ジャックス、エムアイカードの各ゴールドカード会員以上カードホルダーで利用当日の搭乗券(航空券)を持っていると無料で利用可能。
例外ケースもあるため、受付に確認することをお勧めします。
同ラウンジは受付の際、当日の搭乗便が確認できる搭乗券、航空券(到着後利用の際は半券)、予約用紙、メール等を提示すれば到着でも利用できるとのことです。
ラウンジレポート
木目と白が基調の明るいラウンジ
見出しのとおり、木目と白を基調としたラウンジです。木は秋田杉なのかわかりませんが、秋田犬・マサルのように赤毛と白毛が混じったトーンにも見えます。
同ラウンジの座席配置はもともとカウンターテーブルやカウンターデスク、窓側のカウンター席が多く、ソーシャルディスタンス以前から寡黙な人が多い東北の人向けに設定されているのかもしれません。
そうは言っても座る場所は間引きされております。
ラウンジ必要機能の電源、Wi-Fi(空港共通)、ソフトドリンクはあります。
携帯電話ブースは設置された当時は必要でしたが、今は通話する人も少なくなっており不要にも感じます。改装してエキナカにあるような仕事のブースにするとマネタイズになるかもしれません。
窓からの景色は駐車場ビューですが、ラウンジの全体の採光部は大きく、かなり明るく開放感としてはあります。
いかにも近隣諸国の旅人が挙って利用しそうな電源タップがあります。今はそうした人はいないため、誰もチャージしていません。クレベリンが置いてある一方で、機内にはクレベリンの持ち込み禁止もわざわざ記載されています。
アルコールはスーパードライ(有料)のみ
航空会社のラウンジを利用し慣れてしまうとラウンジで一杯が当たり前となってしまいます。しかし、カードラウンジの場合はそうではなく、有料となります。
他の空港では受付のスタッフが有料で用意してくれたりしますが、同空港ではセルフなのかスーパードライの自販機があります。
最後に
同ラウンジは木材の多用であり、天井が高く、開口部も大きく、新コロ禍もあり座席の間引きもあり、かなり快適です。木材を多用した隈研吾氏のどこかのラウンジに近いかもしれません。