ANAの那覇から羽田行きANA468便の普通席のドア近くの非常口シートに座ってみましたのでお伝えします。
非常口座席
非常口座席とは文字通り、非常口の扉が前にある座席であります。脱出しやすいように扉付近には障害物となるものは設置されていないため、足元が広く快適であります。
快適ではありますが、緊急時には脱出の支援をすることが必要であります。そのため、脱出を支援できる大人が対象となっています。海外では、支援の意思疎通(最低限の英語)がとれない場合、座席を変更させられる可能性もあります。
ANAでは、国内線は無料で空いていれば指定できます。ただし、上級会員から順に事前に指定できるため、上級会員に指定されてしまうケースも多いと言えます。
国際線では安いエコノミー割引運賃の場合は有料であり、金額は路線によって異なります。飛行距離が長いほど高くなります。こちらも上級会員は無料で指定できます。
国内線専門のボーイング777-300型機では、非常口座席は15席あり、11列左側、29列、44列が非常口座席となっています。
搭乗記
搭乗
本日のゲートは32番搭乗口であり、修学旅行の学生も多く混雑しています。ボーディングブリッジの窓から見えるボーイング777-300は長いです。
離陸
トーイングトラクターにプッシュバックされ、滑走路に向かいます。外から見ると機体はこんな感じなのでしょうね。
今日は南側から北側に向かって離陸するため、瀬長島方面にタキシングしていきます。特に混雑することなく、スカイマーク機1機のみ着陸待ちをして、ランウェイに。
程なく、ポーン、ポーンと鳴りだし、離陸アナウンスが始まります。普段はチャイムは4回が良く聞くパターンですが、アナウンスと被ったのか3回のみでした。
ボーイング777-300特有のプラット&ホイットニー社製のジェットエンジン「PW4090」の独特の唸り音を立てながら、離陸がスタートします。A席のため、新滑走路の建設状況が見えます。
3,000mある滑走路の7割ぐらいで離陸し、嘉手納ラプコンを回避するように左に向きを変え、エンジンの出力を絞り、上昇していきます。
以上を動画にまとめてみました。タキシングはタイムプラス動画、離陸はHD動画にしております。
どうぞ、ご覧ください。 今日は天気が良く空が青いです。
普通席の過ごし方
安定飛行に入り、ドリンクタイム。日差しが強く暑いため、ハイボールを購入。隣席の方もハイボールを頼んでいました。飛行機は巡航速度で順調に羽田に向かいます。
飲んだ後、うとうとしていると着陸態勢に。那覇から羽田に向かうのは逆区間よりも所要時間が短いため、あっという間であります。狭い普通席でも非常口席は快適であります。
天気がよく、東京湾が本日も光っています。
着陸
離陸時のアナウンスで説明していたように南風の影響で、B滑走路22側から着陸します。着陸時C滑走路が良く見えます。国際線であれば近くてよいのですが、第二ターミナルまでは地上移動が結構かかります。
第二ターミナルにはたくさん駐機しており、ALL ANAであります。ベルトサインが消灯すると一斉に立ち上がります。CAさんは外から窓をたたく音にOKサインをして、スタンバイします。
あっという間の3時間弱でした。
最後に
非常口座席は足元が広く、快適であります。マイル修行では短時間に往復したりするため、負担が少なくお勧めの座席であります。