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ANA羽田=ウィーン路線 ビジネスクラスは日本発と日本着どちらがベストチョイスか

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ウィーン

国際線のフライトでは、行きと帰りではなんとなく食事や機材が違い、得した、損した

と感じることもあります。そこで、ANAのヨーロッパの新たな就航地であるウィーン路線のビジネスクラスに搭乗した場合のシートや食事、時間などを比較してみました。

羽田=ウィーン路線

ANAの羽田=ウィーン路線は2019年2月17日より、毎日運航されます。スケジュールは下記のとおりです。

NH205便 羽田発 1:55 ウィーン着 6:00

NH206便 ウィーン発 11:50 羽田着 6:55翌日

いわゆる夜行便であり、羽田発は丑三つ時、羽田着は朝7時前となります。ANAでは、ヨーロッパ便で同様のスケジュールで運航されているフライトがあります。

それは、フランクフルト線の

NH203便  羽田発 0:55 フランクフルト着 5:20

NH204便  フランクフルト発 11:30 羽田着 6:55翌日

であります。

マイルの特典航空券であれば現地での滞在期間がないため、例えば、金曜日の夜(実際は土曜日の未明)に出発し、日曜日の昼に現地を出発すれば、月曜の朝には羽田に戻れるため、まさに弾丸トラベルが実現できます。

ウィーン路線機材

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ウィーン路線は一日一往復であり、ウィーンに到着した機材は、そのまま折り返しで羽田に向かうため、行きと帰りで機材に差はありません。

機材はボーイング787-9型機であり、ビジネスクラスはフルフラットタイプのシートであり、眠るのに適した機材と言えます。ANAのホノルル線で同機材を利用しましたが、食事をした後でもぐっすり眠ることができ、深夜便ではすぐに眠りに就けると言えます。

ホノルル便のビジネスクラス搭乗記はこちらです。 

ウィーンでの乗り継ぎ時間

ウィーンネットワーク

ウィーン国際空港はヨーロッパのメガ空港(フランクフルト、ロンドン・ヒースロー、ミュンヘンなど)と比較してもコンパクトな空港であり、乗り継ぎの時間が少なくて済みます。しかも、ウィーン着の場合、早朝の乗り継ぎが可能となるため、ウィーンはもちろん、欧州主要都市に午前中に到着することも可能です。接続便は同じ、スターアライアンスのオーストリア航空であるため、スターアライアンスゴールド以上の会員であれば、ラウンジの利用や優先搭乗も可能となります。

一方で、羽田行きのフライトの出発時間は11:50であり、乗り継ぎ時間を考えると朝10時過ぎにはウィーンに到着することとなり、ヨーロッパの各都市からは始発便の搭乗となり、朝相当早いフライトとなります。

このように、乗り継ぎを前提にウィーン路線を利用しようと考えると行きはとてもメリットがあり、帰りは早朝に起きる必要があり、大変と言えます。ヨーロッパ最後の旅程をウィーン滞在にして、ウィーン市内からゆったりと空港に向かうと言う方法もあり、何とも甲乙つけがたいところとも言えます。

機内食

機内食

ビジネスクラスでの楽しみと言えば、何といっても機内食と言えます。ウィーン路線の行きと帰りを比較してみました。残念ながら記事にした時点では、ウィーン路線の機内食メニューは掲載されていませんでしたが、先述のとおり、同様な時間帯に出発するフランクフルト線の機内食をもとに想定してみました。

羽田発深夜便(NH203便)

離陸後のお飲み物とともに

アミューズ ・鴨と長ねぎのブロシェット 柚子胡椒マヨネーズ ・アップルコンポートと2種のチーズ ・アーモンドとカシューナッツのロースト ・小海老と野菜のマリネ

お好きな時に

軽いお食事

・ターキーハムとチェダーチーズの温かいパニーニ

・鶴橋風月 お好み焼き

・ルーローハン風丼

スープ

コーンスープ

茅乃舎 野菜だしスープ

・うかい名物 豆水とうふ

麺 類

・一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」

・きつねうどん

リフレッシュメント

・ガーデンサラダ 柚子胡椒のドレッシング

・チーズプレート(シャウルス A.O.C.、シュロスバーガー アルト、セザールレガリス)

・バニラアイスクリーム

・フルーツ

・ヨーグルト

・シリアル

おつまみ

・ミックスナッツ

・ミックスあられ

・フォンダンビスキュイ

・あられ(ベジタリアン・ハラール認証済)

到着前に (和食または洋食をお選びください)

和食

前 菜

ずわい蟹きのこ春菊浸し

桜鱒小袖寿司

丹波黒豆と大豆煮

厚焼き玉子

主 菜

真鯖みりん干し

俵御飯

[412 kcal]

味噌汁、香の物

フルーツ

洋食

メインディッシュ

フリッタータ トマトソース 仔牛のソーセージ添え [355 kcal]

ブレッド

アールグレイフィグ クロワッサン

デザート

ヨーグルト キャレ ブラン

(クランベリーと洋梨のコンポート、なめらかなヨーグルト、

洋梨とメープルシロップのジュレ、メープルシロップのクーリ)

 深夜便のため、一回目の食事はなく、寝ること重視のようです。寝られない人向けには軽食をオンデマンドで頼めると言ったところです。そして、到着前に朝食が提供されると言ったところであります。10時間以上のフライトで、空腹で搭乗すると悲劇としか言えないため、地上にいるときにしっかり食べて飛行機では寝ると言うのがあっていると言えます。

フランクフルト昼発便(NH204便)

アミューズ

鶉のロースト オニオンマーマレード

トリュフクリームとセロリラブのロール仕立て

メロンとブラックオリーブ アーティチョークのブロシェット

和食

前 菜

赤ビーツの甘酢漬け

イカシート

ラムレーズン入り鶏松風

海老真丈

柚子味噌添え

小 鉢

生湯葉と海老トマト

酢の物

スモークサーモンの砧巻き 黄身酢とブロッコリーのシュトロイゼル

主 菜

スライスした牛フィレのポシェと芽キャベツに包んだ牛肉の柔らか煮

わさびバターソース 蕪を添えて [204 kcal]

御 飯

御飯、味噌汁、香の物

デザート(デザートはANAオリジナルメニューです。)

・ ラテ・マキアートケーキ

・ ラズベリーケーキ

・ チーズ

・ フルーツ

洋食

アペタイザー

大鮃のスモークとマンゴーのサラダ ハーブ風味のチキンの胸肉

スープ

コーンスープ

メインディッシュ

・ 牛フィレ肉のステーキ グリーンペッパークリームソース [470 kcal]

・ パイクパーチのロースト レモンとタラゴンの香るライス添え [215 kcal]

トマト風味のペンネ マッシュルームのダンプリング添え [178 kcal]

ブレッド

3種のブレッドをバターとオリーブオイルとともに

デザート

・ ラテ・マキアートケーキ

・ ラズベリーケーキ

・ チーズ

・ フルーツ

お好きな時に (1回目のお食事終了後、ご希望の時間にお知らせください。)

軽いお食事

  トマト風味のペンネ マッシュルームのダンプリング添え

・牛肉とピーマンの細切り炒め丼

・鮭と明太子のおにぎり

スープ

コーンスープ

茅乃舎 野菜だしスープ

・うかい名物 豆水とうふ

麺 類

・一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」

・かき揚げうどん

リフレッシュメント

・ガーデンサラダ クリーミーブラックペッパードレッシング

・チーズプレート(ルジェット、バヴァリアン・ブルー、ゴートチーズ)

・バニラアイスクリーム

・フルーツ

・ヨーグルト

・シリアル

おつまみ

・ミックスナッツ

・ミックスあられ

・フォンダンビスキュイ

・あられ(ベジタリアン・ハラール認証済)

2回目の食事

和食

小 鉢

浅蜊と切り干し大根煮

主 菜

鯖利休焼き

牛時雨煮

白御飯

[358 kcal]

味噌汁、香の物

洋食

メインディッシュ

パプリカとモッツァレラのオムレツ バジル風味のクリームソース [426 kcal]

ブレッド

2種のブレッドをバターとともに

フルーツ

 一回目は洋食であればフルコースであり、豪華と言えます。ウィーン発は11:50。現地の時間に慣れていたら豪華な昼食、弾丸の場合は日本時間の夕食時間でもあり、食事を楽しむには最適と言えます。そして、羽田到着前には朝食もあります。

食事だけ比較するとウィーン発の方がお得と言えます。しかし、自分のあった時間帯に食事を楽しみたい、ゆっくり休みたい人には食事はいらないと言う人もおり、何とも言えないところであります。

最後に

以上まとめると、

機材は同一で往路も復路は快適。

時間は行きの方がヨーロッパ各都市へのアクセスは時間的に有利。(ただし目的地がウィーンであればどちらもメリット有)

機内食については、行きは睡眠前提のメニュー、帰りは旅の最後を演出してくれる豪華仕様。

と言ったところです。価値観は人それぞれのため、何とも言えませんが、自分のライフスタイルに合った旅行の参考にしていただければ幸いです。 

ザルツブルグ

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