
ANAの国内旅客サービスシステム刷新に伴い一時休止していた、マイルの神サービス「今週のトクたびマイル」が、2026年7月7日(火)の告知分よりついに再開されました!
今回のシステム刷新(新運賃ルールへの移行)に合わせ、トクたびマイルの運用サイクルも一部新しくなっています。近年、旅行スタイルは混雑を避ける「分散型」へとシフトしていますが、新システムに変わっても「マイルでお得に旅をしたい」と考えている方にとって、最強の味方であることは変わりありません。
本記事では、7/7発表の路線に加えて、国内線運賃の新ルールを適用した最新のスケジュールから、トクたびマイルを賢く使いこなすための「頻出ルートの法則」まで、どこよりも詳しくお届けします。
- 7月7日発表のルート
- 【新ルール】トクたびマイルの基本スケジュール
- ✈️ 対象路線の目安(片道 3,000マイル〜)
- 🗓️ ANA国内線 シーズン設定 (2026-2027)
- 🪙 通常時の国内線特典航空券 必要マイル数(エコノミークラス1区間)
- ⚠️ 予約の変更・取り消し(新システム対応版)
- トクたびマイル 対象外搭乗期間
- トクたびマイルを使いこなす「3つの法則」
- 最後に
7月7日発表のルート
7月7日発表(7月15日~7月21日搭乗)のルートは以下のとおりです。
【7,500マイル】 沖縄(那覇)⇔仙台
【10,000マイル】 沖縄(那覇)⇔仙台
復活第一弾となった今回のトクたびマイルですが、設定期間に「レギュラーシーズン」と「ハイシーズン」がまたがっているため、搭乗日によって必要マイル数が異なる変則的なスタートとなりました。対象路線自体はどちらの期間も完全に同一ですが、旅行する日程によって消費マイルが変わるため、予約の際はカレンダーをよく確認しておきたいところです。
主要路線に目を向けると、羽田発着では大阪や名古屋といった人気路線がしっかりとラインナップされています。さらに、今回から公式ページには以下のような注記が新しく追加されました。
*「東京」は羽田空港・成田空港、「大阪」は伊丹空港・関西空港・神戸空港を指します。なお、一部路線において運航がない場合がございます。
この表記変更は、マイラーにとって「選択肢が増えた」という嬉しいサプライズなのでしょうか?
結論から言うと、これは新システム(アマデウス)への移行に伴う「都市コード(TYO / OSA)」の共通化による影響が大きいと考えられます。航空業界の国際標準システムであるアマデウスの仕様上、「同一都市にある近隣空港」を明確に区別して除外することが難しく、システム上の処理を共通化せざるを得なかったという背景がありそうです。
もしシステム上の都合であれば、今後は「羽田発着」として選出された路線であっても、枠さえあれば「成田発着」で代替えして発券できる可能性が出てきます。これが本当に「どちらの空港でも選べる神アプデ」になっているのか、それとも単なる表記上の都合なのかは、実際の予約画面で空席をチェックしながら検証してみたいところです。
【新ルール】トクたびマイルの基本スケジュール
再開後の新ルールでは、路線発表から実際に搭乗できるまでの期間が「1週間後ろ倒し」のサイクルに完全移行しました。
⚠️ 注意点:以前のように「今週発表された路線に、その週末すぐ乗る」という超直前型での利用はできなくなりました。路線発表から実際の搭乗までは最短でも8日以上の間が空くため、少し先の予定を見据えて予約する必要があります。
✈️ 対象路線の目安(片道 3,000マイル〜)
トクたびマイルは、直前の空席状況(新システムでのエコノミークラスの枠)に応じて、通常より少ないマイルで開放されます。
3,000マイル区間(短距離・鉄板ルート)
- 羽田発着:庄内、富山、秋田、能登、小松、大阪(伊丹/関西/神戸)
- 大阪(伊丹)発着:福岡、大分、熊本、宮崎、鹿児島、新潟、仙台
- 福岡発着:宮崎
4,000マイル〜区間(中距離・レジャールート)
- 羽田発着:新千歳、函館、女満別、鳥取、米子、萩・石見、松山、高知、徳島、高松、大分、長崎、佐賀、熊本、鹿児島
- 大阪(伊丹)発着:函館、秋田、青森、福島、高知、松山、沖縄那覇
5,000マイル〜区間(長距離・離島ルート)
- 羽田発着:沖縄那覇、宮古、石垣
- 札幌(新千歳)発着:福岡、沖縄那覇
🗓️ ANA国内線 シーズン設定 (2026-2027)
新運賃ルール移行に伴い、確定しているシーズンチャートは以下のとおりです。トクたびマイルの必要マイル数も、このシーズン設定(L/R/H)に連動して変動します。
固定観念に縛られず、大型連休(GWや盆・正月)の直後など、人流が落ち着くタイミング(レギュラーやローシーズン)を少し狙うだけで、トクたびマイルの恩恵を最大限に受けることができます。
🪙 通常時の国内線特典航空券 必要マイル数(エコノミークラス1区間)
2026年の新システム移行後、座席の名称は「普通席」から「エコノミークラス」へと変更されましたが、通常時の片道必要マイル数のベースは維持されています。
※新ルールに伴い、沖縄離島路線専用の必要マイルチャートは終了し、上記の距離制(乗り継ぎ旅程の拡大)へ統合されています。
⚠️ 予約の変更・取り消し(新システム対応版)
新システム移行後、トクたびマイルを含む特典航空券のルールはより国際線基準に近くなり、厳格化されています。
1. 予約の変更について
変更可能な範囲:「同一区間(逆方向不可)」かつ「当初予約した対象の搭乗期間内(指定された1週間)」への変更のみ可能です。
期限:元の予約便の出発前、かつ変更希望便の出発前日まで。
期間外への変更:翌週以降など、キャンペーン対象期間外への変更は一切不可となります。
2. 払い戻し(キャンセル)について
全区間が未使用の場合に限り、ウェブサイトから払い戻しが可能です。
払戻手数料:1名につき 3,000マイル。
注意:3,000マイルで発券した片道航空券をキャンセルした場合、手数料で相殺され手元に戻るマイルは「0」になります(実質全額没収)。そのため、予定が確実に決まってからの発券を強く推奨します。
3. 通常マイルからの切り替えについて
通常の必要マイル数ですでに予約・発券済みの特典航空券を、後からトクたびマイル価格へ「変更」することはできません。
一度払い戻し(手数料3,000マイルを負担)を行った上で、再度トクたびマイルの枠を新規予約し直す必要があります。
トクたびマイル 対象外搭乗期間
- ❌ 2026年8月19日(水)~ 8月25日(火)
- ❌ 2026年9月30日(水)~ 10月6日(火)
- ❌ 2026年11月11日(水)~ 11月17日(火)
ご予約前に、必ず公式のご利用条件をお読みください。
トクたびマイルを使いこなす「3つの法則」
新ルールで1週間先の日程になったからこそ、以下の法則を頭に入れておくと打率が上がります。
ピーチ等のLCCと競合する区間(成田/羽田〜九州・沖縄など)は、新システム移行後も空席調整のための選出率が高めです。
平日に出張族で埋まる路線(羽田〜富山、広島、小松など)は、土日に空席が出やすく、トクたびの対象になりやすいです。
「冬の東北・北陸」や「梅雨時期の沖縄」など、一般的に観光客が減る時期の観光路線は狙い目です。
最後に
システム刷新という長い休止期間を経て、ついに新ルールで生まれ変わった「今週のトクたびマイル」。
復活第1弾はレギュラーとハイシーズンが混在する変則的なスタートとなりましたが、それ以上に「東京(羽田・成田)」「大阪(伊丹・関西・神戸)」のマルチエアポート化を思わせる注記の追加など、新システム(アマデウス)ならではの面白い変化が見えてきました。
スケジュールが「1週間後ろ倒し」になったことで、かつてのような突発的な弾丸トラベルは難しくなりましたが、その分「来週の週末はマイルでどこかへ行こう」と計画的に動きやすくなったとも言えます。また、ルールが厳格化されたことでキャンセルのリスクは高まりましたが、LCC競合路線や週末のビジネス路線を狙う「3つの法則」を意識すれば、新システム下でもお得に旅を楽しめるポテンシャルは健在です。