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ANA直行便 ストックホルム発券、常夏への路線が意外にも安い

ANAストックホルム直行便のプレミアムエコノミー往復とビジネスクラスにアップグレードできる運賃を調べてみましたので、お伝えします。また、意外な常夏路線が安いので合わせてお伝えします。

直行便 ストックホルム=羽田 プレミアムエコノミー往復

ミラノ線イスタンブール線に続いて、こちらの念願の直行便なので、乗り換えはありません。ストックホルムに行こうとするとこれまではフランクフルトほぼ一択で乗り換えが必要でしたが、それが解消されます。ただし、北欧4都市(ストックホルム、コペンハーゲン、ヘルシンキ、オスロ)間を北欧完結で移動するとなるとこれまではスカンジナビア航空があったのですが、そこがスカイチームに移行してしまうので、運賃は一緒に買う事が出来るかもしれませんが、上級会員のメリットとしてはちょっと痛いところでもあります。

スケジュール的にはストックホルムからは朝発9:35であり、羽田には8時前到着とビジネス需要に応えそうであります。

また、週3便ではありますが、羽田発は深夜0:30なので、金曜日の深夜(土曜日の未明)に出発して、月曜日の朝に帰ってくる弾丸旅程も可能であります。(チケットの買い方には海外発券が必須ですが)ストックホルム線は2024年12月3日より週3便就航開始であります。また、現在の情勢上、アウトバウンド北極海ルート、インバウンド中央アジアルートとなりそうですが、インバウンドルートは偏西風もあるのですが、一旦東欧を南下してトルコ付近から東に向かうこととなりそうです。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

そして気になる、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。

運賃 199,520円

予約クラス Nクラス(70%+400PP)

プレミアムポイント 8,414PP

PP単価 23.71円/PP

運賃は新規就航するミラノとイスタンブールりも安く20万円以下となっています。こちらのNクラスは払い戻しはできないものの、予約変更は可能です。ただし、1回の変更で数万円の手数料を課金されてしまうので、発券時には旅程を実質決めてしまう必要があります。

また、Nクラスはビジネスクラスにアップグレードはできないのは注意点であります。

そして、運賃は20万円以下で単価を他の新規路線と引き離せそうですが、プレミアムポイントが伸びないので23.71円/PPとなります。

ビジネスクラスへアップグレード可能なエコノミー運賃

続いては、ビジネスクラスへアップグレード可能なエコノミークラスの運賃となります。

同じ旅程で調べると最安のものが出てきました。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

そして、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。

運賃 213,220円

予約クラス Hクラス(70%+0PP)

プレミアムポイント 7,614PP

PP単価 28.01円/PP

ミラノ発券・イスタンブール発券ともに同様にプレミアムエコノミーよりも単価は悪いですが、差はそれほど広くありません。アップグレードだけが唯一の希望の光と言った運賃とも言えそうです。ただ、三路線の中では一番安く単価も良くなっています。

白夜の北欧から常夏のあそこに

ANA便であまり考えないルートでありますが、欧州からは常夏のハワイ・ホノルルまでの路線もあります。今回のストックホルムに限らず、既存の欧州都市とミラノも設定があったりします。イスタンブールだけは設定がないところです。

羽田での乗り継ぎとなり、フライングホヌは利用できませんが、夏であれば白夜のストックホルムから常夏のハワイと何とも不思議なルートであります。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

さて、気になる、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。

運賃 292,180円

予約クラス Nクラス(70%+400PP)

プレミアムポイント 14,576PP

PP単価 20.05円/PP

マイル修業をするのであればホノルルではなく、シドニー方面に行った方が良いのですが、先述の羽田往復に+10万円で羽田からホノルル往復できるとなると結構良いかもしれません。単価も先述のとおり下がっています。

ビジネスクラスにアップグレード可能なエコノミーは?

続いてはビジネスクラスにアップグレードできるエコノミークラスです。詳細は以下のとおりです。

運賃 358,400円

予約クラス Hクラス(70%+0PP)

プレミアムポイント 12,976PP

PP単価 27.62円/PP

こちらも単純に羽田に行くよりもホノルルまで行った方が持ち出しは多いのですが、単価は良いと言う結果になっています。

まあ、何かの偶然でストックホルム(欧州含む)とホノルルに短期間に行くケースもあるかもしれないので、そうした路線があると言う事を覚えていただければと思います。

最後に

と言うわけで今回は新規・欧州海外発券三都物語の最終回としてストックホルム発券を調べてみました。フライトマイルが3都市の中では一番短いものの、運賃も一番安いため、単価が安くなっています。

ただ、ネットワーク的には北欧都市を飛行機で巡るにはスカンジナビア航空という武器をなくしたので、ちょっと厳しいかもしれません。まあ、ストックホルムとコペンハーゲン間は鉄道もあり、オスロにはLCCもあるので、それで妥協と言うところ可能であります。

そして、ストックホルムからホノルルに東京で乗り継ぐと言う運賃の設定もあり、どうした人が利用するのか興味が沸いてしまいました。

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