ANAグループ便で最短路線が再開することとなりましたので、記事にしてみました。
2024年度ANAグループ冬ダイヤ
先日、ANAグループの冬ダイヤの輸送計画が発表されました。
花形の国際線では、バンコク線が羽田・成田合計で週3便から週4便になるほか、マイル修業の聖地であった羽田⇔クアラルンプール路線が毎日運航へ、ついでに羽田⇔ジャカルタ路線も毎日運航になります。
そうしたところよりも興味深いのが、国内線での再開でした。宮古⇔石垣の路線であり、咲洲庁舎ではなく、先島諸島をスターアライアンス便を巡る場合は重宝しそうです。再開は冬ダイヤの10月27日からです。
宮古=石垣間のフライト
ANAマイレージクラブで積算される区間マイルで最短トップ10は以下のとおりです。
区間 | マイル数 |
---|---|
奄美大島⇔喜界島 | 16 |
徳之島⇔沖永良部 | 30 |
熊本⇔天草 | 42 |
長崎⇔壱岐 | 60 |
奄美大島⇔徳之島 | 65 |
長崎⇔五島福江 | 67 |
宮古⇔石垣 | 72 |
福岡⇔天草 | 78 |
福岡⇔対馬 | 81 |
鹿児島⇔種子島 | 88 |
宮古⇔石垣間は6位です。上位は鹿児島県内のフライトが多いところでありますが、離島プロジェクトでコードシェアしている関係でJALグループの運航です。そして、長崎⇔壱岐と長崎⇔五島福江間はオリエンタルエアブリッジはANAの息がかかっているのですが、ANAグルーブ便でしかもジェット機で運航されるフライトとしては宮古⇔石垣便が最短路線となります。区間マイルは72マイルであります。
フライトは1791便と1792便であり、フライト時間は35分であり、プレミアムクラスの設定もあることからどんなサービスになるのか期待したいところです。プレミアムクラスの乗客は先に搭乗できるのでドアが閉まるまでにウェルカムドリンクが出てきてそれが最初で最後のドリンクとなるかもしれません。ちなみに石垣からは30分であり、飛んでいる時間はごくわずかでしょう。
そして、運賃は最安の7,260円であり、130kmの程で7,000円は高いのですが、これに代替する交通機関がないことを考えると安いと言えます。
プレミアムポイントは上記運賃では308 ポイントであり、単価的には23.57円/PPと何ともですが、国際線と比較するとまあまあ良いと言えます。ただ、308PPしかたまらないところではありますが。
最後に
先島諸島間のフライトがスターアライアンス便で利用できるのは有難いところです。トクたびマイルで羽田⇒石垣⇒宮古⇒羽田のような設定が同一週で出てくるとローシーズンではかなり少ないマイルで三角飛びが出来そうです。
また、期間限定で与那国へのフライトも石垣または宮古から設定して欲しいところであります。C国が何かすると数十年単位でアクセスが厳しくなる可能性もあるので、ANA便でOGNに行ってみたいところであります。