風の強い日のフライトを体験しましたので、記事にしてみました。
セントレアは凪
子供の遊び場も広いセントレアですが、バブル期にこれからさらに伸びると思って造ったのかなと思ってしまうくらいであります。何となくスワンナプーム空港のターミナルにも似ている感じもします。
成田行きですが、羽田行への変更の可能性と言う条件付きとなっています。羽田へ変更の方が願ったり叶ったりなのですが、さてどうなるのでしょう。
成田は沖止めですが、セントレアはPTB経由でほぼ搭乗できるので、楽々であります。本日も隣席は空いており、さらに楽々です。離陸前にセーフティビデオが流れ、モニターはラウンジにあるビールサーバーのような音をたてて収納されます。
セントレアを離陸です。飛行機も少なく、滑走路までの時間も短いのであっという間の離陸となります。
セントレア付近は凪と言っても良い程、穏やかであり、午後のまったりした時間が流れていきます。
しかし、段々と雲が広がりいつの間にか真っ白な雲の上の世界となってしまいました。それとともに機内アナウンスでベルトをしないでも良い時間が5分程となってしまいました。
まったりとワインでも飲もうと思っていたのですが、慌てて食べて飲んでと言うような気分が変わってしまいました。食事は昨日食べたものと全く同じでした。量は増えたのは良いのですが、毎日同じものになってしまいそうです。
関東は白波が
関東まで来るとかなりの白波が立っています。九十九里浜付近はほぼ白くなっているので結構な風の強さのようです。
上から見ると小さく見える白波ですが、地上から見ると怖く感じるくらいかもしれません。
本日は九十九里浜から進入し、霞ヶ浦付近まで北上し、そこから大きく旋回してB滑走路に着陸するルートでした。よくあるパターンではありますが。
その霞ヶ浦であります。日本で二番目に大きな湖ですが、法律的には川のようであります。風が強いのですが、それほど揺れた記憶が今となってはない位のままに着陸しました。このあたりの旋回も結構楽しいですね。
到着
第3ターミナルが見えます。統合された成田新ターミナルが建設される場合、10年程で壊してしまうのか活用されるのか不明ですが、もともとプレハブみたいなものなので10年で元を取ってしまうのかもしれません。
1タミと2タミを接続する根元にある58Aも新統合ターミナルができた場合、どうなるのでしょうかね。デザインの効いたエリアなのですが。
予想通り、沖止めでした。外に出ると髪がグシャグシャになるくらいの強風でした。機体はJA76ANであり、2014年5月に登録された機体であり、まだまだ使われることでしょう。プレミアムクラスのシートは革張りの今のシートなのでどこかで交換されるかもしれません。
成田名物アライバルラウンジでスカイライナー待ちをします。ビール1杯でちょうど良い時間になり、退散します。同ラウンジは17:50までなので、クローズギリギリまて長居するのも気が引けます。
上下移動の多い成田空港であります。新ターミナルが出来たら、顔認証などを活用して列車の改札とパスポートコントロールとチェックインとかを統合してほしいものであります。そして、極力上下移動はなくしてほしいところでもあります。
最後に
出発地では凪でも、到着地では強風と言う、音速に近い速さで飛ぶから味わえる飛行機旅の醍醐味であります。
できれば、羽田空港にダイバートした方が記事のネタ的にも面白かったのですが、きちんと決められた目的地である成田空港に到着でした。こうした所が定時運航の高いキャリアと言う所なのかもしれません。