ANAプレミアムポイント2倍キャンペーンが絶賛、展開中ですが、その中でさらに500プレミアムポイントを積算できる路線について、考察してみました。
ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン+500ポイント路線
そもそも、ANAプレミアムポイント2倍キャンペーンは2022年8月1日(月)から2022年12月31日(土)まで実施されており、残り3か月のキャンペーンであります。
対抗するJALが2023年にキャリーオーバーしているので延長の可能性もあります。次年度のプレミアムポイントを想定するとOKA=KUL修行とか年明けに考えてしまいますが、KUL便はなかなか増えないので、別ルートかなと考えてしまいます。
同キャンペーンの対象は国内線と国際線全区間であり、わかりやすいものであります。本当に必要なのかわからない仕事での移動でも2倍のプレミアムポイントが積算されるため、今のうちは出張する人も多いようです。
そのなかで、2倍積算された後に+500PPの積算されるルートがあります。何とも奮発しているとはいえ、本当に得なのか、まずはルートを洗い出してみます。
羽田発着路線
羽田発着路線は下記のとおりです。
大館能代、八丈島、能登、富山、米子、鳥取
都内路線と北秋田と北陸、山陰が対象となっています。富山は日帰りで仕事している人にとっては一番コスパが良いかもしれません。
都内路線でもある八丈島はかつての大島ぐるぐるのような効果があるかもしれません、
大阪(伊丹)発着路線
続いて、大阪伊丹発着路線です。
函館、青森、秋田、仙台、福島、新潟、松山、萩・石見、高知、福岡、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島
今回のキャンペーンでは最多の路線であります。北海道南部から東北、新潟、四国、萩、九州と知らず知らずのうちに+500PPが積算される路線かも知れません。
四国や萩・石見路線は距離の割に+500PP積算されるため、時間的にもメリットがあると言えます。
福岡発着路線
福岡空港発着路線は下記のとおりです。
仙台、小松、大阪(伊丹)、五島福江、宮崎
IBEXな仙台と小松がありますが、やはりこの路線は搭乗率をどうしても上げないとディスコンされる路線なのかもしれません。ANA的にはコードシェアを切れば良いと思われますが、出資しているため、そうとも行かないのでしょう。
札幌(新千歳)発着路線
最後は新千歳路線であります。
女満別、根室中標津、稚内、青森、秋田、仙台、新潟
道内では、釧路と函館を除いた路線であり、北斗とおおぞらとの競合は避けています。釧路と函館があれば結構利用する人がいたかもしれませんが、残念であります。釧路はやはり遠く、帯広からでも2時間ほどかかるのは、やはり遠いと言えます。
もっとも、高速道路で100km/h運転をすれば、3時間プランでレンタカーを借りれば、一人でもペイするかもしれませんが。
道内以外では東北と新潟に限定されており、秋田経由で羽田狙いというのも有りかもしれません。
500プレミアムポイントは大きい
500プレミアムポイントは些末のようにも見売ますが、意外と大きいと言えます。国際線では+400PPが積算される運賃はエコノミーでは100%積算、プレミアムエコノミーではG,E,Nクラス、ビジネスクラスではP,C,D,Zとなり、結構、高貴なキャンペーンかもしれません。
ただし、国際線の場合はこうした400PPを内包した上で、2倍化されるので、後付けの+500PPと比較するとしょぼいですが、それでも距離が短く株主優待でのコスパを考えると有利かもしれません。
ピストン修行に資するか不明ですが、気楽に各都市から日帰りで実行可能なのはメリットはあると言えます。
最後に
2022年のプレミアムポイントキャンペーンは基本的に国際線が有利でありますが、国際線は燃油サーチャージ高騰に伴い、なかなかいい単価はありません。
しかしながら、アメリカ一強の現体制を見ると、ユーロは原材料確保、エネルギー確保などの観点からするとドルよりも安くなっており、日銀の在り方次第では欧州線は魅力的かもしれません。
とは言え、効果が出るのは1か月ほどかかるので、今回のキャンペーン期間では+500PPの路線が地味に効くかもしれません。
特に羽田以外の路線が充実しており、株主優待運賃でもペイできるかもしれません。