ANAプレミアムクラスもこうした世の中で、ずいぶん搭乗しましたが、78P国内線のクラシックなシートに搭乗しましたので、お伝えします。
スイートラウンジはなかなかの酒盛り場。国内線同ラウンジは国内線に特化しているため、国際線のように何でもありではありませんが、アルコールなどは最低限の配慮があると言えます。
ビアサーバーはプレミアムモルツとエビスが選択できます。ビールに飽きてしまっても、知多のウィスキーと炭酸水を組み合わせた「知多ハイボール」を作る人も多いのも新しい発見かもしれません。
搭乗記
60番ゲート
幹線であるためか、60番ゲートとあまり歩かない設計であります。隣のANA FESTAの食堂は20時前の駆け込みということもあり、行列ができていました。
78Mを含めて、ずっと続いていたBusiness Cradleの着席がストップし、クラシックなプレミアムクラスシートとなりました。新プレミアムクラスのシートは777-200からスタートしましたが、P&Wエンジン問題で頓挫し、より座席数の多い国際線機材78Mでいいのではないか論もあり、国内線787のプレミアムクラスのリニューアルが気になるところです。
スリッパからシートまでグレーが多用されており、グレーは好きな色の一つではありますが、塗装前のプラモデルな感じもあります。
787の大きな窓は開放感があり、プレミアムクラスでは2つ分占有できるため、人気のようです。搭乗日に睨めっこすると空席になったりするので、粘れば窓側もゲットできそうです。
東京という夜景
ゲートを離れ、滑走路に移動となりますが、すっかり777のいない羽田となってしまい、787と767だらけとなっています。コロナがなくても、人口が減少していく将来を象徴しているかのようです。
北海道行きは第二ターミナル前の滑走路から離陸することがほとんどであり、ゲートを離れてからすぐの離陸であり、スカイツリーも見えます。
離陸後もA席ではスカイツリーが見えます。この後、千葉夜景をしばらく堪能した後、雲の上となります。
食事はあっという間
機内食はTaste of Japan by ANA -Explore the regions- ということで和歌山県の食材でした。
でもメインディッシュは鮭という札幌らしい仕様でした。和歌山と言えば梅干しですが、機内食であまり梅干しを見かけないのは理由があるのか気になってしまいました。味も濃く、丁度、良さそうではあるのですが。
食後は赤ワインに。ここ1年銘柄に変化はありませんが、赤ワインとかは熟成したりするのかもしれません。
千歳は近い
新千歳行きのルートはほぼいつも同じであり、今回も陸奥湾を通過しマグロの大間と寒立馬の尻屋の中間を飛んでいきます。
北海道に入ると着陸態勢となり、苫小牧の工場夜景を見つつの着陸です。なぜかいつも隣にはJALのA350-900がいます。これは一度搭乗記を書かないといけないという示唆なのかもしれません。
今回は定刻通りの到着であり、停車駅の多21:44発のエアポートに間に合ってしまいました。Uシートはカラフルな青と赤の仕様でした。
最後に
札幌駅前はあと10年もすると新幹線が開通し、250m超のビルがそびえ、大きく変わるでしょう。既に福岡や神戸よりも大きな街ですが、温暖化が進むと移住する人も増えてくる可能性もあり、個人的にも惹かれるところであります。
現在のシートがデビューしてから経年し、最早、クラシックな存在であります。次期シートも出ていますが、同社の財務状況や需要動向では展開がどうなるか不明であります。
しかし、THE Roomなどの意匠を貫くとするとリニューアルは続くかと思いますが、国内線は移動時間が短いのであまり気にしないというところであります。
それでもシートが変わったらかわっでワクワクするのがプレミアムクラスであります。