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【ANAプレミアムクラス搭乗記】100便なのに羽田行き最終にならなかった件

ANA100便

関西空港発の最終のANAプレミアムクラスに搭乗しましたので、お伝えします。

ANA100便の大義名分

関西空港便時刻表

関西空港発羽田行きのANAの時刻表を見てみます。992便のイレギュラーは便名は94から100便まで割り振られています。

このほかにスターフライヤーとのコードシェア便が4便あり、朝は関西発11:00、夜の最終は19:00とプライムな時間帯はANA便が抑えています。

基本的には朝と夜に偏ったスケジュールとなっています。大阪都心から関西空港に行くのであれば、伊丹に行った方が良い時間帯のフライトばかりであります。

しかしながら、伊丹空港(大阪国際空港)の午前7時から午後9時までの14時間であるため、伊丹から羽田への最終は20:20と早く終わってしまいます。一方で、東海道新幹線の東京行きの最終は新大阪発21:24であります。

こうしたことから、24時間空港の関西空港では伊丹で飛ばせない時間帯をカバーできるという事が大儀でしょう。また、難波あたりから新大阪発東京行きの新幹線最終を目指すと遅くとも20:40過ぎに難波を出る必要がありますが、関空便の最終100便であると21:00発のラピートで間に合いそうなので、そうした利点もありそうです。

ちなみにJALは2:105発が最終となっています。ANA100便は文字通り、最後の東京行きとなります。

保安検査場に優先レーンができた関西空港国内線エリア

関西空港国内線保安検査場優先レーン

リニューアルされた国内線エリアの保安検査場には念願の優先レーンが出来ていました。ただし、JALとANAおよびアライアンスの上級会員のみとあります。混雑時には少しは早く通過できそうです。関西空港の保安検査場はこれまでもあまり行列が出来ているイメージはないのですが。

国内線 エアサイド

今までと違い、縦への移動と言うよりは横への移動が多くなり、結構、歩きます。見た目は国際空港のようで良いのですが。

鉄道駅やバス停はそのまま(空港に合わせてなかなか移動させることは無理ですが)であり、そこからのアクセスを考えるとこれまで以上に時間には余裕を持つ必要がありそうです。

関西空港国内線搭乗エリアフードコート

海外問わず、最近の空港はゲートに行く間に商業施設を通過させて、飲食や買い物をさせるのが狙いのようであります。とてもきれいで歩みを止めてしまいますね。100便の出発の頃には閉店している店も結構ありました。お好み焼きはカロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。

搭乗記

100便搭乗

関西空港25番ゲート

乗客の少ないゲート25であります。事前改札の方もいなく、今日は一番乗りできそうです。ゲートはあまり、リニューアルしていないようです。

搭乗橋

予想通り、一番乗りでした。国際線ほどではないですが、先に誰もいないと何かワクワクします。

B737-800

去年あたりはA320neoが多かったですが、現在は昔から関西空港夜便には多い、B737-800でした。32Pは国際線に復帰しているようであります。

ガラガラのプレミアムクラス

伊丹線の40便から100便に予約変更したときに残席6であるにもかかわらず、座席指定では6席埋まっており、何だろうと思い搭乗すると1Aと2K席の自分だけでした。バランスをとるためなのでしょうか。

振り返れば98便がいる

ANA98便

窓から後側を振り返るとANAのB737がいます。搭乗している100便が最終であり、着陸した飛行機と言う感じもありません。

調べてみると1本前のNH98便が大幅遅延しており、100便よりもゲートを僅差で遅く離れたようです。

どおりで22時を過ぎたラウンジKANSAIに人が多いわけでありました。離陸は100便の方が早く、このまま羽田に逃げ切って先着をとれるかであります。

関西空港離陸

堺市方面に向かって離陸、くるりと一周して高度を上げていきます。富田林市の上空から中部方面に飛行していました。

食べ収めなプレミアムクラス機内食

プレミアムクラスお品書き

関西空港は大きな空港ですが、ANAのプレミアムクラスからすると幹線ではないので、食事はコンパクトとなっています。味の染みたご飯と一口サイズのおかずとなっています。

プレミアムクラス機内食

今日は白ワインに。はじかみもコンパクトサイズであります。フライトはかなり順調でしたが、ワインは2本いただきました。このスタイルも長年続いてきましたが、12月からはスタイルが変わるようであり、食べ収めであります。

プレミアムクラス機内食お品書き背表紙

このお品書きもこれで見納めかもしれません。また、いつかこのタイプになるかもしれませんが。

プレミアムクラス機内
プレミアムクラス窓

食事を終えると照明の明るさを落とされます。普通席の人は大半が寝ていました。プレミアムクラスに乗っているとあまり、眠くならないのは食べたり、飲んだりしているからですかね。

機内エンターテインメント

エテ公が水陸両用車に乗っている番組が天井から吊るされたモニターで放映されていました。

17分早着

東京湾アクアライン
深夜の羽田空港

出発は4分早く、30分ぐらいで房総半島に到達します。アクアラインも順調に通過し、着陸。深夜なので空港内も空いているためか、第2ターミナルまでもスムースでした。65番ゲートが埋まっているとすかさず、まっすぐの62番で停止しました。結局17分の早着でした。

東京モノレール

当初は23:45発の浜松町行き最終を予定していましたが、ひとつ前の23:30のモノレールに乗ることができました。こちらもガラガラであり、最後まで快適でした。

帰宅すると0時を過ぎるので、車内で動画を見てしまい、さっさと布団に入る感じでした。やっぱり、なんだかんだ疲れました。

最後に

運航状況

最終便であった100便に搭乗したのですが、17分早着でした。この日は但馬線で大きな遅延を喰らったこともあり、悪いことも良いこともあるので、人生いろいろであります。
一方で、98便は67分遅れての出発であり、まだ飛行中でしたので、23:45発のモノレールに間に合うか不安な人も多かったことが想像されます。

旅とは周りの影響で悲喜交交するのは常であると思いつつも、その時はそのことばかり考えてしまいます。

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