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ANAプレミアムクラス搭乗記 釧路から羽田 またまた国際線機材

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ANAプレミアムクラスで釧路から羽田まで搭乗してみましたので、お伝えします。

釧路空港到着

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釧路フィッシャーマンズワーフMOOから空港バスに乗車し、釧路空港に到着します。釧路駅を経由したり、停止するバス停は定刻通り、ゆっくり走行しますが、最後の停車駅を過ぎる後はフリーなのか、空港には5分程早く到着します。

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日本の空港はどこも似ており、空港の全景を撮影位置も割と似てしまいます。f:id:dantra:20201013235357j:plain鶴と言えばJALですが、釧路空港の発着数ではANA資本が入っている方が多くなっています。

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出発階の二階には有料ラウンジもあり、個人利用の場合、500円/時間となっています。今回は時間がないため、断念しました。

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手荷物検査場の前にはANA協力のB747-400のタイヤもあります。まさに空飛ぶタイヤであります。

展望デッキに行くとまたまたA320に遭遇

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展望デッキは3階にあります。展望デッキに国内の空港はどこも似た造りでありますが、景色は空港色々と言ったところです。海も見えます。

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海を見ていると羽田からのNH741便の到着となります。今月何回目の搭乗になるだろうかと数えてみた32Pであります。

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なぜここまで国際線仕様の32Pを飛ばすのか考えてみると、足元のコストもさることながら、将来のA380の運航に備えて、相互乗員資格のパイロットを確保しておくと言うのかもしれません。

エアバス機の場合、同社初期のモデルのA300(JALでは9年くらい前まで運用)とA310を除く機材では相互乗員資格が認められており、ベビーバスと言われているA318から世界最大の民間機のA380でも同資格が認められています。A380の来るべき運航に備えてなのかもしれません。

さらにちょっと妄想的な見方をするとLCCで多く運用されている機材はA320シリーズが多く、転職先を見つけやすくすると言うことも想像できます。

更に妄想すると日本のフルサービスキャリアが一つになった時に、ポスト77Wのボーイング777-9導入不要論が出てくるでしょう。

そうした場合に、フラッグシップ機はエアバスA350-1000となるでしょう。現在のJALではA350の運航は開始しているものの、残りはエアバス以外となり、エアバスを飛ばせるパイロットが多い旧Aが運航部門で覇権を握るとか妄想してしまいます。

搭乗記

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搭乗口は目の前ですが、手荷物検査場を通過します。

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機内に入るとやはり国際線仕様であり、国内を飛びまくっていたのか、シートガイドがボロボロとなっています。

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この記事を公開するまでに既に3週間経過しており、新コロ影響はありませんでしたが、その辺も気になるボロボロ具合です。

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テレビしか見られない機内Wi-Fiであります。国際線と同じ接続方式でも良いので接続できるようにして欲しいところです。

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定刻どおりに出発し、管制塔が見えつつ、離陸となります。海は荒波ですが、離陸は意外と静かな離陸であり、海を見る間もなく、雲の上に行きます。

離陸の様子はこちらです。

 旋回をして、雲の合間からは昨日、おおぞらで走って来た白濁のロマンチックな名前の恋問(こいとい)海岸が見えます。

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道東に来ると雄大な自然とその反対にある過酷さと寂しさ、そして、未来に希望を託す地名を目にするとまた来たくなる瞬間でもあります。

機内食

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安定飛行に入り、機内食となります。支線の軽食はシンプルであります。ゼリーは食べ飽きたので、持ち帰りもしないくらいでした。

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また、ドリンクについては、ワインの銘柄はずっと同じで、その代替として飲み始めた日本酒も食傷気味となり、焼酎ロックに手を出してしまいました。

鹿児島・西酒造の夕(SEKI)であります。芋の黒麹でありますが、芋焼酎らしさがない、すっきりしており、もう一瓶(と言ってもリステリンミニボトル以下)頼んでしまいました。

台風一過の不思議な天気

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食事を終えると三陸上空となります。先月は宮古に来たと思いつつ、仙台港上空を通過していきます。

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最終的には沖縄方面からと同じく木更津側からC滑走路に34R側からの着陸となります。

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海ほたるが決して快晴ではないものの、高気圧天気の日差しに照らされていつも以上にまぶしく見えます。

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この後はD滑走路に自機の影を見つつく、着陸となります。最近の台風一過は雲一つない晴天とはいかず、雨が降り続いたり、雲の間から強烈な日光が注いだりと、不思議な天気が多いですが、飛行機に乗ると結構幻想的に感じてしまいます。

パイロットにしてみれば、気を遣う側面が多く、大変なのかもしれませんが。

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最後は沖止めと思うと50番台ゲートであり、一日の歩数を稼げたと前向きに思う日でした。

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でも降りるとその先にはまたA320がいました。

最後に

旅行とは何か考えてみると、誰もが認める名所を見た感動なのか、豪華なホテルで最初に扉を開けた時なのか、源泉かけ流しの温泉に最初に体を沈めた時なのか、湯上りの空腹にビールを流し込んだ時なのか、ふとした景色にはかなさを感じた時なのかと色々と考えてしまいました。

どれも正解であり、どれか一つでも記憶に残れば、それはいい旅と言えます。今回は空港の展望デッキから見えた海と離陸後一瞬の海岸線がそれであり、それだけでよかったフライトです。機材が787だったら最高でしたが。 

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