ANAのエコノミークラス機内食販売は販売が重ねられる旅にSNSやメディアで取り上げられ、一時間近くで完売となっており、何が良いかまとめてみました。
ANA機内食のネット販売
ANAの機内食のネット販売は同社のモールサイトであるANAショッピング「A-style」で購入が可能であります。
このサイトでは、機内でサービスされるドリンク(ワインや粉末スープ)の他に、ファースト、ビジネスクラスで使用されている食器(もちろん未使用品)も販売されており、自宅で利用しても立派な食器もあります。
そして、人間が最も印象に残りやすい食事についても販売しています。
ANAラウンジで提供されるカレーをレトルトで販売しています。カレーと言えばANAよりJALの方がイメージは強いですが、ダイヤモンド級の会員でもANAのカレーはお勧めと言う人もおり、意外と魅力かもしれません。
そして、コロナ禍で話題となっている国際線のエコノミークラスの機内食となります。
パッケージとしては単品ではなく、3種類を4個ずつ計12個パックした内容となります。前回、即日完売したメニューは下記のとおりです。
ビーフハンバーグステーキ デミグラスソース
赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ
シーフードのトマト煮 バジル風味
Beef or Fishと聞かれそうなメニューであります。ちなみにANAの機内食はこれだけでなく、真ん丸なロールパンが一個と、生野菜サラダ、アミューズ的なハム付きの酸味のマリネ的なものが付きます。
そして、杏仁豆腐的なスイーツも付きます。
エコノミークラスの機内食はこちらです。
エコノミークラスのドリンクについては、アルコールではビールは国産の銘柄(一部プレミアムなものも)もあり、ワインでは泡はないものの、赤と白は175mlのボトルで提供されます。お替りは自由ですので、飲み足りない人は頼んでもいいと思います。まあ、機内で自己管理ができなくなる程となると思ったら、水を頼んだ方が良いかもしれません。
国際線のドリンクはキンキンに冷えている
国際線に搭乗した人は経験していると思いますが、ビールや白ワインがやたらと冷えていることがある経験をしたことがあると思います。
飛行機の冷蔵能力が高いと思っていましたが、ドライアイスも利用して冷やしているケースもあり、冷たさは納得であります。基本的には冷たすぎてもビールや白ワインではそうではない批判を打ち消すこともあり、伝統的に続いているのかもしれません。
冷えすぎのスーパードライから始めるのはエコノミークラスでの楽しみでもあります。
機内では電子レンジでチンのみと思っていましたが
機内食はファーストクラスでもエコノミークラスでも基本的には地上で調理・パックされたものをAPUから供給される電気の力でチンしていると思っていましたが、そうでもないようです。
基本的に加熱は電気ですが、炊飯したり、スチームオーブンを使ってパンや機内食を調理しているようです。
炊飯に関しては百円ショップで電子レンジでも炊飯できるグッズもあり、そのあたりとは構造的には変わらないのかもしれませんが、サトウのごはんとはちょっと違うようです。(パックごはんもおいしくなっており、それでもいいと思いますが)
一方で、パンは日系のキャリアに関わらず、CAさんが温めたものを自慢げに持ってくるのが不思議でありました。
自身でウォターオーブンを購入して、2週間ほど経過しますが、確かに菓子パンのカレーパンでも、その仕上がりについては、外はパリパリで、中はしっとりしていることもあり、カレーパンと言うものにあらためて、惹かれています。
機内で、ガーリックトーストなどを進めてくるのは、やはりおいしいと言うことなのかもしれません。
今後はどうせなら、低温調理で作れるローストビーフとかもできるのではないかと思ってしまいます。搭乗日当日の摘みたて(肉はSDGs的にちょっとではありますが)の食材を機内に持ち込んで低温で調理とかもあり得るかもしれません。
最後に
飛行機の機内食は特異な環境で特別な味付けをしています。気圧が低いと味覚が鈍るため、濃い味です。
また、機内は暗いため、おいしく見えるようにコントラストの高い食材をピックアップなどしており、地上以上の努力が感じられる品であります。
オンラインで購入出る機内食は濃い味のワインと一緒に地上で晩酌する品として購入しても、感染リスクフリーで楽しめるのは良いかもしれません。
今回は本日から販売であり、蒸発必至であり、すぐに購入した方がいいかもしれません。