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ANA473便プレミアムクラス搭乗記 最新鋭787-10(78K)で行く羽田ー那覇|機内食からシートまで徹底レポート

2026年も早いもので中盤に差し掛かろうとしています。しかし、今年のプレミアムポイント(PP)はまだ「1合目」といったところ。そろそろエンジンの回転数を上げ、本格的な追い上げを開始しなければなりません。そこで今回は、手っ取り早くPPを稼ぐための王道ルート、羽田ー那覇(HND-OKA)のプレミアムクラスに搭乗してきましたので、その様子をお伝えします。

旅の始まりは、いつもの羽田空港第2ターミナル

旅の始まりは、いつもの羽田空港第2ターミナルです。
今回搭乗するのは、13:05発の那覇行きNH473便。本来はもう少し後の便を予定していましたが、朝一番でジムへ向かい、心身ともにスッキリと整えたところで時間に余裕が生まれました。そこで、予定を前倒してこの473便へと滑り込むことに。こうした「予定を自在に操る感覚」も、身軽な弾丸トラベラーの醍醐味ですね。

地下の駅からエスカレーターに乗り、出発ロビーへと向かう途中で、ある違和感に気づきました。長らく展示されていた「メルセデス」が消えていたのです。どうやら1月末をもって終了していたようですね。私自身、前回のフライトがちょうど1月末だったため、その変わり目に気づくことができませんでした。見慣れた景色が不意に欠けてしまうのは、少し寂しいものがあります。

向かうのは、20年近く通い続けている「ANA SUITE CHECK-IN」。私にとってここは、もはや単なる空港の施設というより、人生の通過儀礼のような場所です。
しかし、そんな慣れ親しんだ場所にも変化の波は押し寄せていました。ラウンジ受付の端末が一新され、聞き慣れた認証音も変わっています。便利さの裏側で、積み重ねてきた記憶の音が塗り替えられていくのを感じました。

ラウンジに入り、まずは「お決まりの儀式」から始めましょう。
ANA SUITE LOUNGEでの出発前の一杯。サーバーから美しく注がれた黄金色の生ビールは、いつ見ても芸術的です。きめ細やかな泡が喉を通り過ぎるたび、午前中の慌ただしさが霧散し、意識が「日常」から「空」へと切り替わっていきます。
大きな窓越しに滑走路を眺めながら、これからお世話になる機材の尾翼を探す。この時間こそが、マイラーにとって至福のアイドリングタイムと言えるでしょう。

ここで改めて機内持ち込み手荷物のルールがラウンジ内の端末に表示されていました。以前はフライト変更やマイレージ登録で忙しかったの時代も変わり、最近はディスプレー代わりなのでしょう。
「1個(10kg)まで」という制限は、弾丸トラベラーにとっては釈迦に説法ですが、モバイルワーク環境を極限まで軽量化し、49gのゲーミングマウスを導入した今の私にとって、この制限はもはやあってないようなもの。軽さは機動力に直結します。

64番ゲートと「78K」との対面

ターミナルの端まで歩みを進めると、そこには「世界へ。世界から。」というANAの力強いメッセージを背負った本日の相棒が待っていました。Boeing 787-10、いわゆる「78K」です。

優先搭乗のGroup 1の列に並びます。
ダイヤモンドステータスを維持し続け、ダブルミリオンマイラーという高みを目指す日々の中で、この「1」という数字は単なる順番以上の重みを帯びます。しかし、本日はなかなかの混雑ですね。宮古便の行列ほどではないにせよ、プレミアムクラスの需要の高さが伺えます。

本日はD席

本日の座席は中央列のD席です。
機内に一歩足を踏み入れれば、そこは最新鋭の「78K」仕様のキャビン。国内線とは思えないほどのリラックス空間が広がり、足元の厚手のスリッパに履き替えるだけで、一気に「自分の居場所」が完成します。
シート横のコントロールパネルには、現代の旅人には欠かせない電源やUSBポートが完璧な位置に配されています。このあたりの設計の妙は、さすが最新機材といったところですね。

シート横のコントロールパネルには、現代の旅人には欠かせない電源やUSBポートが完璧な位置に配されています。このあたりの設計の妙は、さすが最新機材といったところですね。
そして、ドアクローズ。機体は滑走路へと向かいます。

ドアクローズ。機体は静かに滑走路へと滑り出します。
787の美点は、中央座席からでも窓外の明るさを感じられる開放感にあります。デビューから月日は流れましたが、この78Kはまだ新しさを湛えており、窓越しに流れる景色はいつ見ても新鮮に映ります。

「Premium Kitchen」と空の上の晩酌

水平飛行に入ると、いよいよお待ちかねの機内食の時間です。今回のメニュー表を確認してみましょう。

本日のメニュー
  • 袱紗焼き玉子、帆立風味揚げ
  • ツナマヨちくわ、華味鳥団子と根菜煮、緑ズッキーニ胡麻和え
  • 桜海老 おぼろ豆腐 湯葉彩餡掛け
  • タンドリーチキンと黒米のサラダ ヨーグルトソース
  • サーモントラウトのサラダ カブのムース
  • 鱒照り焼き 山椒ソース
  • 牛肉と筍御飯
  • 味噌汁 / 本日の茶菓

運ばれてきたトレイの上には、まるで宝石箱のような彩り豊かな料理が並びます。

メインの「鱒照り焼き」は、山椒のピリッとした刺激がアクセントになり、ふっくらとした身の旨味を引き立てています。「牛肉と筍御飯」の蓋を開けた瞬間の、出汁と筍の香ばしい香り。

本日は、少し気分を変えて白ワインをいただくことにしました。
空の上でこれほどのクオリティの和食とワインを愉しめる。これこそが、私たちがプレミアムクラスを、そしてANAを選択し続ける理由なのだと再確認させられます。「カブのムース」や「桜海老のおぼろ豆腐」といった小鉢の一つひとつにまで通った妥協なき仕事に、深く頷かされました。

食後には、ハイボールを追加しました。
強めの炭酸が喉を刺激する爽快感。ですが、これには注意が必要です。飲み過ぎれば翌日の予定が台無しになってしまいます。「控えめに」と自分に言い聞かせながらも、この高度で味わう一杯の誘惑には、なかなか勝てそうにありません。

那覇到着。変わらない修行の終着点

機内エンターテインメントで劇場版『緊急取調室 THE FINAL』を鑑賞しました。ちょうど本編が幕を閉じる頃、機体は那覇に向けて降下を開始。

ふと窓の操作ボタンに目を向けます。導入当初の787はボタン周りの塗装が剥げた機体も散見されますが、この78Kはまだ若く、全てが美しい状態を保っていますね。
ベルトサインが点灯する間際、雲の合間から沖縄の青い海が顔を出し、787特有の翼がしなやかに空を切り裂きます。

ふと窓の操作ボタンに目を向けます。導入当初の787はボタン周りの塗装が剥げた機体も散見されますが、この78Kはまだ若く、全てが美しい状態を保っていますね。
ベルトサインが点灯する間際、雲の合間から沖縄の青い海が顔を出し、787特有の翼がしなやかに空を切り裂きます。

機体は沖合の新しい滑走路へと滑らかに着陸であります。

着陸前に、窓越しに「那覇空港 DOMESTIC」の文字が見えてきます。その瞬間、一気に現実に引き戻されるような、それでいて「また一つ、修行のステップを刻んだ」という確かな実感が込み上げてくるのです。

那覇の湿り気を帯びた風が、もうすぐそこまで来ています。

最後に

那覇空港のボーディングブリッジを渡ると、独特の湿り気を帯びた南国の風が全身を包み込みます。この瞬間、現実へと引き戻される寂しさと同時に、次のフライトへの活力が湧いてくるのを感じずにはいられません。まあ、今日は50分で折り返すので現実を感じることなく羽田に向かいました。

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