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ANAプレミアムクラス搭乗記!宮古〜那覇の短距離フライトと修行の現実

今回は、宮古(MMY)から那覇(OKA)までのANAプレミアムクラスの搭乗レビューをお届けします。わずか30分ほどの超短距離路線ですが、プレミアムポイント(PP)獲得のために外せないこの区間。短時間だからこそ見えてくる、現在のANAのサービス事情にも迫ります。

宮古空港での35分乗り継ぎ

羽田からの便が宮古空港に到着したのが15:10。次の那覇行きへの乗り継ぎ時間はわずか35分しかありません。

石垣空港(ISG)であれば、到着ロビーに出ずに対面でサクッと乗り継げる便利な導線がありますが、宮古空港は一味違います。一度1階の到着口へと降りてから、再び手荷物検査場を経て2階の搭乗ゲートへ向かうという、ちょっぴりスリリングなルート。

意外とスムーズ?
「間に合うか?」と一瞬身構えましたが、地方空港のコンパクトさに救われ、移動自体は5分ほどで完了。搭乗ゲート「B」に到着し、10分ほど息を整えているうちに、すぐに優先搭乗のアナウンスが始まりました。

本日の座席は「1K」:懐かしのファーストクラス風シート

本日のシートは、最前列の1K。
わずか30分のフライトには贅沢すぎる、重厚感のあるプレミアムクラスのシートが出迎えてくれます。

最近のANA国内線は、B787-9(78G)やB787-10(78K)といった最新仕様の機材が次々と導入されています。そのため、今回搭乗した一世代前の「いかにもファーストクラス」といった風貌のパーソナルスペースが広い重厚なシートは、今や逆に珍しく、どこかノスタルジーすら感じさせてくれます。

今年の後半からはB737-8のセーフティカードも登場するのでしょうか。

窓の外の景色と、時代の移り変わり

ふと隣のスポットに目をやると、15:50に折り返し羽田行きとなるB787が大きな翼を休めていました。かつてこの路線の主役だったB767よりも一回り大きい巨体です。しかし、驚異的な燃費の良さを誇る最新鋭機だからこそ、毎日こうしてローテーションの主役(当番)を張っているのでしょう。

昔の宮古・石垣路線といえば、ボーイング737(B3)のような小型機がメインだったことを考えると、本当に時代は変わったものです。大型機や中型機が贅沢に投入されるようになり、我々マイレージ修行僧の環境も随分と快適になりました。

余談:IMEの「悪しき癖」に物申す
機内でそんなブログのメモを書き留めていると、PCのIME(文字入力)にちょっとしたイラ立ちが。
「コパイロット」搭載とかうたうWindowsでも、専門用語は一発で変換するくせに、「搭乗」と入力した後に「とうじょう」と打っても、テレビや映画の「登場」が最優先で出てきてくれません。これぞマイクロソフトの“悪しき癖”というか、旅人泣かせな仕様ですよね。

宮古空港の独特なターミナルを後にし、いざ離陸!
赤瓦の屋根が印象的な、宮古島独特の南国情緒あふれるターミナルビルがゆっくりと遠ざかっていきます。

この日はNH87便で着陸した時とはちょうど反対側にあるターニングパッド(滑走路端の旋回エリア)までタキシング。小型機とは言え、ジェット機の機体を器用に180度くるりと回転させ、エンジン音を高らかに響かせて一気に離陸しました。

ヴィーガン機内食級!?驚きの「プレミアム茶房」

上空へ上がるとすぐに、プレミアムクラスお楽しみの「プレミアム茶房」が配られます。ANAのイメージカラーである鮮やかなブルーのビニール袋に入っての提供です。

……が、手に取った瞬間に「あれ?」と違和感が。
正直なところ、昔に比べるとかなり袋が薄く、全体的にコストダウンされた印象が否めません。航空業界を取り巻く環境を考えれば、「必要性のないものは徹底的に効率化する」という方針なのでしょう。

袋を開けてみると、入っていたのは「ブルボンのペットボトルのお水」と「小さなお菓子が3個」。

これは……
通常のプレミアムクラスで、食後にアルコールやコーヒーと一緒に「よろしければどうぞ」と配られるあのセットそのものです。

かつては、この短距離路線でも「プレミアム茶房専用」のこだわりの茶菓セットが箱入りで用意されていたものですが、そこはニーズとコストを天秤にかけた結果なのでしょう。

ネットで以前、「日系航空会社の国際線でヴィーガン機内食を頼んだら、バナナ1本だけが出てきた」というシュールな話題がバズっていましたが、まさにそのエピソードが頭をよぎるほどのドライさ。

まあ、修行僧にとって最大の目的でありご褒美は「プレミアムポイント(PP)」ですから、ここは大人しく、ドライにやり過ごすのが正解です。

あっという間のフライトと、那覇の空気

当日はあいにくの曇天。窓からエメラルドグリーンの美しい島々を拝むことはできませんでしたが、巡航時間がそもそも短いため、フライトは文字通り「あっという間」でした。

機内サービスでは、冷たい緑茶をチョイス。
一応、幹線のプレミアムクラスと同様にアルコール類(スパークリングワインやビールなど)もしっかり準備されています。現に、お隣の席の方は優雅にスパークリングワインを注文されていました。

しかし、私はここでクールダウン。
ここで下手にアルコールを入れてしまうと、この後の羽田への帰り便が到着する頃には、今日の記憶がすべて消え去ってしまいそうだったからです。

意外なアプローチコースであり、今回は糸満市側からのストレートな着陸ではなく、那覇港側へ大きく回り込むようなルートでのアプローチ。そのため、飛行時間の短さのわりには、意外と距離を飛んだような満足感のあるフライトとなりました。

スイートラウンジ至近ゲートに

那覇空港に到着。
羽田からの到着便だと、サテライトの先端にある「35番ゲート」などに案内され、延々と歩かされるのが定番の修行僧の宿命。しかし、本日の宮古便が滑り込んだのは37番ゲートでした!

その昔は、宮古からの便といえば高確率で「沖止め(滑走路の真ん中でタラップ車で降り、バスでターミナルへ移動)」でしたが、今はほぼボーディングブリッジが接続されるので本当に便利になりました。

ゲートを一歩出ると、那覇空港名物の色鮮やかな胡蝶蘭がお出迎え。
そして、一気に身体を包み込む「モワッ」とした南国の湿気と熱気。これぞ「沖縄に帰ってきた!」と感じる瞬間です。

普段は格安航空会社のピーチ(Peach)がよく使っているイメージの37番ゲートですが、実はここ、ANAスイートラウンジ(SUITE LOUNGE)の目と鼻の先という神ロケーションなのです。

歩く距離も少なく、最高の気分でそのままラウンジへ向かおうとしたその時……。
私の身に、予想だにしないサプライズが待ち受けていたのです。

「まさか、こんな事態になるなんて――。」その結末は、また別のお話で。(森本レオ風)

最後に

宮古〜那覇という、飛行時間約30分ぐらいの超短距離路線でのプレミアムクラス。かつての豪華な茶菓サービスを知っている身としては、現在の「お水とお菓子3個」という割り切ったコストカット(通称:ヴィーガン機内食スタイル)に一瞬寂しさを覚えるのも事実です。

ただ、限られた時間の中でありますが、ダイヤモンド修行の醍醐味がぎゅっと詰まった大満足のフライトでした。コスパやサービスの変化をドライに楽しみつつ、プレミアムポイント(PP)が30分で800PPも貯まるのは良いですね。タイパでもあります。

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