ANAミリオンマイラータグ(ANA+パートナー航空会社 100万マイル)が届きましたので、ミリオンマイラープログラムについて考えてみました。
ANAミリオンマイラープログラムとは
ANAミリオンマイラープログラムとは下記のとおりです。
ANAマイレージクラブご入会からの総飛行距離“ライフタイムマイル”の実績により、
生涯にわたって特別なお客様としておもてなしする、「ミリオンマイラープログラム」をご用意しております。
いままでも、これからも、ANAとお過ごしいただく時間に感謝を込めて。
ANAホームページより
貰えるもの
オリジナルネームタグ「時の証」
ヘリコプター輸送の会社としてスタートしたANA。
それに由来し、レオナルド・ダ・ヴィンチが描くヘリコプターの原型図を採用いたしました。
ANAホームページより
漆や貝、金箔、宝石を使用したエンブレムを冠したレザーのネームタグが各マイルストーン(50万、100万、200万、300万、400万)ライフタイムマイルごとにもらえます。
オリジナルネームタグ「時の証」
オリジナルネームタグ「時の証」は6種類あります。大きく分類するとANA便だけに搭乗してもらえるものが5種類、ANA便とパートナー航空会社便に搭乗してもらえるものが1種類あります。
ANA便だけの搭乗でもらえるタグは黒革製、ANA便とパートナー航空会社便に搭乗してもらえるタグはブルー革製であります。
ANA便タグはライフタイム数毎にエンブレムが異なり、ライフタイムマイル数を重ねていく毎に豪華なエンブレムとなります。
特典
スーパーフライヤーズカードへの申込(生涯) 100万マイル到達時点
マイルの有効期限の延長(生涯) 100万マイル到達時点
「ANA SUITE LOUNGE」利用(生涯) 200万マイル到達時点
スーパーフライヤーズカードはプラチナ会員に到達した場合に、それ以外はダイヤモンド会員に到達した場合に、申込みまたは利用可能となる特典ですが、ミリオンマイルの場合はそのライフタイムマイルに到達してしまえば、いつでも利用可能となります。
ライフタイムマイルの積算方法
ライフタイムマイルの積算方法はいたってシンプルであります。フライトしたマイル数が積算されます。
プレミアムポイントのような難しさはなく、ファーストクラスでも安いエコノミークラスでもフライトしたマイル数が積算されます。
基本的には有償フライトが積算対象ですが、ANA便に限っては特典航空券も対象となります。
また、有償の場合のパートナー航空会社の場合、スターアライアンス便に限定されず、ベトナム航空やヴァージンアトランティックでも積算されます。ただし、通常のマイルが積算されるフライトルート・便名に限られます。
ANA便において、特典航空券でライフタイムマイルを積算する場合の注意点としては事後登録をしないとほぼライフタイムマイルが積算されないため、まめにチェックが必要です。
ライフタイムマイル獲得推移
個人的なものでありますが、ライフタイムマイル獲得推移をグラフにしてみました。2007年からマイル積算をはじめ、2008年にダイヤモンド修行を開始しました。以後、現在まで続けています。約12年で100万マイルに到達しています。
仕事で世界中飛び回っている人や30%積算のエコノミーでライフタイムマイル修行をしている人から見ると遅いペースと言えますが、毎年10万プレミアムポイントまでの獲得を続けていると100万ライフタイムマイルまでの積算は一定で増えていくようです。
ライフタイムマイル修行をしていて気づいたのは、インボラがほとんどないと言うことはわかりました。
途中からあまりにない点とアップグレード運賃のPP積算率がパワーアップし、あらかじめビジネスクラスにアップグレードにするようにしています。
ミリオンマイラータグ(ANA+パートナー航空会社)が届いた
ミリオンマイラータグは100万マイルに到達した翌々月の10日前後に到着します。
ゆうパックの小さな白い段ボールに梱包されて届きます。これは50万マイルの時も同じです。
開封するとレザーチックな化粧箱があります。化粧箱は50万マイルの時とは違い、スターアライアンスのロゴがプリントされています。
後にこうした仕様になったのか、パートナー航空会社と言う意味を込めて(パートナーにはスカチーム加盟もあったりしますが)なのか、わかりませんが違います。
開けると、青に輝くタグとストラップが目に入ってきます。実際は、ストラップはビニールで包装、タグのエンブレム部分は透明のシールで保護されています。
また、タグについて記した冊子が入っています。冊子にはタグのエンブレム部分の素材と特徴が記載されています。
タグの裏面はANAマーク文様で模様がつけられています。50万マイルのタグと比較すると南洋貝の白さが輝いています。
ルフトハンザ・リモワに取り付けてみるとルフトハンザマークよりも青が目立ってしまいます。
次のオリジナルネームタグを目指すか
次はANA便のみで100万マイルの搭乗が必要であり、残り約26万マイルです。先ほどのグラフからするとあと3~4年は必要であり、すべてをANA便でこなしていかないといけないのは結構きついところであります。
また、年々、長距離フライトの後はビジネスクラスでも疲労感が高くなり、継続できるか懸念であります。
しかしながら、まだ搭乗していないA380-800フライングホヌや最新ビジネスクラス「THE Room」などにも搭乗してみたいこともあり、目指してみたいと思います。
さすがに200万マイルはライフスタイルを全く変えないと難しいと思っています。
最後に
ミリオンマイル修行の何が面白いのかと言われれば、その通りであります。
自分もミリオンマイラータグもそれほど遠くない未来に朽ちて、塵となるでしょう。
しかし、人の出会いや生き方が永遠にどこかで残るように、ミリオンマイル修行をした記憶もどこかで永遠に漂い続けるとも言えます。