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ANAマイレージクラブアプリが大更新! 早速使ってみた。

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ANAマイレージクラブアプリ3.0

ANAマイレージクラブが大更新され、実際に使用してみましたので、お伝えします。

ANAマイレージクラブアプリのゲートアプリ化

ゲートウェイアプリ

ANAマイレージクラブアプリは2022年10月20日に大幅なリニューアルがされ、これまでのマイレージクラブ専門のマイル数確認やマイル関連サービスやマイルが貯まるガチャなどのアクセスのみから、飛行機の予約や搭乗、ANA Pocketなどの他アプリへのゲートウェイ的なアプリとなりました。

アプリアイコンのデザインも変化し、ANAのロゴはそのままのものの、バームクーヘンのような、昔の新聞の地紋装飾(あまり良い記事はない)にも似ています。

アイコンは何となく、機体のデザインのリニューアルも予感させます。個人的にはガルーダインドネシア航空のようにも感じます。

スーパーアプリと言うとLINEやwechatやGrabを思いつきます。絶大なアプリサービスからを入り口として、成長が期待できるものの、既に大きな支配者がいるところに参入する際のフックとしたりすることで新規事業の早期拡大を狙ったり、ゲートウエイアプリのポイントを配下のアプリに流通させ、経済圏を拡大させる効果があるようです。

もちろん、大本のゲートウエイアプリから色々なサービスを利用してもらうことで、大本のアプリ自体から他社に逃げにくくする効果もあります。

ANAの場合は、1997年から開始したANAマイレージクラブが会員数が多く、現役世代から利用して引退した年金世代から、仕事で利用する現役世代、今後利用拡大が期待される若年層へアプローチでき、一番の虎の子としてゲートウェイとしたと言えます。

それをスーパーアプリ化することで、航空はもちろんのこと、非航空事業の成長へもっていきたいというところが見えます。

ちなみに、リリースは2022年10月20日の午後に出たようですが、Androidは早々に利用できたようですが、iPhoneでは同日20:30過ぎに利用ができたようです。

AppleとGoogleのアプリ更新の考え方が違うようでGoogleは割と早いですが、AppleはApple時間があるようでマイペースのようです。ニュースリリースを見てから、App Storeで何度も更新をかけてようやくアップデートされました。iOSではバージョン3.0が更新となります。

日本人はiOSの利用比率が多いので、その中でせっかちな人はイライラしたのかもしれません。

実際に使用してみた

ANAマイレージクラブアプリ

アップデートして更新するとアプリアイコンが変化します。この後、会員番号がリセットされているため、再度会員番号を入れて、ログインします。

ミリオンマイラーは意図的に意識させる

ミリオンマイラーコングラチュレーション

ログインするとまずはミリオンマイラー到達案内であります。これは前バージョンの時代からもあり。以前の方が特別感はありましたが、一応はミリオンマイラーは特別扱いしているという事かもしれません。

と言うよりは、ミリオンマイラーを意識していない人に意識させて、更なるフライトを加速させる意図があるのかもしれません。

ポータル化したトップページ

ANAマイレージクラブアプリ トップ画面

アプリでもWEBサイトでも一番重要な一丁目一番地のトップ画面であります。ゲートウエイアプリを言うだけあるのかANAアプリやANA Pocketがすぐにアクセスできます。

これまではiPhoneの最初のトップ画面にANAの3アプリを置いていましたが、これからはANAマイレージクラブアプリだけで済みそうです。ここに来れば、ANA Pocketのチャレンジを毎朝仕込み忘れることはなさそうですし、Travelというフォルダに置いておかなくても済むようになりました。

一方で、ダイヤモンドのロゴが小さくなり、物足りない感じでありますが、致し方ないところであります。

ダイヤモンドの数が減った

ANAマイレージクラブアプリ 会員証画面

一番気になるデジタル会員証画面であります。今までは全面に会員証でしたが、新しいものでは小型化され、下部は導線リンクのバナーが表示されています。

NH*Gの証とミリオンマイラーは継続されていますが、軍人の勲章バッジみたく貰った分だけ飾る形式ではなく、最上位のバッジのみしか表示されません。

1年半前に書いた記事に久しぶりにコメントを頂いた方によるとダイヤモンド+Moreの表示もこの辺りに表示されていると言うことであり、+Moreも実質階級化しているのかもしれません。

そして、一番の驚愕はダイヤモンドの数が減ったと言うことであります。表示領域の見直しのようですが、10年を大ダイヤモンド1つ、1年を小ダイヤモンドを1つと言うカウントにしているようです。

ANAマイレージクラブでダイヤモンド制度は2002年からであり、今年で20年であり、最初から20年継続しても新アプリでは大ダイヤ2個と何とも淋しく感じる人がいるかもしれません。

ダイヤモンド会員だけに許されたコレクションなので、さらに小さいダイヤでも良いので取得した数はすべて表示してほしいところであります。

マイルとプレミアムポイント画面

ANAマイレージクラブプレミアムポイント

上のスクショについては左はマイレージ画面、右はプレミアムポイント画面となっています。

マイル画面はマイル数は伏せていますが、ダイヤの数とともマイル残高が一番目立ちます。そして、プレミアムポイント、アップグレードポイント、最後はスカイコインとなっています。アップグレードポイントは来年3月までですが、ビジネスクラス搭乗記で随分使用してしまいました。orz

一方で、プレミアムポイント画面は飛行機が離陸するギミックはなくなり、プレミアムポイントとライフソリューション利用数とANAカード決済額が一瞥できるようになっています。

ダイヤモンドの数が減ったのを毎回見せられると今は、国政議員の人が「顔はやめな!ボディーボディー!!」と言っていたようなダメージを受けます。

おすすめスポットは身バレか

ANAマイレージクラブアプリ おすすめポイント

アプリ画面の下部にはスポットと言うボタンがあり、押してみると現在地から10km以内にあるおすすめスポットが出てきます。

ちなみに上記は全て歩いていける距離ではありませんでした。

現在地から1km,5kmにも絞り込むことができ、1kmまで絞ると身バレするレベルであります。加えて、ANAスタッフおすすめコメントありで絞り込むこともでき、近所にもそうした店舗やスポットがあり、ANAスタッフさんはアクティブと言うのがわかります。

最後に

スーパーアプリ化を目指すアプリは日本国内の企業でも多く、経済圏を拡大・囲い込む企業も多く、異業種間でのレッドオーシャンな戦いが激化するかもしれません。

飛行機に乗らないような人はLINEやau PAYやdポイントなど必須な携帯系に行きそうであり、飛行機に乗りそうな人はANAやJAL(Peach,Jetstar,Springも巻き込み)であり、頭数では厳しそうですが、取り込めれば単価は大きそうであり、そこがどう触れるか楽しみでもあります。

アメリカでは以前としてエアラインのクレジットカードはプロモーションしており、まだ希望があると言うことなのかもしれません。

あとは搭乗時にWatch連携とかでバグが出ないことを期待します。過去にメジャーアップデートすると必ず何かしらの被弾はありましたので。

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