スリランカ航空のインド・チェンナイ発券の東京・成田往復のビジネスクラスが割安のため、まとめてみました。
スリランカ航空 ビジネスクラス チェンナイ=東京・成田往復
今回はJCG修行2019のファイナルとして、割安なFOPを求めて、JAL以外のワンワールドキャリアでそれを実現することを考え、JGCマイル修行の仕上げとして、FOP単価の安い外資系航空会社・スリランカ航空を選定してみました。コロンボ(スリランカ)発券の東京・成田往復が結構安いようです。
旅程
今回は11月下旬の週末に日本に戻り、12月中旬に日本から出発する組み合わせてみました。チェンナイ発は土曜日の夕方であり、コロンボでの乗り継ぎ時間は約2.5時間で日本には日曜日の朝に到着します。
一方で復路は土曜日に成田を出発し、コロンボには夕方到着し、その日はコロンボに滞在し、翌日、チェンナイに向かう旅程となります。
機材は成田とコロンボ間がA330、コロンボとインド間がエアバスA320となります。A330のビジネスクラスはシート配列1-2-1のヘリンボーン配列であり、隣席を意識せずにゆったりできるシートであります。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃と予約クラスとJALステータスポイントであるFLYONポイント(FOP)は下記のとおりです。
運賃 約112,255円
予約クラス Iクラス(積算率100%)
FLY ONポイント 9,574FOP
FOP単価 11.73円/FOP
FOP単価10円は切れないものの、総額1万FOP近く獲得でき、10万円ちょっとであります。
日本からチェンナイまでのアクセス方法
日本からチェンナイまではシンガポールやクアラルンプールまでLCCで行く方法もありますが、ANAが2019年10月27より成田から直行便を就航させ、それを活用するのも良い方法かもしれません。
運航スケジュールは下記のとおりです。
日本発 NH825便 成田発11:10 チェンナイ着17:45
日本着 NH826便 チェンナイ発20:30 成田着7:25+1着
往復ともに週3便(水・金・日)の運航
今回のスリランカ航空との接続については、11月22日金曜日ANA便でチェンナイに到着し、その日はチェンナイに宿泊。翌日、スリランカ航空で日本に向かいます。
チェンナイに向かうルートは12月22日日曜日にスリランカ航空で15:05に到着します。5時間25分の乗り継ぎで、ANA便の接続となります。
5時間超の乗り継ぎがあるため、スリランカ航空のフライトが多少遅延してもカバーできそうです。
ANAでは就航当初の搭乗率を気にしているのか、特典航空券を従来の半分のマイルでエコノミー、ビジネスそれぞれ利用できるキャンペーンを展開しています。
ANAビジネスクラスでも3万マイル+諸税手数料でアクセスできるのはかなりおいしい特典です。
大手ホテルグループのポイントキャンペーンでボーナスを含めてANAマイルにポイント移行すればかなりのマイル数をカバーでき、普段ANAに搭乗しなくてもカバーできそうです。
JALのバンガロール便の活用は?
ANAがチェンナイに就航しますが、JALは同じインド南部のバンガロールに2020年夏ダイヤ(2020年3月末)をめどに就航する予定です。ANAと違い毎日就航を目指すと言うことで、JALマイル修行2020からとなりそうですが、こちらの方が活用しやすそうです。
JALホームページより
ちなみにスリランカ航空では、バンガロール=成田間のルートはあります。ビジネスクラスの2020年4月断面では往復12万円(Iクラス/100%積算)でありますが、足元では10万円以下の運賃もあり、今後期待できそうです。
最後に
ANAマイルのキャンペーンでインド・チェンナイまでエコノミークラス往復が1.75万マイル、ビジネスクラスが3万マイルというキャンペーンを利用して、JALのステータスポイントを積算すると言う少し変わった方法を考えてみました。
ANAマイルの貯め方は数多あり、今回のキャンペーンを利用するとただキャッシュアウトするLCCを利用するよりも有効な活用方法かもしれません。
JAL便がバンガロールに就航するとスリランカ航空の海外発券の活用はさらに効果的となりますが、それまでの間にFOPを獲得したい場合にはANAマイルキャンペーンを活用するのは有効かもしれません。
JALもANAに倣い就航当初はキャンペーンマイルで搭乗できる可能性もあり、海外発券では南インド発券が熱くなりそうです。