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ANA マニラ発券を考える

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マニラ発券

ANA海外発券において、マニラ発券が効果的で効率的か考察してみましたので、お伝えします

マニラ発券日本往復

ANA マニラ発券 M

早速ですが、マニラ発券の東京往復であります。朝早くにマニラを出発し、成田に到着となります。一方で復路は夕方成田を出発し、夜にマニラに到着とあまり、いい組み合わせではありませんが、修行という事で割り切ります。

しかしながらは機材はB787-10であり、シートは新しい方なので快適と言えます。予約クラスはMクラスであります。

区間マイル1,880×Mクラス100%×路線倍率1.5倍+搭乗ポイント400PP=3,220PP

往復では6,440PPであり、18.5円/PPとこのご時世では良い方かもしれません。同路線に日本国内線をアドオンすれば、12.9万円でPP単価は12.4円/PP程となるため、国内線(OKA)は必須と言えます。

そして、ビジネスクラスへのアップグレードができるため、ビジネスに上げたいところでもあります。飛行時間的には4~5時間なのでエコノミーまたはプレミアムエコノミーでも良さそうであります。

マニラ路線の場合、Y→Cは12,000マイルであり、Y→PYは9,000マイルであります。上級会員向けに付与されるアップグレードポイントはY→Cは8ポイント、Y→PYは4ポイントであります。アップグレードポイントの使い道がない以外は、距離が短いので、マイル数がかさまず、マイルでアップグレードした方が良さそうであります。

クアラルンプール発券はどうか

ANA クアラルンプール発券 H

続いてはクアラルンプール発券であります。羽田便も毎日ではありませんが、復活しており、金曜の夜に出発して、日曜の昼に帰国するような修行もできつつあります。

ただ、問題は航空券の運賃であります。

上記はクアラルンプール発券の東京単純往復であります。予約クラスはビジネスクラスにアップグレードできるクラスでは一番安いHクラスであります。

区間マイル3,345×Hクラス70%×路線倍率1.5倍+搭乗ポイント0PP=3,521PP

さすがに赤道近くまで南下するので、プレミアムポイントは嵩み、往復では7,042PPでとなります。

ただし、運賃は189,660円であります。ソウル発券と欧州発券を駆使すれば、ヨーロッパ往復もできそうな運賃であります。単価は26.93円/PPと全然であります。いくらホテルが安いと言っても、19万円近い運賃は手が届かないところであります。

マニラ発券とクアラルンプール発券の違いはどこに

マニラ発券は11万円台、クアラルンプール発券は18万円台であります。距離は1.8倍くらいであり、運賃も1.8倍と言えば納得であります。

しかし、その差がどこにあるのか確認してみます。

まず、マニラ発券はMクラス(100%+400PP)、クアラルンプール発券はHクラス(70%+0PP)と路線倍率の梃も効くアジア路線では積算率と搭乗ポイントが効くMクラスは有利であります。

続いては、運賃の比較であります。

マニラ発券 運賃107,900円+税・手数料等11,240円=119,140円

クアラルンプール発券 運賃140,300円+税・手数料等49,360円=189,660円

であります。運賃だけ見ると距離の短いマニラ発券は不利でありますが、税・手数料等は圧倒的にマニラの方が安くなっています。

燃油特別付加運賃で差が大きくなっています。マニラ発券は5,280円、クアラルンプール発券は41,600円であります。クアラルンプール発券もマニラ発券級の燃油サーチャージであれば、かなり下がります。それでも高いですが。

マニラ発券とクアラルンプール発券に差ができた要因は一番は燃油サーチャージであり、続いては予約クラスの高いチケットが意外と安く抑えられていることと言えます。

マニラのホテルは安いのか

何となく、東洋のメキシコとでも言えるようなフィリピンであり、逃亡者が目指す先な感じもします。何となく治安に不安を感じるため、マイル修行となると空港とホテルが近い所がベストかもしれません。

そうした中で、空港から近いホテルを調べてみました。ANAが就航するニノイ・アキノ国際空港近くにはマリオット系ではマニラ・マリオット・ホテルとシェラトン・マニラホテルがありますが、いずれも現金(JPY)でもポイントでも3.5万位はします。

IHGではホリデーイン・エクスプレス・マニラ・ニュポート・シティがあり、1万円程度なのでこちらはお手頃かもしれません。

ハイアット系ではハイアットリージェンシー・マニラ・シティ・オブ・ドリームスと言うホテルがあり、1.5万円くらいであります。

ヒルトン系ではヒルトン・マニラがマリオットやホリデーインのエリアにあります。1.8万円くらいとなります。

以上のように、空港近くには世界ブランドのホテルがあり、滞在はできますが、マリオット系はトップブランドで高め、それ以外は1万円台でありますが、クアラルンプールと比較すると高めであります。

ホテル修行はホリデーインでポイント泊とかでも良いかなと思います。あえて、朝早い現地発と夜遅く到着する成田発に割り切って、寝るだけにすると言うのも有りかもしれません。

最後に

ニノイ・アキノ空港

マニラ発券は燃油サーチャージに苛まれる現在では救世主かも知れません。沖縄×2の距離であり、ライフタイムマイルはなかなか積もらず、ミリオンマイラー修行には賛否がありますが、国内線の安いバリュー系運賃よりは機内食やラウンジ利用などの体験もできるの上級会員継続修行としては有りかもしれません。

空港近くにホテルも多くあり、コスパを考えないと便利と言えば便利そうであります。

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