日本の空の上級会員といえば、ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンクに属するエリート会員となります。その中でも最高峰のダイヤモンド会員、永久不滅的なJALグローバルクラブ、ANAスーパーフライヤーズであり、それぞれの格と特徴を妄想してみました。
JGCとSFCを色に例えると
JALグローバルクラブ会員とANAスーパーフライヤーズ会員を色に例えてみると何となく下記のようになります。
JGC ゴールド
SFC ブルー
ANAスーパーフライヤーズの場合、半永久的なスターアライアンスゴールドが目的地となり、達成後はローコストでそれを維持するという人が大半であるような気がします。
そうした点からすると、保有するクレジットカードは年会費最安のブルーのカードであり、そのイメージを強く感じます。
一方で、JGCの場合はJGCという冠の中でダイヤモンドやプレミア、サファイア、クリスタルと定義されており、その定義を担保するかのようにワンワールド・エメラルド、サファイア等に区別されているため、JGC会員であっても出世欲がそそられる仕組みであり、鰻重で言うと特上にするか迷ってしまうモチベーションはありそうです。
実際にブログなどをウォッチしているとANAの場合、SFC取得後はユナイテッドマイルで国内旅行を楽しんでいたりする記事がありますが、JGCの場合は国内線ファーストクラス利用を利用している記事が多く、JGCの方がJALに対するロイヤリティーは高そうです。
ちなみにロゴを見てもシンプルでスタイリッシュなSFCと豪華な装飾のJGCとも対照的です。JGCは徹子の部屋のタイトルというかN700S Supremeのロゴに通じるところもあります。
ANAとJALのダイヤモンドどちらが至高か
ダイヤモンド会員となると反転
ANAでもJALでも最もハードルが高いダイヤモンド会員となると反永久的な会員プログラムとは異なる様相であります。
ネットで見ている限り、ANAのダイヤモンド会員はよく飛んでいるなと感じるくらいANA便を利用するケースや世界各地に行っている人が多いと言えます。
一方でJALダイヤモンド会員の方はネット上に公開しない人が多いのか、はたまた、JL便の高積算率のFOPで終始しているのかわかりませんが、JALダイヤモンドの活動は少なくも感じます。
ANAダイヤモンド会員はその先を求める傾向があり、ダイヤモンド会員という至高の会員以外に満足感を感じる会員が多いのかもしれません。
活動的なANAダイヤモンド、悠久なJALダイヤモンドとも感じることができます。
JALダイヤモンドの方が格上か
一方で、JALダイヤモンドは格式や階級の意識が強く、その基準を達成するとその恩恵の方が強く影響されるのではないでしょうか。
Japan Airlinesは言わずと知れたナショナルフラッグシップキャリアであります。すでに後期高齢者となっている人を含めてファンが多い航空会社であります。
一方で、全日空(ALL NIPPON AIRWAYS)は長年、二番手であったこともあり、若年層の取り込みが強い感じがします。
新コロ最中の今は別として、ANAスイートラウンジは混雑していて、ダイヤモンドやファーストクラス利用者向けに感じないこともあります。
また、海外に行けばホノルル以外はサクララウンジのように自社会員で入りわけができるところもなく、数か所の例外を除き、SFCと同じNH*Gとなってしまいます。
個人的にはANAダイヤモンドではありますが、こうした点からもJALダイヤモンドの方が格としては上なのかもしれません。
最後に
隣の芝は青く見えるというか、ないものねだりかもしれず、実際にJALダイヤモンドになったらそうでもないのかもしれません。
紫ダイヤなる両方のダイヤモンドを毎年継続する人もおり、格とか関係ないかもしれませんが、変なところにこだわるのは趣味の世界としては面白いかもしれません。
大人の黄昏な趣味として国産・上級会員修行を続けてみようかなと思います。