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ANA国際線機材のみで国内線の三角飛びはできるか

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ANAの国内線で国際機材のみを利用した三角飛びができるか確認してみました。

国際線機材導入路線

国際線機材は現在、主に下記の機材が国内線で運用されています。

B787-8(78M)

B767-300ER(763)

B777-300ER(773)

A320neo(32P)

カッコは国内線予約画面での機材の略称となります。

シートマップは下記のとおりです。

機種・シートマップ | 空港・機内で [国際線] | ANA

78Mは788、763はそのまま763、773は77W、32Pは320のシートマップとなります。

このうち、プレミアムクラスの設定がないのはB767-300ER(763)であり、羽田と四国や九州に多く就航しています。しかし、直前での運用となることが多く、レアであります。

B787-8(78M)については、幹線(羽田⇔大阪伊丹、福岡、沖縄那覇、札幌)にて就航しています。こちらについてはかなりの前の予約画面で確認することができます。

B777-300ER(773)については羽田⇔新千歳間の新千歳発の始発、羽田発の最終として平日だけ割り当てられています。こちらはプラット&ホイットニー社製のエンジントラブルが解消されるとなくなると思われます。

そして、A320neo(32P)については、羽田と全国各地を比較的満遍なく運用されています。国際線機材と言ってもほぼ小型機の国内線仕様と同じシート配列であり、あまり国際線機材感のないのも同機であります。

国際線機材の醍醐味は大型機

f:id:dantra:20210324160315p:plain国際線の機材の醍醐味はなんと言っても、ビジネスクラスのシートに普通運賃で搭乗でき、ファーストクラスのシートでプレミアムクラスの機内食が楽しめる点と言えます。

そういう意味ではA320neo(32P)以外を選択肢として三角飛びを考えてみたいと思います。

福岡、札幌を軸にすると

羽田から出発して、福岡、そして、札幌、最後は羽田に戻るルートを考えてみます。

まずは羽田から福岡に

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3月27日の夕方にANA265便にて羽田から福岡に向かいます。こちらの機材はB767-300ER(763)であり、普通席のモノクラス設定でありますが、前方はビジネスクラスであり、座席指定画面を定期的にチェックすれば、そうした座席に空きが出ることもあり、普通運賃でビジネスクラスの座席に座ることも可能かもしれません。

この日は福岡に滞在することとなります。ハイアット系のホテルがいつまであるかわからないのでステイしてみるのもよいかもしれません。

福岡から新千歳

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翌日はANA289便で福岡から新千歳に向かいます。この路線は非沖縄路線では900マイル弱の距離がある長距離路線でもあり、飛行時間も2時間以上あります。

以前は同路線の機材は772の設定が多く、それなりの需要がありましたが、最近は小型機が多く、運休の日も多いですが、最新では国際線機材の78Mが投入されています。当然プレミアムクラスの座席にも余裕があり、この区間だけは時間も長いのでアップグレードしたいところであります。

13時過ぎには新千歳空港に到着となり、札幌市内にはホテルのチェックインには良い時間となりそうです。

札幌には2連泊することとなります。日曜日からのチェックインのため、ホテル代も割と安いレートを掴めそうです。

最後は札幌から羽田にフラッグシップ機で

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最後の旅程は札幌から羽田への始発のANA050便の利用となります。機材はボーイング777-300ER、国際線での略称は77Wという、同社ではA380-800と並ぶ、フラッグシップ機であります。

出発時間は7時半と早く、札幌市内を6時前に電車に乗ることとなり、結構、きついルートでありますが、そこは国際線機材に搭乗するための修行であります。

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普通席はビジネスクラスとプレミアムエコノミー、エコノミークラスのシートが利用でき、プレミアムエコノミーでもお得感があり、直前まで座席指定画面のまめにチェックした方が良いでしょう。

そして、奇跡的にプレミアムクラスに空きが出たら、迷うことなくアップグレードした方が良いと言えます。

ファーストクラスのシートで食事を味わいつつ、贅沢な90分を堪能できます。

まとめ

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以上のように3泊4日で国際線機材を三角飛びで堪能する旅程は可能であります。国際線機材の設定は直前でないと出てこないケースがあるため、今回紹介した区間において、78Mの運用が多い福岡⇔札幌を軸として、羽田と福岡、札幌間は今まで国際線機材が運用された実績をもとに予約すると実現できるかもしれません。

なかなか、国際線が利用できない現在ではありますが、国際線機材のみで諸国漫遊するのも面白いかもしれません。 

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