ANA国際線のチェックインはアマデウス社に完全に変わりましたが、想定以上の深刻さで諦観の念であります。過去に検察庁・本庁舎の石看板に黄色いペンキが掛けられたことがありましたが、それぐらいの気分です。
24時間前にチェックインしろと来るものの
国際線の搭乗の24時間前にはSMSと登録しているEメール宛にチェックインしてくださいと言う通知が来るのは10年くらい前から来ており、そのタイミングでピッタリとアクセスすると、座席指定をでは1A席を確保できたりするものでした。
しかし、アマデウスにフルフルで変わってからは、そうした通知はSMS、Eメールともに来着するのは変わりませんが、画面に行くとチェックインしてくださいとアラートこそ目立つのですが、それをクリックすると、その結果は
オンラインチェックインできないフライトが含まれています。恐れ入りますが、ANA空港カウンターにて搭乗当日にお手続きください。
何のための通知かと思ってしまいます。ここのところ、Google Chromeでログイン画面が進まず、Firefoxで対応しているのですが、他のPCでも同じ事象が出ており、電話しても混雑していますと勝手に通話自体が切断されてしまい、ストーカーのように何度を発信して、粘って繋がっても、北米窓口なのか、東京が既に深夜になっていてできなく、リクエストしかできないと言う事であります。
お前はエ〇オ〇ア航空かと言いたいところですが、我慢して今の座席で泣き寝入りと言った感じです。
この体制はいつまで続くのか
ネットもダメ、電話してもダメ、ブラウザもいつものはダメという感じで、吉幾三のテレビもねぇ、ラジオもねぇみたいな感じであり、おら、JALさ行ぐだぁと考えてしまいます。
ほとんど電話での対応となっており、せめて最終的にオンラインチェックインが出来ればと思いましたが、現状ネットでの手続きは全くできなく、ダイヤモンドサービスデスクに電話するしかない状況です。
その電話もつながってから事が完了するまで最低15分はかかるので、フリーダイヤルなので、電話代はかからないものの、とても無駄な時間です。
ましてや、これが海外にいた時には、フリーダイヤル接続は不可なので、安いIP電話とは言え、東京03に接続となります。こうした対応となるとIP電話で掛けても、3分8円でも30分ぐらいはかかるので80円ぐらいは発生します。
ただ、面白いのは、日本以外のオペレーターの人だと通話記録を録音されていても、割とフランクに実情を語ってくれるケースもあります。やはり、同じような事象が多く、システムの管掌部門に山のように報告が届けても、改善されないみたいなことを、こちら側の慰めも含めておっしゃってくれたりします。まあ、電話オペレーターの人も相当ストレスが溜まっているのかもしれません。
上場企業傘下の企業としてこうしたことが続いているのは、ガバナンスの問題とも言えます。株主総会で遡及すると言うのもありますが、株主と言うのは還元が確実で、リターンが確実にある投資案件への出資があれば、事故以外は顧客が増えていれば文句を言わない性質があるので、利用者の見方とはならないようです。
そうすると、頻繁に利用する利用者にとっては支払った対価がペイされないことが続くと思います。
さらに言うと、コールセンターではこうしたクレームが続き、嫌気をさす、オペレーターの対応件数が増え、頭数が集まらないとなるとコールセンターの品質にも関わると言えます。サスティナブルとか言っているのは何処のことなのでしょうとなります。
そして、何のためのアプリかと思ってしまい、その開発費は価格転嫁しているだけと感じてしまいます。
オンプレミスの反乱か
ここまでトラブルが多いのは特異であり、これは一見すると、単純にシステムの違いからくる差分かと思ってしまいます。
ネットで完結すると言う謳い文句にも関わらず、ネットでは何もできず、電話してもチェックインさえできず、空港に行かないとチェックインが出来ないと言うのは平成初期にタイムスリップした心境です。
まあ、そうした事に慣れているので空港には3時間前に行き、チェックインカウンター一番乗りというのがマイル修業の初期の心得でもあったので、懐かしく、それはそれでやってやろうじゃねえかお奉行様と言う感じでもあります。
しかし、オンプレミスのシステムからアマデウスに移行するにしても、ここまで利用者に惨い対応となる改修は世界中見渡しても比較しても、結構酷いと言えます。セブンイレブンでセブンペイを導入した時でさえ、会見の内容はともあれ、偉い人が出てきたりしています。それさえないです。
こうした背景はわかりませんが、オンプレミスで数十年築き上げてきたものを経営が刷新されて、それに対する気持ちもなくなり、ワールドワイド化で騙されたのかもしれません。
そして、そうした反駁がシステム移行に対して精緻なコミュニケーションも少なくなり、こうした顛末かもしれません。もしくはサボタージュのように経営側を陥れてやろうと言う気持ちがあるのかもしれません。
国際線はかなり前からアマデウス化は段階的に進んでいたと思いますが、一番利用者が本気で使う断面(購入やチェックイン)でこうした惨い事象が続いているのは、怖い事案と言えます。
まあ、色々とすぐに解決できていないところが物語っていると言えます。
最後に
飛行機は空港に行って見ないと飛べるかとか座席があるのかと言うリアルな確認は30年以上前であると、マストでしたが、そこから、座席指定や空港主催のリアルタイムでの離発着ステータス提供が充実して、今のオンラインチェックインが確立されています。
ANA国際線においては、出発地である国の施政状況により、オンラインチェックインが出来ない国の都市もありますが、大概はオンラインチェックインができ、頻繁に利用する利用者にとってはそれが当たり前となっていましたが、それが瓦解している状況です。
正直、PP単価は上がる一方で、ビジネスクラスにアップグレードしても食事は美味しくないですし、プレミアムポイントキャンペーンもないのでつまらないと言えます。乞食根性と言われればそれまでですが、今は本当にひどい。
そんな歯ぎしりが出でしまうことがあっても、明日は羽田でカウンターチェックインしていない行かないといけないと言うのは現実です。キャンセルして焼肉でも行きたいところです。