ANAの伊丹線に、ひさびさに搭乗しましたので、お伝えします。
静かな伊丹空港
コロナ禍とはいえ、平日の夕方としてはあまりに静かな伊丹空港です。SKIPが浸透したのか、ビジネス利用で日帰りとかが相変わらず多く荷物を持っている人が少ないのかわかりませんが、カウンターを利用する人が少ないのかもしれません。
ラウンジに行ってもやることがないので、展望デッキに。階段を使うと結構息が切れてしまいます。歳にはいつも勝てません。
展望デッキから大阪都心部を見てみるとビルが多く感じます。高さでは及ばないものの、オヘア空港からシカゴ市街地を見ている錯覚にも陥ります。
この日は風が強く、寒くなってきたため、ちょっとの時間ですが、ラウンジに。
まだ、アルコールが解禁されていないため、野菜ジュースと伊丹スイートラウンジ名物のワッフルをいただきます。
スイートラウンジはコロナ禍は関係ないのか、結構利用者がいました。ほとんどビジネス風な感じでしたが。
搭乗
本日の機材は国内線仕様の787である78Pの普通席です。最前列席は確保できなかったものの、非常口座席で足元ラクラクシートです。隣席もいませんでした。機内は結構、搭乗していたのですが。
北側に向かって離陸し、左に旋回します。眼下には阪神競馬場が見え、その先には神戸が見えてきます。このあたりが黄昏感が強く、一番でした。
数分経つと2時間ほど前まで滞在していた大阪中心部が見えてきます。地上にいると工事が多い印象ですが、空から見るとそんなことはなく、喧騒と離れた世界が広がるのも飛行機の醍醐味かもしれません。
ドリンクをスルーして、目をつぶっているといつの間にか意識が飛んでおり、次に気がつくと伊豆半島上空に。このあっという間感かが伊丹線なのかもしれません。
新幹線だとはこうはいかず、三島あたりでもまだ東京は先という感じになってしまいます。
この後順調に降下して、着陸とトータル一時間もかからない移動でした。乗れば、あっという間であります。
最後に
バスで移動したり、着陸後に二回ぐらい乗り換えが必要ではありますが、飛行機移動の方が個人的には楽な伊丹線に久々に搭乗しました。
ラウンジが良いのか、じっとしている時間が短いのか、考えてみましたが、新幹線と比較すると景色の違いというところが大きいのかもしれません。
空港は見通しの良い開けた場所にあり、遠くまで見渡せる場所が多いですし、離陸してしまえば窓は小さいですが、パノラマが続きます。
新幹線も色々な地域をめまぐるしい速度で移動してきますが、流れる景色で目が疲れるので、そこが違いかもしれません。