ANA国際線のファーストクラスで使用されている食器が販売されており、買ってみましたので、お伝えします。
きっかけはA-Styleサイト
ブログ購読している記事の中で複数、本件に関わる記事があり、実際にアクセスしてみると色々な種類が販売されており、これは面白いと思い購入してみました。
皿は小皿だけでなく、アミューズ、スープ、前菜、メイン、とりわけ用の小皿に加えて、スープ用やコーヒーカップにも販売されており、選択肢が広いのも興味がそそるところであります。しかもNARUMI製であり、ボーンチャイナであります。
中でもプレミアムなビジネス、ファーストクラスの食器(エコノミーはプラスチックなので無縁)であり、国内線ではなかなか体感できないものであります。
国際線に縁遠い今の時期には家でファーストクラス・ビジネスクラスの疑似体験というのもありかもしれません。
新品で販売
販売されているのは新品のものであり、ファーストクラス、ビジネスクラスで使用されているテーブルウエアであります。エアラインファン向けに使用済みのカートを販売したり、使用済みのシートの生地を再利用したものを販売することはありますが、新品は結構珍しいかもしれません。
昨今の事情が関与していると想起されます。ANAではファーストクラスの設定が
ある、ボーイング777-300ERをコロナ禍により、今年度に大量に退役させて、売却することとなっています。
しばらくの間は、減便も続き、北米などファーストクラスの設定がほとんどあった路線もなかなかフルに飛ばすことができません。
利用者も同然少なくなり、ファーストクラスの乗客も減ります。そうすると機内食需要も減り、食器の利用も減るということになります。
しかしながら、再利用できるものでも耐久性や見栄えを考えるとある程度のサイクルで交換する必要があり、ある程度定期的に発注していたと想定されます。
それでも、運航のボリュームがそもそも減少したため、発注したは良いものの、使い道がない状態と言えます。
ファンも搭乗する機会がなく、そうした人向けに機内の感覚を味わってみようと販売を開始したのかもしれません。もちろん、少しでも現金回収をして赤字を減らそうという狙いもあるのは理解できます。
購入してみた
販売は単品売りではなく、6枚セットなど結構まとまった販売するであります。日本の現在の世帯構成を考えると多すぎ思いますが、自宅でパーティー(今の時期はちょっとですが)とかであれば、皿がたくさんいるため、案外会うのかもしれません。
個人的には自宅でメインディッシュ精魂込めて作ることはなく、お茶やコーヒーもほとんど飲みません。
強いて言うと、酒あてのつまみが適度に盛られているのが大好きであり、そうしたことからNARUMIアミューズプレート 6枚セットを購入してみました。
これであれば2-3人で宅飲みの場合でも6~9品目のつまみを盛ることができ、出来合いのものを買ってきて盛るというのも簡単かなと思い、ポチってみました。
料理に自信があれば、大皿とかもいいのですが、継続性はないため、持続できる現実的なものとしてみました。
到着
到着はA-Styleの段ボールに梱包されています。緩衝材の中にNARUMI社梱包のような段ボールがあります。開けると皿と皿の間に段ボールが挟まれており、それが5回繰り返されているのみのシンプル構成です。
PL法な対応のためか、まめな使用方法とリスクについて記載のある用紙も同梱されています。
純白なシンプルなものでありますが、どことなく、上品さもあります。やはり料理が主役のであり、洋食では栄えます。裏面には金色でANAとNARUMIが刻印されています。
ふたりおせちで3×2でも結構使えるかもしれません。食べ過ぎず、ロスもなく意外といいかもしれません。
グラスとともに
ファーストクラスの場合、ワイン系だとステム付きのグラスが用意されているようですが、ビジネスクラスやラウンジでもよく見るタイプのグラスと併せてみました。
アミューズとドリンクが機内食の中で一番、もしかしたら、至福の時かもしれません。ラウンジで結構飲み、機内でメインディッシュとなると結構、お酒に負けていることもあり、アミューズあたりが一番記憶は繊細なのかもしれません。
グラスは東洋佐々木ガラス製であり、機内用はさらに薄くて軽くそれでいて強度は高いものですが、市販で購入できるものは機内用ではありませんが、ANAラウンジで利用されているものと同じとなります。
以前、自宅でビジネスクラス搭乗記をやってみた記事です。
最後に
機内食用に設計されており、耐久性がありそうであり、普段使いでも安心して利用できそうでありつつも、NARUMI製であることから上質さも感じることができ、日常の食卓が少しいつもと違った雰囲気を味わえそうです。
グラスもそうですが、食器でも家でも飛行機を堪能することができ、なかなかいくことができない海外への一歩である国際線の雰囲気を味わってみるのも、ステイホームを有意義に過ごす方法かもしれません。