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ANAプレミアムクラス搭乗記 599便 国際線機材は当たりなのか

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ANAの羽田から松山までのプレミアムクラスに搭乗しましたので、お伝えします。

国際線機材 32P

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国際線の方が国内線と比較して設備は豪華と言えるため、乗り得と言えます。しかし、A320neoとなるとナローボディであり、機内のレイアウトはかなり限定されてしまいます。特に上級クラスのシート配列2-2列一択となってしまいます。

そして、ANA国内線独自仕様の機内Wi-Fiに国際線機材は対応できないため、電波は吹いていても対応できないと言うことにもなります。

そう考えると時間の短い国内線で、シートスペックはほぼ変わらず、時間つぶしのインターネットは使えないとあまりメリットがないようです。

しかし、この32P、現在の状態では国内線で相当使われており、国内線仕様の中型機(76P)や国内線小型機321neoや738よりも効率が良いのか結構飛んでいたりします。

搭乗記

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スイートラウンジの白ワインはいつも、冷蔵庫を除くとほぼ空で、グラスに注いでもグラスの半分にも満たず、いちいち追加してと功をかけるのも面倒です。

代替として、知多ハイボールを濃い目に自作してみます。

飲み干す前に移動しないといけないのが、小型機路線であり、バスラウンジまで歩き、今日の歩数を稼ぎます。

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しかし、最近は大垣でも沖止めが多く、新千歳のような幹線でも52番ゲートだったりすると何か変化しているのかもしれません。

そんな中、松山便はバスラウンジからの出発であり、沖止め最高で搭乗前にA320neoを撮影します。

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乗り込むと国際線機材であることが判明します。ラッキーかなと思いますが、A321neoのシートと大して変わりません。シートコントローラーは近代的であり、電動式ですが、距離が短いため、あまり活用する時間もありません。

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国際線機材の証明のようにシートガイドにビジネスクラス記載があります。ビジネスクラス搭乗記と記事のタイトルにしたいところです。

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バルクヘッドの1Aでありますが、パーソナルシートモニターは肘掛に収納されているため、離発着時は切妻のモニターのみとなります。

普通は二つモニターがあっても良さそうですが、一つのみとなっています。ウラジオストクや深セン路線はまだ就航していませんが、結構塩だったと想像もできます。

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ただし、メリットもあり、衛星放送はそのまま放送されています。国内線仕様の衛星放送の場合、日本語放送は日テレNEWS24となりますが、国際線機材ではNHK ワールドプレミアムであり、NHK総合(東京では1ch)のライブ配信も多いため、時間帯によってはメリットもあります。

搭乗した時間帯にはチコちゃんが放送されており、これはこれでメリットがあったと言えます。

機内食

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夜のプレミアムクラスの楽しみと言えば機内食でありますが、幹線はかなり力を入れているものの、それ以外の路線は脱力感満載であります。

搭乗するといつも同じメニューであり、おかずの品数も少ないと言えます。幹線ほどプレミアムクラスと普通席の差額はないと言え、ちょっとがっかりです。

しかも、32Pでは冷蔵機能が弱いのか、1日の運用が多く、積み込むドリンクが冷え切らないのか不明ですが、ドリンクの冷え方が緩く、通常の国際線のような冷た過ぎくらい冷たさがないのも個人的にがっかりです。

バスラウンジまで歩かされて、暑いにもかかわらず、飲み物はキンキンに冷えていないとなると何だろうなと思ってしまいます。

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食後はいつもと違って、日本酒をお願いしてみます。ドリンク剤のようなボトルを渡されます。

銘柄は限定純米吟醸の米鶴であります。生産地は山形・高畠であり、先日行ったばかりのところであり、何か縁を感じます。

伝統のプラカップに注ぎ、飲んでみるとシャープな味わいであり、このフライトでは唯一良かったかもしれません。

着陸

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最近のトレンドに沿い、早着で松山空港に到着します。何度目の利用かわからないくらい松山空港ですが、連休前夜なのか人もたくさんいます。

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驚いたのが市内行きのバスが満席となり、補助席の出番となる程でした。同便の後方に搭乗した人の中には乗れなく、返金対応をされていた人もいました。

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伊予鉄バスでもっと、需要予測をしていれば良いのかと思いますが、新コロという予期せぬ要因なのでしょう。

最後に

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地方路線では国際線機材のA320neoがかなり飛んでいます。普通席でもシートモニターが設置されているものの、最大の売りである機内Wi-Fiが使えず、やっと定着した機内でのインターネット環境が使用できません。

いいのか悪いのかわかりませんが、国際線機材の当たり神話は崩れそうです。 

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