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ANA国内線搭乗記 窓のないシートはどんなものか、色々と考えてしまった

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ANA A321neo

ANA国内線で窓のないシートに乗ってみましたのでお伝えします。また、路線の独自性も何か感じてしまいました。

窓のない窓側のシートは結構ある

A321窓のない席

ANAのシートマップでは青塗りのシートが窓側で窓がないシートであります。貧乏くじのようではありますが、国内線の機材ではプロペラ機を除くとほとんど1機材で2-4席は窓のない席があります。

窓側なのに景色が見れず、到着時には外に出るのに時間がかかるので、文字通り貧乏くじと言える席でありますが、ある意味1機材で2席ぐらいしかないので、レアなシートであります。

ちなみに国際線は飛行時間が長いことを配慮してか、窓のない座席はほぼ、非常口座席(足元の広い座席)に限定されています。(例外はB787-10とB767-300ERのみ)

個人的には、一応国際線でも、窓のない席を経験しています。こちらです。国際線は消灯も言える睡眠確保時間を多く設定しているので、窓を全開の人は時間帯では顰蹙を買うので、窓側強烈推しは少ないかも知れません。

どうして窓のない座席ができるかと言うと航空会社の希望するシートピッチとメーカーの設計との間でズレでであるものや、安全上や機内の快適性上にどうしても必要な設備を設置した場合に割り切れないこととなり、発生しているようです。

航空会社が嫌な顧客へのお仕置き席と設定しているわけではありません。安全性や快適性の中で割り切れない解と言えます。

A321neo

今回搭乗した国内線のANAのA321ceoでは17A席と24Kシートであります。後者は足元が広いと言うのとCAさんと勝手にお見合いができると言うメリットがあるかもしれません。私は17Aでした。

搭乗記

佐賀行き

今回は453便佐賀行きであります。佐賀発は2回搭乗していますが、佐賀行きと言うのは初めてでした。搭乗率は8割ぐらいで結構多い印象でした。世の中が復活して需要が多くなると早速、福岡行きのバイパス的存在となっているのかもしれません。

ある意味、混雑して遅延するFUKよりものんびりな佐賀空港の方が時間が読めて良いのかもしれません。

A321ceoの窓無し席はこんな感じ

窓無しのシート

今回は17A席でした。第一印象は上の写真のような感じです。ダイヤモンド会員でなんでこんな席を選んでいるのかと言われるかもしれませんが、結果的にネタとなっていますが、別の機材と非常口座席と勘違いしてしまいました。

その背景としては、16列と17列ががら空きであり、ダイヤモンド会員向けのブロック=非常口座席と勘違いしてしまったと言う顛末です。修行まだまだですね。

逆に言うと貧乏くじ席として回避されるのか、前の席と隣席が最後まで空席であり、ある意味スペーシャスと言う観点では、そうしたメリットは有るのかもしれません。

A321neo風景

機内の景色はいつも通りでありますが、足元は錯覚なのか広く感じました。そんなことはないのかもしれませんが。

A321neo 17A席

GoPro+棒で近づくと遠い窓からも景色は見られたりします。腰を屈めて、猫背で見るような視線であります。

A321neoモニター

国際線機材の国内線運用のA320neo(32P)であれば、シートバックのシートモニターがあり、機外カメラがあるので窓がなくてもその映像を見ていれば窓側のような実感があり、飽きませんがA321ceoは20世紀の小型機のままであり、天井吊り下げ折り畳みモニターであるので難いかも知れません。

窓がないという絶望はないもののやはり、窮屈感は否めなく、フライトはどうかだったと言うのは後述します。

離陸から安定飛行まで

西に行くフライトなのでD滑走路から離陸であります。A滑走路が着陸のピークだったのか、激混みしていたのを考えると移動時間も含めてまともだったかもしれません。

多大な待機時間もなく、離陸しました。一応動画に撮っていますが、この先、公開するかもしれません。そうした場合は同サイトにもリンクします。

A321neo翼

後ろ側に設置された窓から見えるのは翼のみであります。まあ、これはこれできれいなのですが。

ANAアプリコックピット画面

窓の外がなかなか見えず、位置を把握するのはANAアプリの機内WiFiで位置を把握する火事となります。上のスクショではおそらくアルプスの静岡地区であり、今話題とも言えます。

静岡エリア

その時点でカメラ経由で見えた景色です。天竜川なのか大井川なのか不明ですが、山脈断面から結構な幅の川があるのは47都道府県の中でも恵まれているのかもしれません。どんたげ活用してきたのかと思いますが。水は下に流れるので、どうなんでしょうかね。

ANAドリンクサービス

そうするとドリンクサービスであります。色がスープみたいでありますが、冷たい緑茶であります。最近はほぼ一択であります。もちろん、今ではスープも提供しています。スープは後を引いてお代わりしたくなってしまうのがちょっとかもしれません。

セントレア

何やら、人工島のようなものが見えます。この規模の人工島と言うとポートアイランドか関西空港か神戸空港か中部国際空港であります。まあ、接続する橋の長さや島の面積からするとセントレアと言うのはすぐにわかります。

いみじくも、滑走路エリアとターミナルエリアと多目的地などのヤードエリアの色が二色に分かれており、ハンバーガーにしか見えません。実食するまでこの錯覚にとらわれることでしょう。

佐田岬

四国最先端の佐田岬が見えます。半島には風車グルグルであり、どこに人が経てたのかわかりませんが、太陽光パネルと風車を見ると資本がどこの骨が知りたくなってしまいます。
ここから九州までは12kmほどで途中に天然の島もあり、繋いだら面白いかも知れません。このあと、進路は真南とも言える感じに変更したりとサプライズでしたが、この日の天候が結構厳しく、ヨットのように風を読んだのかもしれません。

阿蘇山

そうしたことも有り、九州に入るとあっという間に阿蘇山であります。噴煙なのか水蒸気なのか不明ですが、アクティブさが伝わってきました。島原と並んで山頂付近の異様なデザインを見ると自然の怖さを感じます。

佐賀便飛行ルート

九州に入ってからは迷走とも言えるルートであり、国東半島から真っすぐフライトすれば良いのではと思いますが、変に南下したりしています。

最期は有明湾で右に左とかなりの角度でターンしており、風の力を借りつつ、着陸時にコントロールできる力を得たと言うのかもしれません。

普賢岳が左側に見えたと思うと旋回して鹿島市辺りが見えたりと不思議とも言えましたが、ファイナルは下記の写真のような感じでした。

佐賀空港

緑色に見えるのが佐賀空港であり、進行方向は写真右側であります。大きく左旋回して滑走路正面となり、着陸するわけでありますが、グライダーのようでもあり、なかなかおもろしいフライトでした。

これまでの佐賀空港からの離陸と言うと一直線で東だったので、新鮮かもしれません。

佐賀空港デコレーション

便数は少ないですが、佐賀空港にはホームメイドなデコレーションがあったりと都会の効率優先の空港とは一線を画し、他の地方空港とも違うように感じます。地域によって盛り上げたい気持ちは違うのかもしれませんが。一義的にはFUKのサブ的な役割(Dom&Intともに)はあるものの、長崎、島原、熊本方面の可能性も有ります。

ネガティブに言うとこの辺り空港多すぎでありますが、地上交通が水と政策によって壁があり、みんな頭をいい方向に巡らせてほしいところであります。

九州佐賀空港

何も遮るものがない有明湾目前の同空港であり、国内ではレアな空港かも知れません。水際であるのに船関係がないのは珍しいかも知れません。

佐賀市内方面への道は限りなく直線に近く、アクセスとしてもさらに全国的にも珍しいと言えます。そのあたりにヒントがあるのかもしれません。

最後に

有明海

着陸直前に見えた銀に輝く有明海を見えていると福岡とも熊本とも長崎とも違う着陸風景であります。

窓がないシートから無理くり外の景色を見ようと意識すると色々なことが感じられたり、思い付きが出たと言う感じでした。

コストがかかっても、損な空かないと感じないことや思考のアップグレードはないのかもしれないと感じたフライトでした。

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