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【ANA国内線】当日空港での空席待ちサービスが4月1日から変更でザワつく理由は?

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ANA787

ANAの当日空港での空席待ちサービスの方法が4月1日から変更となり、よりセルフに出来るようになり、便利になるのですが、一部ではその変更にザワつく人もいるようです。新サービスの概要とザワつく理由をまとめてみました。

ANA国内線空席待ちサービスの変更

空席待ち方法

ANAでは4月1日より、国内線のANAグループ便が就航する空港において、空席待ちサービスを変更します。変更内容としては下記のとおりです。

自動チェックイン機での空席待ちが可能

予定が早まり、空港に早き、早く帰りたい時に当初購入したフライトより前の便に空席があれば良いですが、そうでない場合に自分で空席待ち対応が可能となります。

これまでは対面でお願いするのみであり、人が少ないダイヤモンドチェックインカウンターでも2-3人並ぶことがあり、大雪のような大混雑以外は自動チェックイン機では待ちなしですぐに手続きができるため、時短と言う意味ではメリットはあります。

ただし、乗り継ぎなど複数の便を空席待ち申請した場合はチェックイン機ではできなく、カウンターでの対応となります。

自分の予約・購入した便より前であれば、複数の空席待ちをリクエストが可能です。夕方の便でも朝空港に行けばたくさんの便に空席待ちを入れることが出来ます。そして、わずかではありますが、先着の効果もあるかもしれません。

予約・購入した便より遅い空席待ちはできません。これまでの空席待ちでは整理券に自分の予約・購入した便より遅い便もまでも空席待ちと書かれていましたが、この辺りが大きな変更点かもしれません。

しかし、複数便の空席待ちを顧客側に選択できると言うことは自由になる半面、通常の時期は遠慮して、3時間後ぐらいまでのフライトしか選択しないことも想定され、無用な空席待ちを抑制する効果があります。

搭乗口での空席待ち案内は呼び出しから自分で確認に

3月31日までは空席待ちの案内は出発時間25分前であり、搭乗口前のカウンターで地上係員がアナウンスする形です。空席がなく申し訳ありませんとアナウンスを聞くか、空席待ち番号を案内して手続きをする形となっていました。

このため、25分前までには搭乗口に行き、耳を澄まして、搭乗口カウンターがマイクを握るところまで目を負う必要がありました。

しかし、満を持して待っていても呼ばれなければ、次のフライトを待つか、アップグレードの場合は諦めて普通席に搭乗することとなります。

アップグレードの場合はラウンジが利用できる身分であれば、戻ってヤケ酒でもして、次のフライトのアップグレードを待つと言うことも可能でした。

ANAデジタルサイネージしかし、4月からはカウンターの上部に設置された液晶モニター(デジタルサイネージ)に自分と思われるローマ字での氏名の一部が表示され、それを基に自分でチェックインマシーンにて空席待ち成功手続きをすることとなります。(一部のチケット違うみたいですが)

成功した場合の座席指定は早い者勝ちなのか、ステータスが優先されるのかよくわかりませんが、今後は液晶モニターが見えて、チェックインマシーンの近い場所にスタンバイして成功したら空かさず、タッチパネルで操作すると座席指定においてベストシートをとれるかもしれません。

一方で成否は20分前となり、アップグレード空席待ちの場合は諦めて、同便の普通席に搭乗となるとオーバーヘッドビンは既に他人の荷物で一杯となり、足元に置くとかという踏んだり蹴ったりの気持ちになるかもしれません。

以上のように、4月1日からの変更はこれまで地上係員が対面で対応していた空席待ちの処理が自動チェックイン機で自分と可能となり、提供する側からするとマンパワーの削減、利用者から見れば自分で好きなようにでき、時短となる効果があります。

今回のサービスの改編でザワつく人も

プレミアムクラス事前アップグレード

当日空席待ちサービスしか受けられない人

今回のサービスの改変は大多数の人にとっては、空席待ちサービスのセルフサービス化と最適化であり、歓迎されると思いますが、一部の人にとってはザワつく結果となる人もいるかもしれません。

それはプレミアムクラスへのアップグレード空席待ちであります。国内の通常の利用であれば、国内線の運賃で購入し、プレミアムクラス搭乗となれば、プレミアムクラスの事前割引運賃やプレミアム株主優待運賃を利用して購入するのが多いと思われます。

購入時点でプレミアムクラスを確保できない場合でも、搭乗日2日前にプレミアムクラスに空席が発生すれば、ANAマイレージ会員である条件はありますが、ANAウェブサイトまたは予約センターでアップグレード可能です。

以上のように大人気路線でなければ、当日プレミアムクラスへのアップグレードをする人は少ないと言えます。

しかし、それができない人もいます。国際線航空券国内区間を利用する人です。国内利用と言っても国際線に紐づくため、事前アップグレードサービスはできません。

そのため、プレミアムクラスにアップグレードする場合は当日、空港に行き手続きすることとなります。空席があれば、そのままアップグレードポイントまたは有償で確保できますが、そうでない場合は空席待ちとなります。

国際線航空券国内区間は普通席

ANAでは国際線の就航地が東京に集中していることもあり、全国各地と海外への乗り継ぎを促すために国際線に乗り継ぎ、一緒に発券する場合に国内線を格安で提供しています。また、海外発の国際線でも日本各地にアクセスしやすくするために同様の対応をしています。

メリットとしては片道5,000円で東京とほぼ全国各地を利用できる点にあります。ただし、国際線区間がビジネスクラスでもプレミアムエコノミークラスでも普通席が基本となっています。

通常、2万円から3万円はする羽田=沖縄路線が5,000円となると利用する価値は大となります。

プレミアムクラスにアップグレードするとマイルがさらに貯まる

プレミアムポイント

国際線ではエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードした場合は購入した航空券の予約クラスに基づいてマイル及び、プレミアムポイントが積算されます。

そのため、アップグレードの目的は快適な長距離のフライトにありますが、それ以外での目的はありません。

一方で国内線の場合、普通席からプレミアムクラスに有償でアップグレードをすると

マイルの積算率が化けます。化け率は元の購入した航空券の積算率に+50%と化け率は高いです。アップグレードを有償でする場合の料金は区間により異なり、搭乗当日の場合5,000円~15,000円となります。

マイル修行にはプレミアムクラスにアップグレード

以上のようにプレミアムクラスにアップグレードするとマイルは+50%貯まります。しかし、これだけではホテル一泊並みの費用をアップグレードにかけるメリットは少ないです。

しかし、ANAの上級会員ステータスを狙う人、すなわちマイル修行僧にとっては、絶好の機会となります。

前述のとおり、国際線航空券国内区間は片道5,000円ですが、国際線がビジネスクラスやプレミアムエコノミーでは国内区間のマイルの積算率は100%となっています。そして、プレミアムクラスにアップグレードすると+50%で150%となります。

ANAの上級会員ステータスプログラムはプレミアムポイントというポイントを積み上げていく仕組みであり、基本はマイル積算と一緒ですが、国内線に搭乗するエリアによって2倍となります。

国際線航空券国内区間は片道5,000円はほぼ全国一律ですので、遠いところに行った方が国内で販売されている国内線運賃と比較するとお得になります。

例えば、東京と沖縄を往復した場合は下記のとおりです。

普通席

5,000円 プレミアムポイント 984マイル×100%×2倍=1,968ポイント

プレミアムクラスにアップグレード

5,000円+15,000円=20,000円

プレミアムポイント 984マイル×150%×2倍=2,952ポイント

単価としては普通席のままの方が良いですが、プレミアムクラスは国内線では3万円から4万円はするのでそれと比較しても快適にお得にプレミアムポイントが貯められます。

ということで、マイル修行では少しでも早くステータス基準に達したいため、プレミアムクラスにアップグレードを希望するところとなります。 

今回の空席待ちの変更ポイント

システムの変更は先述のとおりですが、もう一つ大きな変更点としては、空席待ちカテゴリと呼び出し順が変わった点です。

これまでのカテゴリーは3段階でしたが、変更後は9段階となっています。

ステータス 3/31まで 4/1以降
ダイヤモンド S A
プラチナ A B
スーパーフライヤーズ C
スターアライアンスゴールド D
ブロンズ E
スターアライアンスシルバー F
ANA平会員 B G
非会員 H
その他 I

その階段を3段階から9段階ときめ細やかに配慮しており、シルキーナインとも言える階層です。

特徴としては、プラチナが一段優位になった点となります。また、スターアライアンスゴールドがSFCよりも下となり、折角ステータスマッチで*Gを獲得しても、ANA搭乗での優遇は悪くなります。

個人的に気になるのは一番下のその他とは社員割引とかですかね。

スーパーフライヤーズ会員は年会費を払い続ければ、飛ばずとも上級会員を維持でき、プラチナ会員級のメリットが得られていましたが、今回、国内線の当日空港空席待ちの優遇でプラチナに差がつけられています。

事前サービス

また、これからANAステータス修行をする人にとっても、ブロンズ到達時点で少しは優先されていたものが、ANA便にほとんど搭乗していないスタアラGやSFC会員にさえ、劣位となってしまいます。この辺りがザワつく点と言えます。

絶対に空席待ちでプレミアムクラスを獲得するためには

プレミアムクラス

プレミアムクラスの座席数は1便当たり8席から28席であり、結構人気が高く空席待ちで席を獲得するのは1-2人ほどです。

新空席待ちサービスにおいて、絶対にプレミアムクラスを獲得する方法を考えてみました。

空席待ちの順位は以下のとおりです。

カテゴリー順

航空券の運賃種類

先着順

同じカテゴリーの人が複数いる場合は航空券の運賃種類に応じて呼び出し順を決めると言うことです。

該当便で空席待ち第1位でもダイヤモンド会員が参入した時点で1位は奪われてしまいます。しかし、そんなダイヤモンド会員でも後から、自分の持っている航空券よりも優先される航空券を持っていると1位を奪われてしまいます。

その運賃の優先度は開示されていませんが、ANA国内線利用運賃一覧表が指標となるでしょう。

運賃種別 積算率 主な運賃
運賃3 100%+400PP FLEX、ビジネスきっぷ
運賃4 100% 各種アイきっぷ
運賃5 75%+400PP VALUE1,3,株主優待割引
運賃6 75%+200PP VALUE TRANSIT系
運賃7 75% SUPER VALUE系
運賃8 50% SUPER VALUE SALEなど
運賃10 100% 国際国内区間J/C/D/Z/P/G/B/E/N/Y/B/M
運賃11 70% 国際国内区間U/H/Q
運賃12 50% 国際国内区間V/W/S
運賃13 30% 国際国内区間L/K

 運賃9はプレミアムクラスのため省略

 気になる点としては、国内線販売の運賃と国際航空券国内区間において、積算率ベースでの優先なのか、支払金額ベースでの優先なのかが気になります。

支払金額ベースとした場合でも路線によっては国内線販売運賃の方が安くなるケースも極わずかありますが、アップグレードをするような路線は限られるため、支払金額ベースとなるかもしれません。

そうすると、マイル修行に利用されることが多い国際航空券国内区間は劣位となり、ザワつく要因となり得るでしょう。

また、ダイヤモンド会員同士で同じ運賃(例えばEクラス)を保有していた場合は先着順となると思われ、早く空港に行った方が良いのは間違いありません。これはこれまでと変わりません。

ダイヤモンドの中でも15万PP獲得したとかANA100%でPP獲得したとか、ミリオンマイラーとか裏では序列が存在するかもしれませんが。

最後に

プレミアムクラス満席

 こんなご時世でもプレミアムクラスは満席であり、プレミアムクラスは大人気なのでしょう。

当日、空港での空席待ちは手動であった手続きを自動化する狙いが大きいようですが、呼び出し時間が20分になったことで、販売できる時間を延長できていることも考えられます。少しでも空席を新たな購入者で埋めると言う狙いもありそうであり、4月以降どう作用するのか注目です。

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