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ANAダイヤモンド修行の本当のところは

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ANAダイヤモンドとミリオンマイラー

あくまで個人的な感想ですが、ANAダイヤモンド修行を継続して、わかってきた内容をまとめてみました。

これまでのダイヤモンド達成パターン

ダイヤモンド

スタートは2008年1月

ANAでのマイル修行開始したのは2008年であります。それ以前はワンワールドで修行していたり、プライベートの関係でそれ自体をしていない時期がありましたが、2008年以降は本格的に(狂気的かもしれませんが)ANAダイヤモンド修行を開始し、継続しています。

初期は国内線攻略

開始当初は国内線が主体でした。普通席でキャッシュアウトを押さえて、プレミアムポイントを獲得していくパターンが多かったです。回数が多く、自宅から羽田までのアクセスがつらくなり、飽きてきます。

そうは言いつつも、現プレミアムクラスへのUGがお手頃で、それが楽しみでもありました。当時の狭い那覇空港のANAラウンジでオリオン生ビールをいただくのが定番でした。

OKA-SIN

シンガポール

既に過去の言葉となりつつありますが、沖縄=東京=シンガポール往復の略称であります。

現在では、沖縄からシンガポールに行くには直行便か台北、香港、バンコクで乗り換える方が時間的に優位はありますが、マイル修行は遠回りが鉄則であり、同ルートは絶好のルートでありました。

国内線の積算率に期待して、安い国際線区間でマイル修行を当初はしていました。結果的にシンガポールに行く回数が膨らんだほか、エコノミーでいい席と言うことで最前列席をひたすら求めていった時代であります。

当時のダイヤモンド会員ではそうした席が取りやすく、ラクラクでした。

クアラルンプール発券

クアラルンプール

ANAがクアラルンプール線を復活させたことはマイル修行において、改心・変と言うくらいの出来事と言えます。

JALへの対抗なのか、マレーシアの購買力対応なのか、破格の運賃でありつつも、マイルが積算する率は高く、海外発券のチケットが日本発券チケットよりも購入する比率が高くなった、転換点でもありました。

しかも、クアラルンプール線が増便され、1日2便体制となり、絶好のルートとなっています。

クアラルンプール発券エンハンスド

エンハンスドとは拡張と言う意味があり、パソコンのCPUの型番などでよく使われる言葉ですが、マイル修行でもエンハンスドはあてはまります。

クアラルンプールは普通に考えると東京または沖縄ですが、東京でのストップオーバーを織り込み、北米まで足を延ばすルートであります。

この運賃はクアラルンプールから東京までよりも距離が長く、マイルが獲得できるのはもちろんですが、それ以上にプレミアムポイントの獲得が多くなり、PP単価が良くなると言えます。

ここ数年はこのルートを活用して、少ない時間で一気にダイヤモンド資格たる10万PPまで到達できます。

アップグレードポイントが前年実績で付与されるのに加えて、マイルがダイヤモンド会員となると結構貯まるのでアップグレードに活用できます。

2019年は中・長距離国際線区間はすべてビジネスアップグレードで完結しました。

このように、初期は国内線でしたが、現在は国際線主体です。

これは、国内線のプレミアムクラスの運賃がどんどん値上げされてしまった点やプレミアムポイントの積算方法の変更などが要因であります。

今後、さらにルール変更があれば、行き先が変更するかもしれません。

次の修行ルートを早く見つけないと

マイル修行を10年以上重ねてきて、感じるのは心地よいルートも数年後には安泰ではなくなるということを感じます。運休になると言うことではなく、改悪(運賃単価が高騰)や気持ち的に飽きてしまうと言う点が大きいです。

その対策として、ANAの新規就航地発券や同社が力を入れているホノルル路線を含めたルートを考えています。

しかし、足元ではクアラルンプールは最強であります。いつか、終焉の日が来るだろうと意識しつつ、同路線を利用しつつ、次の路線へのシフトを模索中です。

ダイヤモンド修業の本当のところは

ANA

ダイヤモンド会員を続けて、期待していたことが実際はそうでもなかったことをまとめてみました。

インボラアップグレードは幻想

ダイヤモンド会員になり、それを毎年継続するとインボラ(インボランタリーアップグレード/航空会社の都合によるアップグレード)を最優先で受けられたりと思いますが、それは幻想といえます。

ANAのように定時運航率が高く、事前の座席指定などシートアサインをかなり綿密に管理している航空会社では、そもそもエコノミーやプレミアムエコノミーのオーバーブッキングを頻繁に発生させることは少ないと思います。

今後はAIなどを投入してさらに磨きをかけていくことも考えられ、インボラはほぼないに等しくなる可能性もあります。

ただし、飛行機は天候に左右されやすい交通機関であり、昨今の激烈な天候ではその限りではありませんが、特に台風では進路予測の精度が向上しており、事前にシャットダウンするケースが多いため、やはりインボラは少なくなる可能性が高いでしょう。

最近はインボラに期待するのが非効率と考えており、事前にアップグレードポイントかマイルで早期にアップグレードするようにしています。

ANAでは最上級会員、スタアラ・フライトではスタアラ・ゴールド会員

ANA便では、ファーストクラスチェックインカウンター利用、ファーストクラスラウンジを利用でき、エコノミー搭乗時でも最優先搭乗、機内での最優先挨拶など、最上級会員を実感できます。

しかし、海外でANA便が就航していない都市にスターアライアンス便で乗り継ぐと、とたんにスターアライアンス・ゴールドとなります。

一部では、ファーストクラスラウンジやスタアラ・ゴールド以上の待遇はありますが、基本的にはスタアラ・ゴールドです。

ANAしか乗りませんと言うANAの庭で飛ぶ人には最高でしょう。しかし、世界中、飛ぶ場合はANAだけで完結できず、他社便の利用もあります。

こうした場合には、スタアラ・ゴールド以上の待遇が受けられる、他社プログラムのステータスを獲得するか各空港のラウンジのサービスを把握して、プライオリティパスを発動させるなどの対応が必要かもしれません。 

ラウンジ混雑と理想形

ANA suite lounge

航空会社のラウンジは飛行機にたくさん搭乗した人のみに与えられる特権の象徴であり、ゲート前の待合ブースと違い、静かで、ゆったりとした時間が流れ、豪華な食事とドリンクを無制限にできることを期待してしまいます。

しかし、実際にはフライトが重なる時間帯やほかに時間をつぶすことがない深夜では、ラウンジは大混雑となります。スーパー銭湯の日曜日夕方のような状態であります。

人間の感情がもっとも単直的に発信されやすいSNSなどを見ていると、スイートラウンジに対する理想と現実のギャップを発信する人が多いようです。

過去に出来立てのころの空いていた時期との比較感から来ており、年々、世界人口は増え、飛行機を利用する人が増え、海外に行く人が増えていることを考えれば当たり前なのですが、上級会員と言う役を設定されると役者になってしまうのかもしれません。

ただ、現在の国際線ターミナル(ターミナル3)のみのスイートラウンジでは拡大するフライト数を捌けるか疑問があるところです。

一気にフライト数が拡大する2020年夏ダイヤからそれが大問題となることを予見してか、現在のターミナル2に国際線エリアを構築しています。

構築後のキャパがどれくらいなのか見極めないといけませんが、オリンピック後に需要が下がると経営的にはただの金食い虫になるため、悩ましいところなんでしょうね。 

ダイヤモンド修行がもたらしたこと

ダイヤモンド修行は現金でいうと年間100万円前後かかる会費のサービスと同等であります。100万円をかけて、週末の時間を拘束されて、その対価を整理してみました。

時間が有効となった

混雑する空港

ダイヤモンド会員の特典として、「スイートチェックイン」「Fast Track」「空席待ち優先取り扱い」などがあります。

こうした特典はラウンジ利用などと比較するとそれほど魅力がないように思いますが、LCCなどに搭乗するとその違いがよくわかります。

時間帯にもよりますが、手荷物検査では長蛇の列ができているときは辟易しますが、ダイヤモンド会員となってからは圧倒的にこの部分はなくなりました。

また、修行の副産物ですが、荷物を少なくすることにも拘ってきたことで、ホテルでの荷物のパッキングなどの時間も少ないほか、移動の際の負担も少なくなり、旅行を楽しむ時間や調べ物をする時間が増えたことが一番良いと言えます。

また、アイテムがどこに行ったか探すことやうっかりの忘れ物もほとんどなくなったのがメリットです。

ビジネスクラスに搭乗する機会が増えた

ビジネスクラス

ダイヤモンド修行をするとなると「プレミアムポイントを達成」ということが毎年の課題となります。

365日休暇と言うある意味贅沢な時間があるのであれば、一番安いエコノミークラスで、世界中を巡りながらゆっくりとフーテンライフでプレミアムポイントを貯められるでしょう。

しかし、週5~6日働きながらプレミアムポイントを積算するとなるとそのようなことは無理であり、限られた時間でフライトした距離よりも効率的にプレミアムポイントを積算することが重要となります。

「効率的=PP単価」が指標となります。

前段で説明しましたが、ANAマイレージクラブの度々の改変により、上級クラスほどプレミアムポイントやマイルが積算され、且つ、国内線での安い運賃のプレミアムポイント積算が難化している傾向もあり、国際線の上級クラスが魅力的になってきました。

しかし、ビジネスクラスを正面から購入すると非効率のため、海外発券やプレミアムエコノミー+アップグレードポイントを活用し、限られた時間を効率的に使うようになりました。

また、ビジネスクラスに搭乗するとエコノミーやプレミアムエコノミーよりもはるかに大きなスペースを利用でき、PC等で自分の時間に費やすことができます。

非日常の時間にワクワク

ダイヤモンド修行を1年の間に限られた時間で過ごすと、日常の決まった時間とマイル修行をしている時間のギャップがとても楽しくなります。

修行している間の時間は、決められた時間に搭乗し、乗り継ぎ時間も決まっており、計画的に稼働する必要があります。

これだけでは日常と変わりませんが、自身が責任を負って決めた時間で海外でも、オンスケジュールでの滞在時間をこなしていくのはなかなか楽しいものです。

ダイヤモンドよりミリオンマイラーか

ダイヤモンド会員はその達成のためにお金を1年内に相当払ってくれる会員、ミリオンマイラー会員はとにかくANAで飛んだ会員であり、薄利のエコノミーK,Lクラスで搭乗しても可能です。

もちろん、ダイヤモンド会員でもLクラスで腰痛が出てくらい年間飛べば可能であります。

ダイヤモンドやミリオンマイラー達成直後は祝儀期間があるのか、インボラされやすいですが、個人的には一時的なものに感じており、不確実なものよりは確実なものを求めることに変化しています。

ダイヤモンドとミリオンマイラーをダブルで冠しても結局、地道なマイル修行が多く感じます。

最後に

趣味

ダイヤモンド修行は空マイル修行の中でもっともコストがかかりますが、やればやったなりの経験もでき、損得勘定だけでは仕訳けられないものであります。

ただし、常にインボラアップグレードや静寂ラウンジを満喫、世界中どこでも最優遇と言うことはほぼありません。

結果的に自己満足の世界ではあり、楽しさを自分で見つけることが楽しいことかもしれません。

ダイヤモンド修行に限らず、何かに打ちこむことは良いことも悪いこともありますが、決して無駄ではない、意味ある体験をできるのは間違いないと思います。 

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